


最近、あらためて
実感していることがあるんです。
それは、
感情を伴った体験は、
記憶に深く刻まれる
ということ。
僕はかつて、プレゼンやセミナーで
「話がうまいですね」と言われることが多かった。
でも、なぜか手応えがないというか、
相手に「響いた」とか「届いた」という
感触が薄かったんです・・・・。
「話上手いけど、早口ですね」ってのも
よく割れて自己嫌悪に陥って
人前で話したくなかった時期もありましたね・・・💦
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
流ちょうに話しても伝わらない・・・
話し方やプレゼンのテクニックを
知ってるだけでは使えない・・・
そんな時期が長くつついてきたんですが、、、
どうしても自分の伝え方を
豊かなものにしたくて
いろんな伝え方のスキルだけじゃなく
心理学や人間哲学的な学び積み上げてきたけど
「感情を乗せて伝える」ってことが、
なかなかできなかったんですよね。
でも最近、
少しずつ“伝わってる感覚”がつかめてきました。
というのも、
話すときに「何が起きたか」じゃなくて、
「そのとき自分がどう感じていたか」を
味わいながら話すようになったんです。
すると、フィードバックが変わってきた。
「楽しさが伝わってきました」
「気持ちが伝わって、印象に残りました」
そんな言葉をもらうたびに、
やっぱり“感情”って伝えるうえでの
カギなんだなって実感してます。
思考と感情が一緒になったときに
人の記憶に深く刻まれる。
これは、脳の働きでも裏付けられていて。
強い感情が動くと、脳の「偏桃体」が反応して、
それが記憶を司る「海馬」に強く働きかけるそうです。
だからこそ、感情が関わった話ほど、
記憶に残りやすい。
逆に、淡々とした話は
右から左へ抜けて行ったり
即、忘れられさられがち。
だから
“感情が伴っているかどうか”は
人と人とのかかわり方に
とても大切な問いかけとなっている
と感じています。
そして今、
「感情リテラシー」っていう
言葉が注目されています。
自分の感情を認識して、言語化したり、
人に伝えたりする力。
これが弱まっていることで、
社会の中でもコミュニケーションの摩擦や、
心のトラブルが増えてきているといわれてます。
僕自身、感情を表に出すのが
どこか恥ずかしいことだと感じていた
時期もありました。
でも、それを手放して、
自分の感情を素直に感じて
表現できるようになったとき、
伝え方がガラッと変わって
来たように感じます。
それはまさに現在進行形です。
そして今、
あらためて「描くこと」の
可能性をあわせて強く感じています。
感情って、言葉にしづらいこともある。
でも、ちょっとした表情やポーズ、
線の勢いなんかで「あ、これ自分だ」って
共感できることってありますよね。
僕の描く棒人間も、
そんなふうに“感情を可視化する存在”になれたらと思っています。
「描くこと」は、単なる表現じゃなくて
自分の内側と向き合う手段でもあり、
相手と心を通わせるコミュニケーションにもなります。
描くことで感情に気づき、
それを表に出すきっかけになる。
それってつまり、
自分の気持ちを大切にすることにも
つながっているんじゃないかなと思います。
これからも僕は、「描く×感情」のチカラを通して、
人の心にそっと触れられるような表現をしていきたい。
描くことが、誰かの気持ちを軽くしたり、
自分自身の感情に優しく寄り添えるような、
そんなツールになっていったらいいなって思っています。
そしてそれは、ただの技術じゃなくて——
心と心をつなぐ、
小さな奇跡のようなものかもしれません。
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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住所 | 愛知県名古屋市 |
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