NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』
脚本の三谷幸喜さんがおっしゃってましたが
「源平合戦」なって序の口と言われてただけあって
後半に入ってからの
鎌倉幕府の権力をめぐる骨肉の争いが
目が離せず!毎週がクライマックス状態です。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
大河ドラマ検定2級保持者
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
物語の序盤から登場してきた
主要キャラが次々に
戦や暗殺や処刑などで退場していき
悲しい辛い回が続いていますが
今週の第27話は比較的“和み”のある
思わずニヤけるシーンが多かったと思います。
その中でも、
僕の中で注目だったのは
今大河ドラマの“ラスボス”的存在
後鳥羽上皇が披露していた「特技」でした!!
『鎌倉殿の13人』では
東では、鎌倉幕府内の
仁義なき権力闘争が展開されている中
西の京では
幕府の混乱に乗じ権力奪還を
虎視眈々とねらう朝廷側の動きも描かれています。
その中心人物が
尾上松也さん演じる後鳥羽上皇
歴史の教科書にも登場する人物で
『承久の乱』で鎌倉幕府に敗れて
島流しにされてしまう方ですが
現在のドラマの中では
なかなかの“ラスボス感”が漂う
ヒールな上皇様として登場しております。
そんな上皇様が、側近たちから
鎌倉方の動向を聴きながら
披露していたのが・・・・
『似絵(にせえ)』
似顔絵ですねw
ビックリ仰天!(笑)
それに続く
「そっくりでございます~!」
「お会いになられた事もないのに驚きです!」
「似せ絵は上皇様の得意中の得意!」
などとヨイショしまくる
側近たちの振る舞いにも
思わずニヤニヤしてしまう
面白い演出でした。
尾上松也さんの好演もあって
意地悪さダダ洩れなんだけど
“子どものように楽しそうに”
描いている後鳥羽上皇が
とても愛おしく観えてしまい。
思わず描かずにいられませんでしたw
敵も味方も、愛情を注ぐキャラ設定
主要キャラが続々と「退場」させながらも
今登場しているキャラクターが
出てくれば出てくるほど魅力的に映り
どんどん感情移入していく
こういう丁寧な人物描写が
さすが三谷さん!ですね~
ところで、史実として
後鳥羽上皇に「似絵」趣味があったかどうかは
わかりませんが、
「似絵」自体は
鎌倉時代から南北朝時代にかけて
流行した絵の描き方で、
特色としては、繊細な線で個性を表現し、
対象となる人物の特徴を捉えようとする技法と
いわれています。
似顔絵の原点ですね!
代表的なモノに後鳥羽上皇の肖像画
「国宝・後鳥羽天皇像」があります。
後鳥羽上皇が「似絵」を
描くのも、描かれるのも大好きだった
アーリーアダプターだった!
という設定っていうのも面白いですよね
昨日の『鎌倉殿』は、
18時台のBSで視聴し終えて、
地上波が放送されていた20時台は
実は
心似顔絵塾の体験会を開催してました!
朝廷の皆さんが上皇様の
似顔絵を囲んでイチャイチャしている
同じタイミングで
「似顔絵初めて描きます~!」
という方々に向けて
「令和の似絵」の
楽しみ方や描くポイントを
お伝えしていたので、
なんだかシンクロを
感じずにはいられませんwww
心似顔絵塾講座では
対象者の特徴を楽しく捉える事を大切にしながら
ご自身の「描き心地の良さ」を見つけていただくことで
人と向き合う考え方やモノの観方を育んでいます。
第7期が10月からスタートしますので
ご興味ある方は、
ぜひ、ご参加いただき
秋の夜長の有意義なひと時を
お過ごしいただけたら嬉しいです^^
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