イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

自律神経と棒人間

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

 

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

 

 

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

 心と身体の神経生理学的お話

 

 

 

先日、医師の方とのお話の中で

 

心と身体の健康や

コミュニケーションにかかわる

「新しい理論」について

とても興味いお話をお聞きしました。

 

 

 

 

社会や他人と上手く関われない、

繋がれない・・・というような

コミュニケーションの問題や

 

 

やる気が起きない・・・とか

 

なにか動こう・やろうとすると

肝心なときに

頭痛や腹痛など身体のどこかに

不調が現れてくる・・・

 

 

といったお悩みを持つ方々

今、本当に多くなっていていますよね。

 

 

 

こういったお悩みと向き合ったときに

 

自分の性格や体質、それから能力の問題だと考え、

自分を責めてしまう・・・なんてことも起きやすく

益々悩める状況を悪化させるケースもあるようです。

 

 

 

 

 

 

しかしながら、

そうした心や体の問題の原因は、

 

生物的に〝神経がうまく働いていない〟

からだそうです。

 

 

 

つまり、

 

 

その人の性格や能力・資質に問題があるわけではなく、

単に自律神経のトラブルだというのです。

 

 

 

 

それを説明してくれるのが

ポリヴェーガル理論(多重迷走神経理論)」

というもの。

 

 

 

精神生理学・行動神経学者の

ステファン・W・ポージェス博士によって、

1994年にはじめて提唱されたもので

 

ネットで検索すると

専門家の方が解説してくださっているサイトも

いろいろあるので

 

餅は餅屋にお任せしたいと思いますw

気になる方は

アクセスしてみてください。

ポリヴェーガル理論を理解しよう

 

 

 

お話くださった、医師の方も

 

医療だけじゃなく教育や

会社経営でも使える理論なので

この考え方を多くの方に知って欲しい!!

 

とおっしゃっていましたが、

 

 

 

こういった専門的な情報って

漢字が多すぎて、

説明が難しく聞こえてしまう

 

ということもよくあり、

 

 

その伝え方もの難しさを

感じられておられました。

 

 

 

 

なので、久しぶりに

学術的なお話を棒人間を使って

自分なりに整理してみました。

 

 

 

 

 

 

 

 人のつながりを生む「ポリヴェーガル理論」

 

 

 

今までに生命維持や

心身調整・環境適応などの

自律神経のはたらきにには

 

 

「交感神経」と「副交感神経」の

 

2種類によって調整されていると

考えられてきました。

 

 

 

心身を緊張モードにするのが「交感神経」で

心身をリラックスモードにするのが「副交感神経」

 

という神経系2本柱の

聞いたことある方も多いんじゃないでしょうか?

 

 

 

今回お聞きした「ポリヴェーガル理論」では
「副交感神経」はさらに2つに分かれているそうです。

 

副交感神経は

 

背側迷走神経」
腹側迷走神経」

 

の二種類に分かれ

「交感神経」の3種によって

身体活動の調整や適応が行われており、

 

 

それぞれの働きが活発になると

人はこんな状態になります。

 

 

 

 

「腹側迷走神経」は、

調和や交流するために欠かせない働きがあり

「交感神経系」は、主に活動するときに働き、
危機状況になると「戦うか・逃げるか」を選択します。

 

メチャメチャ怒ってる人や、逆に

メチャメチャビビってる人はどちらも

交換神経の働きが大きくなってるってことですよね。

 

 

「背側迷走神経」は、消化、排泄、睡眠、生殖機能をつかさどり、

ふだんは心身をゆったりとリラックスさせるために働きます。

 

ただ、ストレスがかかって交感神経の働きが活発になり過ぎて、

心身が限界まで緊張すると、背側迷走神経は急ブレーキをかけたり
繋がりを遮断したりします。がんばってたり、明るく振舞ってた人が、

急に引きこもってしまうとかあるのはこのパターンだといわれます。

 

 

 

で、この3つの自立神経系は
私たち人間の意思や思考とは無関係

自動的に働いていて

身体の状態を調整しています。

 

 

絵にするとこんな感じ

「行動(アクセル)」と「抑制(ブレーキ)」
「調整(チューニング)」のバランスが整っってることで

持続可能な心身になっていくわけですね。

 

日常生活や仕事でのパフォーマンス向上も

この視点で考えるのは面白いなと思いました。

 

 

 

 

で、この「ポリヴェーガル理論」で

大切にしている事は

 

 

 

状態や環境が

安心・安全

であるという事

 

 

安心・安全な環境とは

興奮や緊張しすぎず、

抑え込み過ぎや遮断しないよう

 

腹側迷走神経が活発に

働いている状態で

 

 

これは

 

・音楽を聴いたり

・歌をうたったり

・ゆっくり大きく呼吸をしたり

・姿勢を整えたり

・笑ったり

・自然や動物と触れ合ったり

 

 

心地よい外的な働きかけが

有効だといわれます。

 

 

そういう意味でいうと

 

絵を描くことも

 

もちろん心地よい働きかけになり

心身の調和を促していきますね!

 

 

 

 

描きながらアウトプットする

描きながらインプットする

 

という事は

生理学的にも安心安全な環境であり

 

 

癒しの効果も、学び効果も

大いに発揮してくれる活動

という事がいえそうです^^

 

 

 

 

オンライン講座情報はコチラから↓↓↓

(★画像をクリックすると案内ページに飛びます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

           

イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

もっと見る