イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

棒人間の腕と脚をバランスよく描く方法

棒人間

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

 

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

 

 

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

距離感を損なわない棒人間の描き方

 

棒人間の描き方<中級編>

 

 

 

 

昨年末から棒人間の魅力の

虜になられた方々の

 

リピート受講が続いており^^

ありがとうございます。

 

 

<<<<<受講者さんの感想>>>>>

 

保健だよりや掲示物などに
イラストを書きたいと思っていたのですが、

 

絵を描くことが苦手で描けなかったのですが、
棒人間の書き方を習うことで
ちょっとしたところに書けると思いました。

 

まだ、体と頭のバランスがよくないので、
何回も描くことでバランスが
よくなっていくのだと思います。

うまく描こうと思わず、
今月の保健だよりに自分を現す棒人間を描こうと思います。

 

今までは一人だけ描いていたので、
相手があることで、距離感や、

 

また描く位置や順番を
決めて描くと描きやすい等を
知ることができました。

 

同じポーズでも表情や効果線が違うだけで、
伝えたい感情まで変わるって奥が深いなと思いました。

 

漫画とか読まないので、
効果線とかまた勉強したいと思いました。
今後ともよろしくお願いいたします。

 

二人の棒人間とそれぞれの表情を変えるだけで、
シチュエーションが無限大になりました。

 

今まで、アートで人の感情を
表現することが苦手だったので、
とても自信がつきました!

 

施術家をしているので、
患者様のリアルな動きとその痛み、
そしてその回復過程の表現ができたらと思います

 

 

 

中級編では、2人組の棒人間イラストに

取組んでもらっているので

 

 

手足の長さのバランスや

距離の取り方って

 

初心者さんにはハードルを

感じられる所だったりします。

 

 

 

 

二人組でなくても

 

棒人間を描いてるときに

 

 

 

腕が長くなり過ぎた・・・・

手長族になっちゃった・・・

肘や膝の位置がなんか変・・・・

 

 

 

なんていうお声も

耳にすることがあります。

 

 

 

 

 

とはいえ

 

手足が長いことは

別に「悪」ではありません。

 

 

僕自身も、表現の必要に応じて

実は、棒人間の腕・脚が

長くなってる・・・・なんて事は

ざらです。

 

 

 

大事なことは、

 

「長いか?短いか?」

 

というより

 

 

 

描いていて、描いてみて

自分自身が

 

違和感を感じないか?

 

 

という視点で見ていただけると

気楽に気持ちよく描けるように

なっていきます。

 

 

 

それを前提として

お話をさせていただくと

 

描くときに腕脚の長さに

違和感を感じる仕上がりになるのは

 

 

腕・脚の線を引くときの

考え方の違いにあると

 

僕は考えています。

 

 

 

 

 

 違和感を解消する「腕・脚(線)」の引き方

 

棒人間の初級レベルでは

 

基本の描き順として

 

 

①頭

②身体

③脚

④足

⑤腕

⑥手

 

というような描き順で

お話をさせてもらっています。

 

 

 

コレはあくまで基本であって

状況によって

 

この描き順は入れ替えていくと

複雑な動きが描きやすくなります。

 

 

 

・・・なのですが、

 

 

ひとつコレを妨げる

思い込みを

多くの人が持っています。

 

 

 

それは

 

 

腕⇒手

脚⇒足

 

 

という流れは比較的

多くの方が抱いている

固定観念になってます。

 

 

 

「腕は肩から伸びていて

 その先に手がある」

 

 

 

コレはこれで正解なのですが、

この思考を野放ししておくと

 

びよ~~~ん!と線を引いてしまい

”ゴム人間”のような表現になりがちです。

 

 

 

 

 

 

なぜこれが起こるかいうと

 

 

「線を伸ばす」という考え方なので、

無意識レベルで制御が難しいんだと思います。

 

 

なんで

「絵のセンス」があるとかないとか

そういう抽象的なレベルの話ではなく

 

 

意識の切り替えるという

「コツ」でしかありません。

 

 

 

 

 

 

ではどう考えるかというと?

 

 

 

 

 

先に「手」「足」のゴールを決めて

 

「線でつなぐ」と考えます。

 

 

 

 

「ゴールを明確にする!」

って事ですね。

 

 

 

闇雲に先の見えないところに向かって

線を引くのではなく、

 

始点と終点を明確にして、

線でつなぐことが出来れば

技量に左右されず安定した

違和感のない線が引けます。

 

 

 

 

例えば、

 

 

二人組の棒人間で

お互いが向き合って握手をする

場面を描くとしたときに

 

 

 

 

「身体から腕が伸びる」という発想だと

二人の距離感が取れなかったり、

腕が長さに違和感を感じることが

起こりやすいです。

 

 

 

 

ココで先に描いておくといいのは

「握手し合っている手」です。

手を中心にお互いの身体の

位置や距離を調整しながら

描いていく事が出来ます。

 

 

最後に”腕の線の長さ”に

気を付けると

 

手が始点となって、

バランスを取りながら

肩(終点)の位置も

決めやすくなります。

 

 

 

 

「腕・脚を伸ばす」

のではなく

 

 

「腕・脚で繋ぐ」

 

 

 

というような感じで

 

 

”一つのアイデア”として

参考にしていただき。

 

 

描いた絵に

ちょっと違和感を感じたときは

 

固定観念を外し

 

いろんな描き順、

描きはじめ位置、

線を引く方向など

 

 

いろいろ試してみると

 

 

描き心地のよい棒人間が

どんどん増えていくはずです!!

 

 

 

 

 

 

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お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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