イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

パソコンに向かう棒人間の描き方

棒人間

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

 

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

 

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

 

 

 意外と描く頻度が高い棒人間

 

 

 

このブログでは

様々なシチュエーションでの

棒人間を表情や仕草を

表現してきていますが

 

 

「歩く」「走る」という

動作と並んで

 

 

以外に多いのが

 

 

「パソコンに向かっている棒人間」

 

です。

 

 

 

 

受講者さんのリクエストや

質問でも出てくる頻度が高く

 

 

 

 

 

 

僕もこのブログで

ずいぶん描き下ろしていますね^^

 

 

 

「パソコンに向かっている棒人間」が

いろいろ登場する記事は

コチラになりますので参考にしてください↓

通信障害で繋がらない!棒人間の描き方

組織をダメにする5つのステップ

“オンラインあるある”棒人間

 

 

 

この「パソコンに向かう棒人間」を

描くにあたって

 

“壁”になってくるのは

 

 

バランスのとり方

 

だと思います。

 

 

 

 

 

実際に描いてみた

受講生さんのお話を聞くと

 

 

棒人間の本体と

パソコンの位置関係や

よく分からなくなったり冷や汗2 (顔)

 

腕の長さが

上手く調整できずに

不自然な恰好になっちゃった・・・あせあせ (飛び散る汗)

 

 

 

 

というような

躓きを感じられているようです。

 

 

 

 

 

 

人物と物体(パソコン)が

前後に重なる構図は

 

 

写真のように実際の状態を

そのまま描いてしまうと

 

複雑になり過ぎて

どハマりする可能性の高い

イラスト表現です。

 

 

 

 

 

しかしながら!

 

 

 

棒人間イラストの場合、

 

 

この“壁”は

 

 

描き順

 

 

で乗り越えられます。

 

 

棒人間において「描き順」とは

パーツの位置関係と

バランスを整えながら

描き進めていくための

 

技術だといえますので

 

 

「パソコンに向かう棒人間」

の基本的な描き方をお伝えします。

 

 

 

 

 

 

 パソコンに向かう棒人間の描き順

 

 

 

「パソコンに向かう棒人間」には

大まかに

 

 

【1】パソコンの画面を見せるバージョン

 

【2】パソコンの背を見せるバージョン

 

 

 

の2種類が考えられます。

 

 

【1】と【2】では見せる角度も

見せられる表現も

変わってきますので

 

 

基本の型をどの様に描くのかを

一つずつご紹介します。

 

 

 

【1】パソコンの画面を見せるバージョン

 

 

 

 

 

①体の片方のラインは、頭のほぼ真下から描きます。

 

②手前の腕は身体の左右中心から描きはじめ「肩」を見せます。

 

③キーボド部分の外枠(四角形)を描いてパソコンの位置を決めます

(手元に紙やランチョンマットを敷いている感覚と同じです)

 

④キーボード部分に対して斜めにディスプレイ部分(平行四辺形)を描きます。

 

⑤机の縁部分を、キーボードと平行になるよう描きます。

 

⑥ディスプレイ、キーボードの細部を描きこんで、完成です!

 

 

 

 

あとはこれに表情や効果線を

描きたいシチュエーションに合わせて

描き分けていく事が出来ます。

 

 

 

さらにこの構図は

パソコンの画面の中を

描くこともできるので

 

さらに具体的な情景を

説明することが可能になります。

 

 

 

 

 

【2】パソコンの背を見せるバージョン

 

 

 

 

 

 

①【1】と同様に、体の片方のラインは頭のほぼ真下から描きますが

今回は身体が奥に位置するため、体のラインじたいは“短め”に抑えます

 

②ディスプレイの位置を決める。結構、棒人間に近づけてください。

右上の角と左肩部分が同じ高さになると描きやすくなります。

 

③キーボド部分を描く。半分近くディスプレイに隠れてしまうので

直線二本を描き加えるだけで表現できます。

 

④キーボード部分と身体の間に、机の縁となる直線を引きます。

 

⑤腕を描く。左側の手はディスプレイに隠れてしまうので

腕の直線だけを描きます。

 

⑥背の部分によくありがちなロゴっぽいモノや

キーボードの細部を描きこんで、完成です!

 

 

 

コチラも同じ姿勢でも

表情や効果線を加えることで

いろんな状況や心理状態を

表現できます。

 

 

コチラは

ディスプレイの画面が見えない分、

観る人の想像力を掻き立てるため

 

“含み”のある意味深な

表現力が鍛えられますよ!

 

 

 

 

仕事でも日常生活でも

必需品といっていいパソコン。

 

それを取り巻く悲喜こもごもは

「掴み」や「共感」を得るための

最高のネタですので

 

ユーモアを交えた表現として

サクッと描いてみてください^^

 

 

 

 

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お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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