2024年が始まり、
日本は予期せぬ災害や事故に直面ました。
徐々に明らかになる被災状況や
支援や復旧が思うように進まない
現地からの報道に
胸を痛める日々が続いていますが、
一日も早い復旧と
復興を切に願っています。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
災害や事故のニュースは、
深い悲しみに襲われますが
同時に「助け合い」「支え合い」の
大切さを再認識させます。
この大変な時にこそ、
心を寄せ合い、絆を深めることが、
前に進む力や希望を育む源に
なっていくんじゃないかと想い、
「助け合う・支え合う」棒人間
を描いてみました。
① 駆けつけ手を差し伸べる
倒れている人、転んでいる人の元に
駆けつけて手を差し出す瞬間
棒人間同士が離れているので
シンプルな構図で描く事ができます。
② 寄添い手を差し伸べる
相手に寄り添い、そっと手を取り
立ち上がれるように優しく促しています。
片方の手は背中に回しているため
二人の間に少し線を引くだけで
背中に回す腕として十分に動きが伝わります。
「脚」の線の重なりが複雑にならないよう
「足」配置はちょっと工夫が必要です。
③ 支えながら立ち上がる
立ち上がることで
二人の棒人間の距離はグッと縮まります。
なので、後ろに回した腕は
相手の左側の肩に手が届きます。
前で繋いだ手ですが
右側の棒人間の腰のラインを
ちょっと活用するような形で
描いてみました。
結果的に①~③までは
一連の流れになりましたね。
災害時だけでなく、
「教育」「医療」「福祉」の分野でも
支援や寄り添いのイメージとして
活用いただけると思います。
④ お姫様抱っこで救出
棒人間同士が縦向きと横向きで
交差して密着しているので
かなり腕脚の線引きは複雑になりますが、
関節と線の交差点は
意図的に避けながら工夫して
わかるように描いています。
動作・構図のモチーフは
ケビン・コスナー主演映画『ボディーガード』
⑤ 背中合わせで支え合い
二人の棒人間が背中を寄せ合って
お互いを支え合っているイメージ
金八先生の名台詞のように
全体像が「人」という文字に
見えるようにしてみました。
ただ「人」いう文字の本当の成り立ちは、
一人の人間が両脚開いて
立ってる姿が本当らしいのですがw
まぁ、いろんな解釈があっていいかな~
イメージとしては汎用性もある
良い雰囲気に仕上がったと思います。
災害や困難の中では、互いに寄り添い、
支え合う心が何よりも大切です。
これらの棒人間の姿が
わずかでも希望の光として
お届けすることができたら幸いです。
小さな行動が、大きな力に変わることを信じて、
引き続き復興を心から願っています。
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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住所 | 愛知県名古屋市 |
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定休日 | 土・日・祝日 |