昨日は、うつ病再発防止支援センター「Views」さんで、
毎月恒例の棒人間ワークショップを開催してきました。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
10月ってことで、今回のホワイトボードは、
ハロウィン仕様です!!

魔女の帽子をかぶった棒人間、
カボチャやオバケなど、
ちょっとした季節感を取り入れた
イラストを遠慮せずに描いてみました!
直感や自由な発想を
開放していくことがとても大切な
このワークショップで
僕がもっとも意図していることは、
制限や評価判断を手放して
「なんでもあり!」
の空気をつくること。

安心して、好きに描いて、
素直に出せる雰囲気があってこそ、
心はふわっと動き始めるんですよね。
だから僕自身も、
まずは僕が楽しくなるように
全力でホワイトボードを
全力で仕込んで臨みます(笑)

棒人間が仮装したり、
踊ってたり、ツッコミ入れてたり…
気がつけばボードが
“えらいこと”になってることもありますが、
それでOK。
むしろ
「こんなに自由でいいんだ!」
っていう空気を、
最初に視覚から伝えたいんです。
実際に、
メンバーさんのリアクションも
「イラストがハロウィン仕様だぁ〜♪」
って気分を上げてくれてるみたいで、
「わーい!ちゃんと拾ってくれたぁ!!」
ってうれしくなります。
ファシリテーターは、場と空気のデザイナー
この棒人間ワークは、
一種の内部対話を促していくものですが
重く、硬くならないよう
「描く」アクティビティでワイワイと
自然に言葉が出てきたりするのが理想です。
ホワイトボードの仕込みは、
単なる飾りではなくて、
「今日はちょっと特別な時間なんだよ」
と空間に語らせる演出なんです。
描いているうちに、
自分の中でも「今回はどんな時間にしたいか」が
自然と見えてきますし、
「今日も安心して
自分らしくいられる時間をつくろう」
そう思いながら、
ひとつひとつ描いています。
そんな空気が生れてくれば、
不思議と“場そのもの”が動き出します。
最初はちょっと緊張していた参加者さんも、
だんだん手が動き始めて、
気づけば笑ったり、誰かに共感したり、
「それ好き!」と反応し合ったり。
誰かの描いた棒人間が、
意外にもその人の大切な思いだったりして、
そこから深い対話が生まれることもあります。
僕はその流れをそっと見守りながら、
必要なときにだけ、少しだけ手を添える。
教えるんじゃなくて、
「安心していられる空間」を整えること。
それが僕の役割だと、あらためて感じながら
皆さんと共にする時間を楽しんでいます。
これからも、
棒人間をきっかけに
「描くことが自分を知る入り口」
になるような時間を、
丁寧に、楽しみながら続けていきたいと思います。
毎回が一期一会。
だけど、その場で描かれた線とともに、
誰かの大事な気持ちがそっと残っていく。
そんな場づくりができることに、感謝です。

<開催日程>
2025年10月26日(日)13:30~16:00
2025年11月 3日(月)19:30~22:00
2025年11月 5日(火)19:30~22:00
※講座の内容は全て同じになります。
| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
|
| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |