奈良の法隆寺で発見された
1400年前に建立当時の
「落書き」が話題となって
新聞各社の記事で取り上げられてます!
法隆寺に飛鳥時代の落書き - 金堂火災後に発見、天井板にhttps://t.co/QWora8N6Cp
— 共同通信公式 (@kyodo_official) May 25, 2024
日本がようやく国家としてのあり方を
形成していく黎明の時代の筆跡!!!
美術品や公的な記録ではなく
1400年前にその時代を生きた
名も無き庶民の手による「落書き」ってのが
なんだかそそりますね~
とっても興味が湧いたので
「法隆寺の落書き」について
ちょっと検索して調べたら・・・・
いや~~~
不適切にもほどがある(笑)
びっくり!
仰天なものが
出てきました!!!
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
はじめにお断りします。
ココから引用画像を
掲載していきますが、
現在では不適切な画像や表現が
含まれている場合がありますので
ご了承ください!
でも、
ちょっとツッコミどころ満載というか、
歴史観がちょっと変わるというか、
人間観としても興味深いので
一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。
今回のニュースで話題になったのが
コチラの落書き↓
この落書きの発見の経緯や
詳しい解説はニュース記事をご覧ください
冠をかぶった老人の正面の顔が描かれてますが、
1400年前に描かれたなんて感じさせない
とってもシンプルな線画で、
かなりマンガ的な表現でビックリです。
専門家は「建立に関わった絵師が、仕事仲間を描いたものだろう」
という見解を述べているそうで
たぶん相当にモデルの特徴を捉えた
似顔絵じゃないかと思います!!
その上に描かれてるのは
おそらく「手」だと思われますが
ファンキーな指の形で
見るだけでテンション上がってきそうですYo!
で、こういう落書きは
やはり見えないところに描かれていたそうで
解体修理のさいに発見されすようで、
調べてみると実は、
法隆寺の落書きは随分以前から
発見されていました。
NHKのアーカイブズにも
1947年のニュースが公開されていて
当時発見された落書きが取り上げられてます。
妖怪なのかデフォルメなのかw
天狗のような顔や
おそらく実在したんであろう
人物の似顔絵が描かれてるんですね。
以前、似顔絵の源流は
「平安時代の似絵」だという記事を
描いた事がありましたが、
似絵文化は飛鳥時代には
庶民レベルで既に存在していた
と思うととってもワクワクしてきます。
この流れるような線の引き方は
プロの絵師さんなんでしょうね!
聖徳太子(厩戸王子)の肖像画など
彷彿とさせてくれます。
ただこれは(↓)ビックリ!
「ゴリラーマン」か?!(笑)
ココまでくるとマンガ文化ですよ
まわりを巻き込んでゲラゲラ笑いながら
描いてたのかな?www
厳格な寺院建立の場でも
当時の職人さんたちは
こんな“あそび心”をもって
関わっていたと思うと面白いですね。
なんか、、、、やりたい放題ですねw
そして、、、、
これは、アカンやろwwww
トイレの落書きか!
こういったエロネタに対しても
大らかな時代だったのかもしれませんねw
日本最古の“春画”ともいわれているようで
だそうです。
この文献にはもっと露骨に描かれた
絵も掲載されているようです。
スゲーな飛鳥人w
今では世界遺産ともなっている
法隆寺の歴史に想いを馳せようと思って
「隠された落書き」を調べてたら
こんなとんでもないw
めちゃくちゃ面白い事実を
知ることになるとはね・・・
楽しい日曜の朝になりました!
今朝の新聞記事から
飛鳥時代の興味を持ってしらべたら
不適切なものもあったけどw
とっても興味深い
いにしえの“お絵描き事情”を
知る事ができました!
シンプルな線で絵を描き、
そして絵で語り、
絵で周りを楽しませる
そんな文化がこの国には
脈々と受け継がれてきているのだと
あらためて実感できましたし、
「描く」で伝えることは
日本の伝統であり今日的な展開です!!
あそうそう!!
建立したときの落書きは「宝物」だけど
現代の落書きは犯罪ですから、
史跡や歴史建造物への落書きは
絶対に撲滅です!
↓↓↓オンライン講座情報はコチラから↓↓↓
(★画像をクリックすると案内ページに飛びます)
アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
|
住所 | 愛知県名古屋市 |
---|---|
定休日 | 土・日・祝日 |