イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

描く力~心の声が聴こえ、内省を育む~

 

 

昨日は、

うつ病再発防止支援センター

「ビューズ」さんにて、

 

今年最後のイラストを使った

対話型ワークショップを実施しました。

 

 

 

 

この取り組み、

2019年12月のトライアルからはじまり

おかげさまで6年も続いています。

 

 

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

 

大切なのは、まず“ひとりで向き合う時間”

 

 

ワークショップの中では、

「セルフイメージマップ」という

ビューズさんのために開発した

手法を使っています。

 

 

メンバーさんそれぞれが

さま様なテーマに合わせて

自分の中にあるリソースを、

色とりどりのイラストや言葉で

自由に描き出していきます。

 

 

 

 

この“描く”というプロセスこそが、

ただのアウトプットではなく、

「内省」を自然に引き起こす

入り口になっているんです。

 

 

僕自身がずっーと、

感じてきたことがあります。

 

 

 

それは、

 

「対話を促す場で大切なのは、

話すことではなく、

自分の内側とじっくり向き合う

“沈黙の時間”を創ること」

 

だということ。

 

 

誰かと話す前に、

「自分は何を感じているんだろう?」

「本当はどうしたいんだろう?」って、

静かに考える時間。

 

 

この“自分との対話”を通じて初めて、

言葉に芯が通り、

人との対話も本質的に

なっていくんだと思います。

 

 

もちろん、

その内省を助けるために、

「問い」は欠かせません。

 

ワークショップの中では

「なんで?」「どんな時に?」

「どうしてそれが好きなの?」など、

 

参加者自身に投げかけられるよう

問いをいくつも用意しています。

 

でもそれは、

綺麗な回答や正解を求めるものではなくて、

「自分の奥に降りていくための階段」

みたいな役割なんですよね。

 

はじめは上手く言葉が

出てこないことも多いです。

 

でも、黙々と「描く」という

プロセスを通して

 

イメージと言葉と感情が

リンクしていき、

自然と自分の表現が

できるようになっていきます。

 

 

 

 

実際にビューズさんでの参加者の中には、

 

「普段考えない未来について、

 自分の中にちゃんと想いがあったことに気づいた」

 

「忘れていた“好き”を思い出したことで、

 少し自分が好きになれた」

そんなふうに感想を語ってくれた方もいます。

 

 

 

「描くこと」は、感覚で入る内省

 

改めて思うことは

「描く」という行為は、

 

頭で考えるよりも

もっと素直に、

自分の感覚にアクセスしていきます。

 

 

だから、

 

 

普段はうまく言葉にできない

ような気持ちも、

 

 

描いているうちに

ふっと浮かび上がってくる。

 

 

手を動かす。

 

色を選ぶ。

 

絵にする。

 

 

この“身体を使う内省”が、

気づけば心をひらいてくれる。

 

 

 

イラストを活用した対話のワークショップが

単なる自己紹介やお絵描きで終わらないのは、

 

 

そこにちゃんと

「自分と向き合う時間」が

組み込まれているからなんだと、

あらためて感じています。

 

 

 

これまで実践を、意図として見直せたこと

 

 

 

 

今年の秋に

「青山学院大学 ワークショップデザイナー養成プログラム」

に参加したことで、

 

 

自分がこれまで

直感で組み立ててきたことが、

 

改めて意図が明確になり

裏付けされた設計になったと感じています。

 

 

 

 

このセルフイメージマップの構成も、

色の使い方も、問いの順番も、

すべて「内省を促し、対話につなげる」ために

組まれているプログラムデザインです。

 

無意識にやっていたことを、

意識的に捉え直せたことで、

これからの場づくりにさらに深みが出そうです。

 

 

描くことで、心がひらく。

内省することで、

自分の輪郭がくっきりしてくる。

 

 

そんな時間や場づくりを、

これからも大切にしていきたいと思います。

 

 

また来年も、静かでやさしい

「自分との対話の場」を、

丁寧に育てていきたいですね!

 

 

 

 

 

 

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お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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