イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

棒人間ワークが研修の場で生み出す変化

 

 

先日開催された教職員の勉強会。

 

丹波篠山にてワークショップ型研修会

 

 

主催者さんから

受講者の皆さんの感想を

まとめて送っていただきました。

 

当時の盛り上がりは感じつつも

 

正直なところ、

「どんなふうに受け取ってもらえたんだろう」と、

少しドキドキしながら読み始めたのですが、

 

読み進めていくうちに、印象的な

みなさんの“変化”が見えてきました。

 

 

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

 

絵への苦手意識が、安心感に変わる瞬間

 

まず多かったのが、

「絵が苦手なので不安でした」
「描く前は正直、気が重かったです」

 

といった、とても率直な声です冷や汗 (顔)

 

ところが、

 

 

その後に続く言葉が興味深いもので、

 

 

「やってみたら意外と描けてびっくりしました」
「下手でもいいんだと思えたら、気持ちが楽になりました」
「線だけなのに、感情が出てくるのが不思議でした」

 

絵への苦手意識が完全になくなった、

というわけではないと思います。

 

ただ、

 

 

「描いても大丈夫だった」

「思っていたほど難しくなかった」

 

という体験が、

安心感につながっていたように感じました。

 

 

この最初のハードルが下がることが、

その後のワーク全体の

雰囲気をつくっていたのかもしれません。

 

 

 

棒人間は“説明の道具”ではなく“会話のきっかけ”

 

 

次に印象に残ったのが、

コミュニケーションに関する感想です。

 

 

「絵を見せながら話すと、自然に言葉が出てきました」
「言葉だけより、気持ちが伝えやすかったです」
「初めて話す先生とも会話が弾みました」

 

 

ここで気づかされたのは、

感想を読んでいて印象的だったのは、

 

 

棒人間を「何かを説明するための道具」ではなく、

会話を始めるためのきっかけとして

受け取ってくださっていたことに、

受講者の皆さん自身が気づいていたという点です。

 

 

 

うまく説明しようとしなくても、
まず描いて、見せて、そこから話す。

その流れが、対話へのハードルを

自然に下げていたように感じました。

 

4コマで起きていた、内省の時間

4コマワークについては、

また少し違ったトーンの感想が目立ちました。

 

 

「自分の気持ちを整理する時間になりました」
「描きながら、あ、私はこう思っていたんだと気づきました」
「気づいたら涙が出ていました」

 

 

描くことで、

頭の中にあったものが外に出る。

 

それを見ながら言葉にしていくことで、

自分自身との距離が少し取れる。

 

そのプロセス自体が、

内省の時間になっていたように感じます。

 

 

 

研修が終わったあとに、すぐ実践!

 

また、研修後の行動について

書かれていた感想も印象的でした。

 

「翌日、子どもに描いて説明してみました」
「掲示物に使えそうだと思いました」
「同僚にも話してみたいと思いました」

 

 

“いつか使えたら”ではなく、
“すぐに使ってみた”という距離感。

 

特別な準備がいらず、

そのまま日常に持ち帰れる点も、

大きかったのではないかと思います^^

 

 

全体を通して多かったのは、

「楽しかった」
「癒された」
「時間があっという間だった」

 

という言葉でした。

 

 

学びはあったけれど、気負いすぎず、
安心して参加できた。

 

 

そんな場の空気が、

みなさんの感想から伝わってきました。

 

 

 

研修プログラムとしての棒人間ワークは、
描き方を教えることが目的ではありません。

描くことを通して、考えが整理され、

会話が生まれ、関係性が少しずつ動いていく。

 

 

今回いただいた感想を読みながら、

その変化が確かに起きていたのではないかと、

あらためて感じています。

 

 

最後に、今回の研修にご参加くださった皆さま、

そして丁寧に準備・運営をしてくださった

主催の先生方に、あらためて心より感謝申し上げます。

 

 


 

 

こうして、みなさんからいただいく

感想一つひとつが、私自身の振り返りや、

今後の場づくりを考える大切な材料になっています。

 

 

 

 

 

 

また今回の研修で行ったような

 

「描いて、見せて、話す」
「言葉になる前の気持ちを、まず外に出してみる」

 

といった手法を取り入れた

オンラインワークショップを、

新春に開催予定です。

 

 

『新春特別ワークショップ!夢描き初め』★オンライン開催

https://niihp.hp.peraichi.com

 

 

 

 

研修ほどかしこまらず、

少人数でじっくり体験していただける

内容になっていますので、

 

もしご興味があれば、

ぜひ覗きに来てください。
▶︎ https://niihp.hp.peraichi.com

 

 

今回の学びや気づきが、
それぞれの現場や日常のコミュニケーションの中で、

静かに、でも確かに活きていくことを願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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