イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

二人組で説明する棒人間の描き方

棒人間

 

 

棒人間は2人組の

関係性やシチュエーションを

分かりやすく

視覚で表現することができます。

 

 

でも

 

細かいところを

描くのがむずかしい・・・

 

 

と悩まれる方も多いです。

 

 

ではその「細かいところ」

というのは一体なんなのか?

 

 

それをどう解決して描くか?

そのあたりを追究してみましょう!

 

 

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

コレができたら

「図解っぽい!」表現ができる

 

棒人間の2人組の描き方

 

お届けします^^

 

 

 

 

 

 

 ブログで棒人間を描こう!!

 

そもそも今日のネタは

コチラのブログから拾いました↓

 

ブログから売上を上げたいのなら書き方よりも重要な事がある

 

先週『BBA』サミットでは

いろいろと“大変お世話になった”

ブログの師匠@板坂裕治郎の

6月20日付けのブログです。

 

 

なんと棒人間図解に

挑戦してくださってるので

ぜひご覧ください!!^^

 

 

でそのブログの中で

 

 

 

サミットでシリシリの
棒人間を見たから

わしも書いてみたけど
彼のように上手くはかけんな~~

 

 

とのコメントうれしい顔

 

 

サミットの発表を見て

「描いてみよう」って

思ってもらえただけでも

メチャメチャ光栄ですね!

 

 

なんですが、

 

ご本人は

実際に見よう見まねで

描いてみたものの

 

なんか上手く描けない感じ・・・あせあせ (飛び散る汗)

 

 

とのこと

 

 

 

まぁ、あの裕治郎さんの事なので

もしかしたら

“狙ってやってる”かもしれませんし、

 

“上手過ぎたら面白くない”

というのも世の中には実際あったりします。

 

 

 

無粋かな~

と想いながらも

 

 

 

Facebookの方で描き方について

コメントさせてもらったところ

 

 

細かいところが書けん

というお返事

 

 

 

 

コレね、

イラスト講座の受講者さんからも

良く返ってくるフレーズ!

 

 

 

ちょっと深掘りして捉えると

 

 

棒人間で描きたい内容が

ある程度出てきているんだけど

 

どこからどこまでを

絵やイラストにしていのか?

分からない・・・

 

 

 

 

というお悩みな事が多いですね。

 

 

 

 

しかしながら

 

「細かいところ」というのは

一体何なのか?

 

コレは非常に漠然とした

言葉ですが

 

 

決して髪の毛や服装といった

絵のディテールを

指している事ではないと

 

 

僕は捉えています。

 

 

 

では

 

裕治郎さんは、棒人間を使って

何をどの様に表現したかったのか

 

 

 

ブログの本文から

紐解いてみます。

 

 

 

 

裕治郎さんの描かれた

棒人間のイラストの次に

描かれていた本文の内容は

 

 

以下のとおり

 

 

左にいるのが
売り手であるわしら

 

右の胸に手を当てているのが
いわゆる未来のお客様ね

 

この関係上で
どうやって伝えるかというと

 

言葉!

 

みんなも接客する上で
身振り手振りを加えて
色々と説明するでしょ

 

でもこれは

目の前にお客様がいて
はじめて出来る事

・・・(以下続く

 

こうやって、

表現したい事が言語化されてると

 

その人は何が描きたいのかが、
ちゃんと見えてくるので
ありがたいですね~ハートたち (複数ハート)

 

 

 

裕治郎さんが

おそらく描きたかったのは

つまり二人組の関係性ですね。

 

更にいうと

「売り手」と「お客様(見込み客)」

というシチュエーションもあり

 

 

二人の間で

プレゼンや営業トークなど

説明が行われている構図

が求められていきます。

 

 

 

 

 

ちなみに二人組の

いろんな関係を棒人間で表現したのは

 

 

コチラの記事にあるので

参考にしてください。

 

たのしい棒人間図解!「相関関係」の描き方

 

 

 

話を戻します。

 

 

では、

 

 

「売り手」と「お客様」という関係で

「説明している」二人組の棒人間

 

 

をどの様に

「細かく」描いていくか

 

解説していきましょう!

 

 

 

 

 

 

 2人組で説明する棒人間の描き方

 

 

① 「〇」を二つ描く

頭となる「〇」2つ描きます。

一体ずつ描くよりも

 

二体同時(交互)に描いていく方が

構図もバランスもとりやすくなります。

 

 

 

 

 

② 「台形」を二つ描く

 

「〇」の下に「台形」が

くっ付くように描きます。

 

古代日本史でお馴染み

「前方後円墳」のカタチですね^^

 

 

このシチュエーションでは

上半身だけで十分に表現できるので

 

腰や脚は省略して

よりシンプルに表現してみましょう!

