価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
昨夜、地上波で放送された
映画『鬼滅の刃・無限列車編』
不覚にも
魘夢の血鬼術にかかっていたようで
炭治郎たちと共に
途中で寝オチしたようです・・・
内容について感想など
ほとんど語れませんので
また改めて視聴しようと思います。
でも、
鬼滅の棒人間は描きますよー!w
昨日の竈門炭治郎の描き方では
やっぱり羽織の描き方が
難しいという感想もいただきましたので
今日は上半身裸のキャラクターにします。
ただ、他に難関が・・・w
それでは行ってみましょう!
今日は炭治郎の仲間、伊之助です。
常に上半身裸なので
服を描く手間が省けるのですが
常に猪の頭を被ってるという
動物的な風貌を
どう描くかがカギですね!
①顔は動物でも棒人間でスタート
好戦的な性格の伊之助を
描くには
ポーズが重要
になります。
ここを棒人間で
ポーズ全体の基礎を作ります。
前屈みに両足を広げて
ガッツポーズしているようですが
二刀流の刀を
頭の上で振りあげた
構えを想定して描いています。
※この棒人間は「基礎」になりますので
できれば鉛筆を使っていただき
あとで不要な線が消せるよう
下書きとして描いてください!
②顔のパーツを配置
今回はいつもと違って眉と口は省き
イノシシの目と鼻の位置を決めます。
両目はいつもより
間が離れている様に描き
鼻は思い切って
○中の下半分ぐらいを使って
△をはいちするイメージです。
これだけだと、
ポーズと顔のギャップがおもしろい
ちょっと間抜けな感じの棒人間になりましたw
③イノシシの輪郭を描く
顔として描いた○を
時計としてみていただき
10時と2時の位置に
耳となる△の突起を描き
その間を
上部の円弧にそって繋げます。
下の縁弧に対しては
”毛並み”を描いて行くのですが
フサフサ感は無視して
基本は細かい直線を繋ぎながら
ギザギザと描いていきます。
ちょっとライオンみたいですが
気にせず押し切りってください。
※最初に描いた○は後程消すため
色を薄く表現しました。
④瞳を描く
目の位置を決めた
「点」の周りをさらに○で囲むと
間抜けな感じが加速しますw
しかしながら、これでいいんです。
ちょっとマニアックなポイントですが
「点」が丸の中心来ないように
描くことで視点が定まらない感じを
敢えて表現しています。
『無限列車』編でも
視線が読まれて何度も
催眠にかかってしまう炭治郎に対して
伊之助は視線が分からないから
催眠にかからず仲間を
救うシーンがありましたね。
(ここはうる覚えで観てましたw)
⑤まぶたを描く
葉っぱを描くようなイメージで
両目の上まぶた・下まぶたを描きます
目尻が釣り上がるよう傾けて描き
目頭・目じりは尖ったように描き込むと
鋭い動物的な雰囲気が出てきます。
⑥まぶたを描く
鼻の孔、牙、耳の耳介を描き加えると
イノシシらしさで出てきますw
イノシシなのか?
伊之助なのか?
ココの分かれ目が
ポーズという事になります!
⑦刀を描く
トレードマークともいえる
ノコギリのような刀は
ギザギザより、四角い凸凹で
描いていくと雰囲気が近いです。
二本の刀はクロスしてた方が
カッコイイですが
重ならなくてもイメージは伝わります。
⑧下半身の衣装を描く
毛皮のような腰巻は
ギザギザに
ボンタンのようなズボン(袴?)は
輪郭を直線的に
重ねて描きます。
⑨衣装を塗りつぶし部分を描く
腰巻の部分は、
①で描いた棒人間の
カブってくる部分を消すことで。
より分かりやすくなるので、
①は鉛筆書きをお勧めします。
太腿の部分は、
前回の炭治郎と同じように
線を重ねながら、
塗り残しを出して表現します。
※①で描いた棒人間の
顔の輪郭も消してスッキリさせました。
⑩細部を描き込んで、完成!
瞳にもう一つ〇を加えたり、
眉間や口元の毛並みや
まぶたの皺など
線を加えて細かいところを仕上げて
完成です!
お好みで腹筋も描くと
マンガやアニメのイメージに
より近づきます。
描き込み過ぎると
分かりやすさを損ないますので
お好みで調整してくださいね^^
あー、このままいくと
他のキャラクターも
本気で描きたくなりますね。
棒人間から、いろんなキャラクターを
描き分けていくテクニックは
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お伝えしますので、気になる方は是非!!
かなりマニアックな話をしますがw
棒人間かじった方で”我こそは!”という方の
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