イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

絵が下手な人を「画伯」と呼ぶ?なぜそう呼ばれることになったのか

 

 

みなさんは「画伯」というと

どんな人をイメージしますか?

 

 

 

 

 

「画伯」という言葉は、

本来、絵画の技術が高く、

 

芸術やアートの分野で

高い評価を受けている人、

 

特に画家に対して

敬意を表して使われる敬称です。

 

 

ところが昨今は

技術的に未熟なり絵が下手な人を

「画伯」と呼ぶことが

一般的に広がっていますよね・・・冷や汗 (顔)

 

 

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

 

 

絵が下手な人に対して

「画伯」という言葉を使うことは

 

その人の画力と

「画伯」という言葉が持つ

本来の意味とのギャップを

楽しむものであり

 

 

「絵が下手」というネガティブなイメージを

“面白さ”に転換するために使われています。

 

 

 

 

 

 

 

いつから絵が下手な人を「画伯」と呼ぶようになった?

 

 

 

絵が下手な人に対しても

 

「画伯」

 

という呼び方って、いつ頃から

使われるようになったんでしょう?

 

 

それは『おかあさんといっしょ』からはじまった?!

 

定かな情報はありませんが

 

 

 

おそらく

 

 

NHK『おかあさんといっしょ』の

19代目の歌のおねえさん

はいだしょうこさん

 

からではないかと考えられています。

 

 

 

今から18年前、2006年に放送された
「スプーの絵描き歌」

 

 

 

ネットでは“放送事故”と騒がれた伝説の絵描き歌です
(知らない方はぜひ観てくださいw)

 

 

 

 

この頃の『おかさんといっしょ』は、

ちょうど僕も子育て現役世代でしたから

ずいぶんお世話になっていましたし、

 

はいださんのこの画力には

リアルタイムで衝撃を受けてましたよ~www

 

 

 

 

動画を最後まで観ていただくと

わかるんですが

 

歌のおにいさんの今井ゆうぞうさんが

はっきりと「画伯!」と声を上げています。

 

 

この“事件”を切っ掛けに(笑)

はいださんは歌だけでなく、この独特な画風も

人気を後押ししていく事になっていきます。

 

 

エンタメ界に続々「画伯」登場

 

 

で、その後メディアには

 

“絵が下手”なことをウリにした

いろんなタレントさんが登場してきます。

 

 

 

人気番組『アメトーーク!』で

“絵心ない芸人”が取り上げられるようになったのが2009年

 

「絵心」で仕事や日常生活パフォーマンスも上がる?

お笑い芸人の陣内智則さん、中川家礼二さん
かまいたち山内さん、霜降り明星せいやさん

メジャーリーガーの前田健太さんなど

 

沢山の「画伯」が輩出され
それぞれの独特な画風が笑いを誘い
現在も続く人気テーマになってます。

 

 

 

 

また、

 

俳優の田辺誠一さんの画力が注目されたのは
2011年のツイッター投稿からで

 

その独特のキャラクター造形によって
「田辺画伯」というポジションを確立されました!

 

 

ただ、田辺さんの場合、

ご本人が後々にお話されてますが

 

中学時代から絵の才能を認められていたようで、
美術の先生から「この子は美大に行かせなさい」と
言われていたそうです。

 

もともと描ける人なんですね!

 

 

 

それから、

元PMAPの草なぎ剛さんも

「画伯」としてその画力は時々注目されてます!

 

 

 

 

こうした人たちは

もう、下手を通り越して

 

常人には理解できないレベルの珍妙な絵や、

作風が独特な絵を描く人に対して、

 

ある意味での賞賛を込めて

「画伯」と称されるようになってきました。

 

 

 

 

そんなエンタメ界の流れもうけて

僕たちの日常にも

 

絵の下手な人に対して

 

「画伯」

 

という表現が定着してきたんだと思います。

 

 

つまり、

 

「絵の下手さ」「絵の拙さ」に対して

個性を認めたり、親しみをこめた

ジョークとして使われるようになったわけですね。

 

 

 

ただ、こうした「画伯」という称号を

肯定的に捉える方もいれば、

 

そうでない方も

実際はいるのではないでしょうか?

 

 

 

 

絵が下手で「画伯」と呼ばれることに心を痛めている方へ

 

 

「画伯」という言葉が

 

絵を楽しむきっかけを

創ることもありますが

 

時には、

 

他人から皮肉の嘲笑の意味が込められていて、

本人は実は心を痛めていたり、

 

 

ご本人が自嘲や自虐で自称している場合もあります。

 

 

 

僕はそういう場面に出逢うと

 

 

まわり受けする「画伯」という

言葉を隠れ蓑にして

 

 

“ホントはもっと上手に描けるようになりたい”

といった想いを閉ざしてしまっている

 

変化や上達することをあきらめている方も

多いんじゃないかと感じています。

 

 

 

人に「画伯」言われたり、

自分で「画伯」と称して

 

ご自身の中にある“描く力”を

軽んじたままにしておかず、

一歩踏み出してもらいたいです。

 

 

 

 

僕は「棒人間の描き方」を通じて、

 

誰もが描く力があり、

 

絵やイラストを使って

表現が発信する才能があることを

お伝えしています。

 

棒人間は、

感覚やセンスを磨くのではく

線と形の組み合わせを

知るところからのはじめていきます。

 

 

走る棒人間の簡単な書き方

 

 

シンプルでありながら、

無限の表現力を秘めています。

 

描き方を知り覚えるだけで

思いのままに感情やアイデアを形にする、

楽しさや面白さ

 

そして“伝わる手応え”を

棒人間は教えてくれるはずです^^

 

絵が下手だと感じているあなたも、

棒人間から始めてみてはいかがでしょうか。

小さな一歩が、自嘲することなく

大きな自信へとつながり、

 

そして、時間と共に

自分だけの画風やスタイルが生まれます。

「画伯」という言葉で誤魔化すことなく
描くことの楽しさや満足感を

深く実感できるようになるはずです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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