 

 

 

 

③ 「両手」を描く

 

普通だと「腕」から描きたくなるのですが

それはバランスを崩す原因です

 

先に「手」の位置を決めておくことで

バランスの取れた絵に仕上がります。

 

 

よく言うでしょ?

「ゴール先に決めろ!」ってウィンク

 

 

 

 

 

 

④ 「両腕」を描く

 

手を描いた後から

腕を描き足します。

 

 

「頭の〇」と「台形」の両接点からそれぞれの

「手の〇」に向かって「V字」で繋ぎます。

 

 

左の棒人間(売り手)は

腕は外に広げるイメージ

 

右の棒人間(お客様)は

胸に両手を当てるイメージ

 

で仕上がります。

 

 

 

ちなみに

「腕脚をバランスよく描く方法」について

詳しく描いてるのは⇒コチラの記事

 

よかったら読んでみてください。

 

 

 

 

 

⑤ 「表情」を描く

 

 

あとは「眉」「目」「口」

の3パーツを配置するだけ。

 

 

左の棒人間(売り手)はやや右寄せ

 

右の棒人間(お客様)はやや左寄せ

 

で顔のパーツを配置すると

お互いが向き合っている様に見えるので

 

わざわざ体を曲げたり

捻ったりする必要はありません。

 

 

 

また、顔のパーツのカタチを

変えるだけで棒人間の人格も変わります。

 

 

 

左の棒人間(売り手)は、

眉を吊り上げて、自信のある様子を表現

口元は三角形で口角を上げた笑顔にしました。

 

身振り手振りを交えた

堂々と説明する姿になってます^^

 

 

 

右の棒人間(お客様)は

目を小さな白丸にすることで

ちょっと目が輝いている雰囲気で

 

興味津々で説明を聴いている姿に仕上げました。

 

 

 

⑥ 「まんぷ」でさらに詳しく描く

 

漫画符号(まんぷ)を使えば

更に表現は具体性や躍動感が出てきます。

 

 

ここでは「三本の線」を使います。

 

 

同じ三本線でも

 

描く位置や長さで

全く違う意味合いの表現になっているのが

面白いですよね!

 

 

 

いかがですか?

 

初心者さんでも直ぐに描けるよう

〇以外はすべて「直線」で描けるように

していますので、

 

ぜひチャレンジしてみてください。

 

 

 

 

 

 一度描けたものは“使いまわそう”

そして、

棒人間の描き方を知ると

さらに面白いのは

 

 

一つの絵の表現だけではなく

 

覚えたスキルは直ぐに

いろんな表現に「使いまわし」が

できるという事!!

 

 

 

先ほどの

 

この構図

 

 

 

同じポーズでいろいろアレンジしてみます。

 

 

まずはちょっと

「まんぷ」を変えてみると・・・

 

■「ビックリマーク」を加える

 

セミナーやプレゼンにて

問題提起や再定義など提示して

新たな「発見」レベルで

インパクトを与えている

イメージになります。

 

 

 

 

■矢印やキーワードを加える

先ほどの紹介した

裕治郎さんのブログで

 

伝え方のポイントとして

「言葉」というキーワードがありました。

それを視覚情報で説明するとこんな感じ。

 

シンプルでしょ?w

 

 

 

■ハートを加える

更に踏み込んで、

「想いを言葉に乗せて届ける」

という表現にしたい場合は

 

鉄板の「ハートマーク」です。

(( )) ←このまんぷを加えると

 

ワクワクとか心躍るイメージなり

“本当に自分の伝えたい事”が伝えられてる

棒人間が描けます。

 

 

 

最後にその逆パターンは

どうなるかというと・・・

 

 

■ハートの色&表情を変える

言葉に心が乗ってない・・・

 

ってのはこんな感じです。

二体のポーズはこれまでと同じです!

 

 

パーツが差し変わるだけで

真逆のシチュエーションも

簡単に描けるます。

 

ビフォーアフターや

対比をみせる場合には

 

同じ構図の方が

説明図解としては

分かりやすさがあるので

 

 

今回の二人組棒人間は

 

話し方やスピーチ教える方だったり

営業や接客トーク教える方が

こんな風に使っていただけると

 

面白いと思います^^

 

 

 

 

描いてみたよー!

使ってみたよー!という方は

 

Facebook投稿でも

コメントでもメッセージでも

何でもOKですので

どしどしお便りくださいw

 

 

更に「二人組棒人間」の描き方

詳しく知りたいよ!という方は

 

棒人間の描き方講座<中級編>

 

でお待ちしてます^^

 

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お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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