イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

和田誠の仕事の全貌に迫る回顧展

ブログ

 

 

イラストレーター、

グラフィックデザイナーをはじめ

映画監督、作詞・作曲家

文筆、絵本作家

 

様々な分野で活躍され

 

昭和から平成における

日本のエンタメや広告

カルチャーをけん引してこられた

 

 

 

和田誠さん

写真:文春オンライン ©和田誠事務所

 

 

 

 

2019年10月7日に肺炎で亡くなられて

もうすぐ4年になります。

 

 

そんなタイミングの現在、

 

愛知県刈谷市にある

刈谷市美術館にて

 

和田さんのお仕事の全貌に

触れることができる

『和田誠展』が始まりました。

 

 

 

11月まで期間はありましたが

いてもたってもいられずw

 

 

外出予定を絡めて

刈谷にすっ飛んでいってきました!

 

 

 

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

 

 

「和田誠展」は

2021年10月に東京オペラシティアートギャラリーにて開催され

 

以降は

 

熊本市現代美術館(2022年4月~6月)
新潟県立万代島美術館(2022年7月~8月)
北九州市立美術館(2022年11月~12月)
岡山県立美術館(2023年3月~5月)
美術館「えき」KYOTO(2023年5月~6月)

 

と全国を回ってきて

このたび愛知県刈谷市での開催となりました。

 

 

 

 

 

 

 筆跡から感じる和田さん息づかい

 

 

和田誠さんといえば

日本で「イラストレーター」という職業を

確立された第一人者といわれ

 

 

その代表的な

お仕事はなんといっても

 

 

似顔絵です!

山藤章二さんと並び

僕ら似顔絵師にとっては、

もう神様的な遠い遠い存在w

 

 

 

展示会場も一歩踏み込んだら

個性あふれる似顔たちが出迎えてくれ

一気に和田ワールドです。

 

 

 

和田さんの似顔絵については

 

奥様の平野レミさんと結婚する際、

 

レミさんのお親父さん(フランス文学者の平野 威馬雄氏)に
挨拶と結婚の申し入れにいったとき

 

 

「君はイラストレーターだそうだけど、

イラストレーションたあ一体何だい?」

 

とお親父さんに問われ

 

色紙にお親父さん・お親母さんの

似顔絵をその場で描いて認めてもらえた!

 

 

という素敵なエピソードがあるそうです。

 

 

 

大胆でシンプル、そして

見る人の心を温める似顔絵

 

少ない要素で人物の特徴を掴む職人技に

ため息が出ます。

 

 

 

 

 

脚本家の三谷幸喜さんとの関係も面白くて

 

じつはちょうど一年間に

このブログでも和田誠さんの事に触れてるので

良かったらこちらの記事も読んでみてください^^

 

 

 

 

『鎌倉殿の13人』三谷幸喜さんが似絵を使った背景

 

 

 

 

もちろん似顔絵以外の

展示も盛りだくさん!

 

和田誠というアーティストが

いったいどんな存在であったか。

 

どんな作品を創り、

日本の文化とどのように関わっていたかを

分かりやすく圧倒的な

ボリュームで紹介しています。

 

 

 

 

 

 

なんと会場は写真撮影OK!

という太っ腹企画展で

 

 

もうお分かりでしょうが、

バシャバシャ取りまくりですw

 

 

 

圧巻は長い壁いっぱいにずらりと並べられた「週刊文春」の表紙。

1977年から42年間にわたり担当されてきたんだって!

 

 

 

その他にも、手がけた書籍は2000冊以上といわれる本の装丁や

LPのジャケットデザイン、絵本や児童書のいラスト

映画・劇場・音楽のポスターなど

 

和田誠自身を知らなくても、誰もが
一度は目にしたことがある時代を思い出す

イラストやデザインもあちこちに!

 

予備知識のなくても

沢山の作品を存分に楽しむことができそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、

 

「これは本当に来て良かった!」と

鳥肌立たせながら感激したのが、

 

幼少期のや学生時代の落書きや創作物

お仕事で描かれた

原画や直筆のメモ書きなどの現物展示!!!

 

 

 

 

 

 

その筆跡から

各時代の和田さんの息づかいが

伝わってくるようで胸がいっぱいになりながら

 

 

和田さんの83年の生涯を

一緒にたどらせていただきました。

 

 

 

最後の作品の柱の前に立ったときには

目頭が熱くなりました。

 

 

 

 

それほど広い会場ではないのですが、

とにかく展示点数のボリュームが凄くて

見応え満載です!

ちょこっと覗くような気持ちで立ち寄ると

たぶん後悔します。

僕は約2時間の滞在でしたが、
正直、制作動画など貴重な映像資料など

見尽くせていないのでたらーっ (汗)

ガッツリ楽しみたい方は3時間は必要かな~w

 

 

これから観に行かれる方は

ご参考までに^^

 

 

それから、前期・後期で

一部展示入れ替えがあるようですので
再訪検討中ですw

 

 

 

 

 

 

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アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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