イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

「歩く」棒人間イラスト10選。歩き方で感情・シチュエーションを描き分ける。

棒人間

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

 

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

 

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

 

「歩き方」にもこだわりを!

 

昨日のブログでは

 

人間の基本動作「歩く」について

自然な描き方をお伝えしました。

 

 

 

超簡単!!棒人間の歩き方!!歩き方で心も身体も変わります。

 

 

「歩く」イラスト程度で

何をそんなにこだわってるんだ?!

 

って突っ込まれそうな気もする

拘りが発揮してますがw

 

 

 

サクッと描く

棒人間イラストでも

 

意外と細かいところ意識して

描き分けると、

気持ちがイイものです。

 

 

 

この”細かさ”に、

気を配ることで

 

 

“かわいさ”や“面白さ”が増し

 

 

描くことがどんどん楽しくなって

 

見る人も楽しませ、惹きつける

イラストが描けるようになります。

 

 

 

それでは、この“細かさ”に

意識を向けていただきながら

 

 

「歩く」というお題だけで

描き分けた10個のイラスト

ご覧ください!!

 

 

 

 

 様々な「歩く」棒人間10選

 

①ノーマルに歩く

まずはこれですね。

手足が左右交互に動く

自然な歩き方を

 

ほぼ〇と直線で

最もシンプルに描くことが出来ます。

 

 

この動作の描き順はこちら

大公開しちゃってますので

 

描けたときの気持ちよさを

是非体感していただきたいですねわーい (嬉しい顔)

 

 

 

 

②張り切って歩く

身体を少し反り気味に

腕・脚を大きく振り上げるように描くと

 

張り切ってる、自信満々、

得意げ、上機嫌、

 

といったような

イメージに仕上がります。

 

ジブリの『となりのトトロ』の挿入歌が

聞こえてきそうなイメージです。

 

 

 

ちなみに

 

 

「引き脚」を蹴り上げるように描いたら

 

こんな感じの

「走る棒人間」に変化します!

 

 

 

③肩を落として歩く

以前ご紹介した「悩める棒人間」

「お疲れ棒人間」でも使われる

 

両手がダラリと下がるポーズと

①のノーマルウォーキングとの組み合わせで

 

哀愁ある歩き方になります。

 

 

 

④慎重に(恐る恐る)歩く

お腹を突きだしのけ反るような上半身で

進行方向に対して

頭がついて行ってない状態になり

 

前向きになれない、

気後れしている心理が描けます。

 

あと振り上げた脚は

つま先をピンと尖らせることで

慎重な足運びをイメージさせて

一歩先がどうなってるかわからない

緊張感も伝わります。

 

 

「薄氷を踏む」「綱渡り」
「地雷を踏みかねない」

 

といった危険と隣り合わせな
シチュエーションを

ユニークに表現できますね^^

 

 

 

⑤可愛く(軽やかに)歩く

胸を張って

引き脚を少し蹴り上げるように

描くことで

 

元気で、軽やかな

イメージになります。

 

両腕を軽く下に広げるように

直線を引き、手は反り返るように配置すると

女の子が愛らしくステップを踏んでるような

ウキウキするイラストになります黒ハート

 

 

 

⑥重荷を背負って歩く

 

 

 

徳川家康の遺訓
「 
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。」

 

そのままですw

 

振り出し脚も引き脚も膝は90度に曲げ、

両足が完全に着地していることで

 

重荷の重力を表現しています。

 

 

さらに、

 

脚の周りにちょろっと線を加えたり

後方に点線の足跡を残すことで

さらに重さも伝わりますし

棒人間の過去の動きもイメージできます。

「重圧」「責任」「しがらみ」「ストレス」

「タスク」「ハラスメント」など

 

人の動きが鈍化する環境や状況などに

活用できるイラストですので

 

デリケートな空気感の時には

すこしユーモアを交えて

伝えてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

⑦よろけながら歩く

 

身体の軸が完全に傾いているので

自立が難しい状態です。

 

手先・足先がどれも違う方向を向いているため

行き先が定まっていないことが伝わります。

 

 

今回はよくある「酔っ払い」「酩酊状態」を

イラストにしてみましたが

 

 

顔の表情を変えれば

「貧血や疲労で倒れそうになってる人」など

 

日常でおこる様々な

“よろける”シーンに

応用できるポーズです。

 

 

 

 

 

⑧疲労困憊・満身創痍で歩く

棒人間にさらに棒を加えました(笑)

もう自力では立ってられない状態

 

ココでも両ひざを曲げの両足着地で

支えきれない自重の重みを表現しています。

 

 

身体を曲げながらも

頭を前にもたげていることで

 

まだ“意識は前に向いている”

健気な様子をうかがわせました。

 

 

負け戦で無念の帰還をする兵士を

イメージしながら描きましたが

 

体力ない人が登山に挑戦した

姿でもイイですし

 

 

「頑張り過ぎ」「過労働」などの

比喩表現にも活用できます。

 

 

 

 

⑨抜き足、差し足、忍び足で歩く

 

人に気づかれないように

音を立てずに歩く様子。

 

 

太ももを体に引き寄せように

確実に持ち上げ、障害物を回避し

 

さらに、踏み出す先に異物などがないか
まるで探知器のように、

つま先をピンと張り巡らしています。

 

足を振り上げても

重心はは後ろ足に残したままで

下ろす足が接地しきったあとに

徐々に前に移動させるという

 

超慎重で、超高度な体術が求められる

歩き方だということが

描いてみてわかりましたwww

 

 

 

両手を前でそろえて

「恨めしや~」的な感じで描きましたが

線が課さらないように見せるのが

ポイントです。

 

 

 

 

⑩競歩的に歩く

競歩選手の歩き方は

合理的な美しさが魅力です。

 

美し過ぎると実は

描きづらいところがあるので

実際の写真からは少し

デフォルメをしていますが

 

できるだけ

直線的な姿勢を運動感を

出せるようにしてみました。

 

 

賛否両論のTOKYO2020が

いよいよ来週に迫ってきていますが

 

レース会場が札幌となった

「競歩」は8月6日(金)開催です。

 

 

 

 

 

 

という事で

 

今回も棒人間で10連発シリーズ

いかがだったでしょうか?

 

 

歩く一つとっても

いろんな見え方があって

面白いですね。

 

 

「歩く」イメージは

行為の直接表現じゃなくても

 

ビジネスやライフワークの

進捗や過程の比喩表現としても

活用できるイラストです。

 

 

ご自身のお仕事や人生を

どんな風に歩まれているか、

どんな風に歩んでいきたいか

 

描いてみるのも面白いですよ^^

 

 

 

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アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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