イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

意外と分かっていない“誰が言うかが大切”ってこと

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

 

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

 

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

社会復帰支援と棒人間プログラム

働くことに悩みを抱える方に向けて

サードアンサー=多様性について、
気づく、自己表現出来る、語り合える

場を提供されている

 

 

社会復帰支援センター『ビューズ』さん

 

 

 

 

 

棒人間のイラストを活用した

『セルフイメージマップ』という

プログラムを

 

 

毎月1回の連続講座として

 

昨年の秋から半年間にわたり

お届けしてきております。

 

 

 

 

昨日はその最終回という事で

 

 

 

コレまで棒人間のアウトプットで

気づいてきたことを“統合”しながら

 

自己理解、他者理解を深めていく

 

総まとめの回となりました。

 

 

 

ほとんどの方が

継続参加していただき

 

はじめは中々

自己表現・自己開示できなかった方も

回を重ねることに

 

棒人間や自分似顔絵を

とおしてアウトプットできるように

なっていらっしゃいました。

 

 

僕もそういう変化を

同じ場所で同じ時間を過ごしながら

目の当たりにできて嬉しいです^^

 

 

※写真はイメージです

 

 

 

 

 

場づくりを一人がんばりすぎると空回り?!

 

『ビューズ』さんでは

施設を利用されるメンバーさーんは

 

新しく入会される方、

再就職や新しい仕事を始められて

卒業されていく方と

 

常に入れ替わりがあり

 

 

 

僕のプログラムにも

初回から参加されてくださっている

「常連さん」だけではなく

 

毎回新規で参加される方も

いらっしゃいます。

 

 

 

そうなると、

 

棒人間や似顔絵の描き方、

シェアワークのやり方など

 

勝手を知っている知っていないで

アウトプットの質量にも

個人差が出てくるので

 

 

できるだけ、

はじめての方が“置いてきぼり”に

ならない配慮が常に必要でした。

 

 

 

 

 

講師としては

安心安全な場づくりが大切

 

ってなことを

このブログでも折に触れて

お話していますが、

 

 

 

ビューズさんのプログラムでも

メチャメチャ意識しており、

 

 

 

 

初めての方に対しては

安心して楽しく参加いただけるよう

 

 

 

寄り添い、

手厚く、

分かりやすく

 

 

お伝えしようと頑張ってました。

 

 

 

 

しかしながら、、、、

それって

 

結構

空回りしてました。

 

 

 

 

 

 

絵やイラストの力を

思い込みや、思考の縛りから解放してもらい

 

気軽にアウトプットしてもらえるよう

いろんな工夫をしてお届けしているのですが

 

 

 

描けない人は

描けない。

 

 

のです。

 

 

 

 

 

 

 

僕も相手の方のストレスにならない様に

気をつけながら

 

「教える」のではなく

 

言葉を選び、

ヒントや質問や例え話をお伝えして

自発的なアウトプットしていただければと

努力するのですが

 

僕の投げかけに

普通に受け答えはしてくれても

とにかく、手が動かない・・・・

 

 

という場面が何度もありました。

 

 

 

 

 

 

そうなると僕自身も

 

僕自身の伝え方が悪かったのかな?

伝えるスキルが足りないな・・・?

 

とか自己嫌悪に陥たり・・・

 

 

相手の取り組む姿勢にや意識に

原因があるんじゃないかと

責任転嫁しようとしたり・・・

 

 

かなりもどかしい想いに

かられることがありました。

 

 

若干、負の状態に引っ張られる

こともありましたが

 

 

 

この半年間「ビューズ」さん

スタッフさんとミーティングを

重ねるうちに

 

 

それは「仕方がない事」だと

いうことも腹落ちしてきています。

 

ちょうどそんなタイミングで

こんなブログも描かせてもらいましたが

 

自律神経と棒人間

 

 

 

心や体の問題の原因は、

生物的に〝神経がうまく働いていない〟からで

 

 

その人の性格や能力・資質に

問題があるわけではなく、

単に自律神経のトラブルだということを

 

心得て臨むようにしています。

 

 

そうしたら

プログラム中のワークでも

 

描き方が

どうしてもわからない方

 

描けない方が

 

 

自発的に

描けるようになっている

 

 

状況が生まれるようになりました。

 

 

 

 

 

それは

 

 

 

僕の意図を、

 

他のメンバーさん、参加者さんが

代わりに伝えてくれる

 

 

 

という状況です。

 

 

自分の描いてるものを

サンプルとして見せ合ったり

 

以前、描けなかった自分の事を

お話してくれたりして

「だんだん描けるようになるよ」

と励ましてくれたり

 

 

 

正直、僕はそう行く事を

直接促してはいなかったのですが

 

グループやペアを組んだ時に

参加者さん同士で

ワークを楽しみながら

仕上げようとする場ができていました。

 

 

 

講師と受講者という間には

どうしても隔たりは存在します。

 

だけど受講者さん同士、メンバーさん同士という

同じ立場で伝えあう時には

“共感”や“安心”がうまれて

同じ言葉でも伝わり方が全く違ってきます。

 

 

 

 

 

 

 

状況としては

とってもとって理想的な

学びの環境です。

 

 

 

 

 

 

 

ただ嬉しさ反面、

 

正直言うと

ちょっと講師として

メンツが立たないなぁ・・・・

 

 

 

って、

 

寂しく思ったり、嫉妬したりなんて

感情も芽生えることもあります。

・・・・人間だもの!

 

 

 

そして、人によっては

 

「余計な事をしないでください!」

 

みたいなこと言って

せっかくの安心に包まれかけた空気を

潰したりするんだろうなぁ・・・・

 

 

 

 

 

 

で、

 

 

僕はこの場目に出くわしたときに

いろんなことを想い巡らせて

落ち着いて受け止めたら、

 

 

僕自身が、

 

「この人たちを変化させるために

講師が教えなきゃ、伝えなければ

いけないのだぁぁぁぁ!」

 

という傲慢ともいえる思い込みだったり

 

「参加者に委ねるのは

講師として手を抜いている!

怠慢なんじゃないか????」

 

という変な罪悪感だったり

 

そんな事に縛られているっ!

って気付いたんです。

 

 

 

 

 

つまり、

一人で頑張り過ぎて

空回りしかけてた・・・あせあせ (飛び散る汗)

 

 

わけです。

 

 

 

 

これは僕の中でも

すごい学びであり、
救いになったと思います。

 

 

 

 

何を言うかではなく

誰が言うか?

 

 

 

って事は、

 

これが大切だということは

頭でわかっていたつもりでしたが、

 

本質的な理解や実践は

まだまだ隙だらけですw

 

 

 

自分が頑張って伝えようとしなくても

 

ほかの人が上手く伝えられて

みんながハッピーになるのであれば

上手く頼っていくのも

 

ひとつのプレゼンや

コミュニケーションの技術ですね!

 

 

 

 

 

 

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お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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