「楽しかったです!」
イラスト講座の受講生さんの感想で
圧倒的に多い感想です。
この“楽しい”という感情ほど
学びの効果を
高めるものはありません。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
楽しい環境で学ぶと
なぜ学びの効果が高まるのか?
その効果を生み出す
脳の仕組みを棒人間で
描いてみました。
セミナーや講座においては
ただ、単純に情報知識を伝えても
文字や言葉で
真面目に、一生懸命伝えても
受けとる側に
前向きな姿勢がなければ
学びの成果が生まれません。
講師の言葉は
受講者さんの身体を
スル~~~っとすり抜けて
大切な情報やメッセージは
頭や心にの残ることがない・・・
なんてことも往々にしてあります。
そうならないために
学びの場づくりでは
受講者さんが
「楽しい」「面白い」という
仕掛けや工夫を施すことが
とても重要になります。
楽しい体験が伴うと
受講者さんの集中力も持続しますし、
楽しい体験とともにインプットした情報は
記憶に留まりやすくなります。
オンラインのイラスト講座では
「描けないから描けた!」
のその先にある
「描く」力がつくと
楽しく教える、
楽しく学ぶ力も
一緒に高められるという事を
お伝えしています。
では楽しいとなぜ
学びの効果を高められるのかについて
棒人間君だちに登場してもらいましょう!
「絵を描いていると
脳が活性化される」
ということはよく言われます。
イラスト講座の受講者さんも
この体感をされる方がほとんどです。
様々な脳の働きを
フル稼働させながら描くことで
楽しく教えられて
楽しく学べる状態を作ることができます。
さらに
情報知識を思考の領域だけでなく
脳の中の本能的な部分にも
実は刺激を与えていたりするんです!!
人間の“古い脳”とも言われている部分には
「偏桃体」と「海馬」という器官があります。
“楽しさ”話をしようとしてるのに
急に真面目な脳科学の話になってますがwww
詳しい話は専門サイトや専門書を
見ていただきたいのですが
僕のブログでは
ちょっと棒人間つかって
この「海馬」と「偏桃体」の
関係性を説明したいと思います。
「偏桃体くん」は、
暑い・寒い・痛いとか言った感覚や
喜怒哀楽の感情をつかさどる役割をもっていて
そのお隣で
「海馬くん」は偏桃体くんからの情報を
受けて、脳内に記憶させていく役割を担います。
つまり、記憶係の海馬くんは、
偏桃体くんの感情反応をみながら
「これは記憶しておくべき情報か否か」を
判断していいるともいえます。
例えば
ある「情報」が偏桃体くんに
強烈な恐怖や悲しみを与えたとすると
海馬くんは当然「重要な情報」だと
判断し記憶します。
スマホで非常事態警報のアラームが
鳴るときって、
ビクッ!ってしながら
「3.11」など大きな災害の記憶がよみがえり
自然と何らかの回避意識が働きますよね。
人の防衛本能ってやつも
過去の経験からの記憶によるものです。
過去の経験で
恐怖以外にも、悲しみや悔しさといった
強烈な負の体験によって
「忘れられない過去の記憶」に
なっていることも
いくつもあると思います。
逆に
とても楽しかったり、嬉しかったりした
出来事や情報も人の記憶に鮮明に残るのは
メチャメチャ喜んでいる
偏桃体くんの様子を見て
海馬くんがしっかり記憶処理してくれるからです。
人間は、強烈に感情が動いたときに
脳への働きは活発になり
学習効果もメチャメチャ高まる
と言われています。
もし学習効果を上げる環境にするのであれば、
楽しい体験と共に学ぶか?それとも
強烈なネガティブな体験と共に学ぶか(笑)?
のどちらかを選ぶとイイですね。
ほとんどの方が
「楽しさ」一択だと思いますがwww
最悪なのが
なんの感情も動かない時
偏桃体くんが反応しなければ
どんなにイイ情報も
海馬くんは“取るに足らない情報”として
ゴミ箱に捨ててしまっているかもしれません。
感情が動かない・・・
心が動かない・・・
興味ないことは
どんなに頑張って勉強しても覚えられない・・・・
何ていうのはこういう現象ですよね。
人間は本能には、
逆らえませんね!
だからね、
何かを伝えたい!教えたい!のに
興味持ってもらえない、
ちゃんと聞いてもらえない、
という状況に陥ったときは
受け手の「やる気」や「人間性」などを
理由にして切り捨てるのではなく
いかにヒト本能にはたらきかけるか?
ことが重要になるわけです。
言い換えると
いかに感情を動かすか?
ワクワクさせるか!
ということですよね。
人の本能に働きかけるために
「音楽」や「映像」や「香り」を使った
アプローチもありますが、
「描く」という行為は
手軽に取り入れやすく
「楽しい」という感情を
自然と引き出すことができます。
イラスト講座では
僕は皆さんにひたすら
描いて!描いて!の
イラストワークばかり取り入れて
脳に刺激を与えています。
描きながら考えてると
アタマがスッキリするとか
整理されていくのは
そうした脳の作用が働いてるから
感情にはたらきかけるといって
ドラマチックで感動的な話や
お笑い芸人のような話術は
特に必要ありません。
「描くスキル」は誰にでもできる
心を動かす仕掛けになります。
学びの中に「描く」を取り入れるだけで
教える人も、学ぶ人も
脳内の「偏桃体くん」と「海馬くん」が
活発に働き
学習効果の高い
楽しい場づくりができるはずです。
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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住所 | 愛知県名古屋市 |
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定休日 | 土・日・祝日 |
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