イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

直線は、僕を描く

 

 

 

 

棒人間の表現力は

どこからくるのか?

 

 

 

その秘密?秘訣?

 

なんですが・・・

 

 

めちゃくちゃシンプルに

意識している事は、

 

 

直線で描くからこそ、

棒人間に躍動感が生れる

 

 

ってことなんです。

 

 

 

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

 

 

 

 

棒人間は「〇」と「線」だけの

超シンプルな構成です。

 

 

でも、その線の持つ表現力は

とてつもなく大きい。

 

 

 

 

なぜなら、線って、

その人の動きや気持ちを

“直球で伝えてくれる”道具なんです。

 

 

そのシンプルな構造がわかってしまえば

「この人、どっち向いてる?どう動いてる?」が、

一本の線だけで伝えることが出来るんですよ。

 

 

それが、棒人間の“驚き”でもあり

いちばんの魅力なんですよね。

 

 

曲線では出せない直線の躍動感

 

 

多くの人が

「動きのある絵を描きたい」

と思ったとき、

 

 

無意識的に“曲線”を使おうとします。

 

曲線は柔らかさや滑らかさを

イメージしやすい一方で、

描くのにはけっこう高い技術が必要なんです!!

 

曲線の「長さ」「太さ」「角度」「湾曲度」

「始点と終点のコントロール」……

 

意外と意識する要素が多く、

結果的に“下手に見える”リスクも高いんです。

 

 

 

その点、

 

 

直線はもっと本能的に描ける。

指揮するのは「長さ」と「配置」ぐらいです。

直線は「引く」だけで、

“勢い”や“方向性”がはっきり伝わります。

 

 

 

 

 

その人の意志やエネルギーの流れが見えてくる。

これは直線だからこその強みです。

 

 

一見すると間違い探しのように
「そんなに変わらないじゃん!」

って思う方もいますが、

 

 

 

曲線はどこかボヤけたような印象で

直線はインパクトやキレが明らかに見る人の

視覚に飛び込んできます。

 

 

このわずかな違いが

視覚情報として“伝わり方の違い”を

創り出していきます。

 

 

 

 

「描かない」という表現の力

 

 

棒人間を描く面白さの一つとして

「描かない」という選択

ができることもあげられます。

 

 

 

たとえば、

 

このブログの棒人間たちは

指がない。鼻がない。

 

そして、腕・脚の筋肉がない!

 

 

筋肉ムキムキのプロレスラーや
お相撲さんですら

この表現で描き切ります!

 

 

ハルク・ホーガンっぽい棒人間

四股を踏む棒人間

 

腕脚が棒でも、

キャラクターの力強さや迫力って

感じませんか?w

 

 

 

 

これは「描かない」という

選択をしているからです。

 

 

細かいディテールは、

「伝える絵」においては

“ノイズ”になることが多いです。

 

 

 

なので──

伝えたいことに関係ないものは、

一切取り扱いませんw

 

 

 

伝える側が何を削ぎ落とし、

何に集中するか。

 

それが“表現の本質”なんだと

改めて感じさせてくれるんですよね。

 

 

 

これは、

 

単なる省略ではなく

僕の「表現哲学」です!!

 

 

描かないからこそ余白が生まれ、

見る人の想像力が動き出す。

 

 

 

情報の量ではなく、

“どこにフォーカスするか”が大切です。

 

 

多くの人は

 

「絵で表現すると一目で

いろんな情報がのせられるからいいよね!」

 

ってよく言われます。

 

 

たしかに、

イラストや視覚表現は

複数の要素を同時に

伝えることができる便利なツールです。

 

 

 

でも、忘れちゃいけないのは、

 

 

「この一枚で、このひとコマで、

一番伝えたいことは何なのか?」

 

という視点です。

 

 

 

その視点から、僕からすれば

「曲線」は情報量が多いんです!

 

だから半ば矯正するぐらいな気持ちで
直線で棒人間を表現しています。

 

 

 

 

ちなみに少し余談ですが、

水墨画をテーマにした小説ですが

『線は、僕を描く』(2020年本屋大賞第3位)

という作品があります。

 

 

2022年には

横浜流星さん主演で映画化もされていて、

繊細で静かな線の世界を

丁寧に描いた作品としても話題になりました。

 

 

 

主人公が“線を描く”ことで、

自分の心が再び動き出す――

 

 

そんな描写がとても印象的で、
線を通して「自分自身が描かれていく」

という感覚は、

 

 

棒人間にも通じる美しさを感じたんだよねw。

 

 

マジで余談でしたが、

 

 

直線は棒人間を描き、

あなた自身をも描いてくれる――――――

 

 

なんて考えたら、

引く線の一本一本が愛おしくなりませんか?

 

 

 

棒人間はただの

“簡単な絵”ではありません。

 

 

無駄な情報をそぎ落とし、

伝えたいことだけに絞った

「直線的な視覚表現」なのです。

 

それが見る人の心を動かす

“躍動感”や“感情的なリアリティ”を生み出します。

 

 

 

 

 

 

曲げるのではなく、

ただ真っすぐに

シンプルに伝える。

 

 

直線を引くことで

ものの見え方が変わります。

 

そして、

 

あなたの表現は

もっと自由になりますよ。

 

 

 

 

 

 

 

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お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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