描くだけで整う“心と顔”のいい関係

 

「人の顔には

　心がにじみ出る」

 

そんなような言葉や話、

聞いた事ありませんか？

 

 

 

実際に、

日々どんな気持ちで過ごしているか、

どんな言葉を口にしているか、

どんな姿勢で人と接しているか――

 

 

それが知らず知らずのうちに、

その人の表情や空気感として

顔にじみ出てきます。

 

 

たとえば、

怒りっぽい人、常にイライラしている人は

眉間にシワが寄り、口元がきつくなっていくし、

 

 

やさしい言葉をよく使う人は、

目元がやわらかくて、

話すだけでほっとする雰囲気を

持っていたりします。

 

 

 

 

 

「表情」はまさに、

日々の心の習慣の集積。

 

 

だからこそ、今この瞬間から

丁寧に生きることは、

 

 

「これからの自分の顔を育てること」

 

でもあるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

棒人間は、“心の状態をつくる鏡”

 

 

そんな“心の習慣”に、

やさしく触れる方法として

おすすめなのが――

 

 

「棒人間を描くこと」です。

 

 

 

棒人間って、

丸と線だけで描けるシンプルな絵。

 

 

 

でも、

シンプルだからこそ奥が深い。

 

 

多くの人は

「感情が先にあって、それを絵で表現する」

と考えがちですが、

 

僕がお伝えしている棒人間の描き方

魅力はまさにその逆。

 

 

 

「絵を描くことで、

感情があとから芽生えてくる」

 

というプロセスにあります。

 

 

 

講座やワークショップで

「棒人間を描いてみましょう」

とお伝えすると、

 

一番初めの段階では

個人の想像力や感性は無視します（笑）

 

 

 

とりあえず、

言う通り描いて！

 

 

 

そんなノリで入ります。

 

 

 

参加者はたいてい

「よくわからないまま…」

「言われるがまま…」

と半信半疑のまま描き始めます。

 

 

 

 

でも、その後

自分の手で仕上げた棒人間の表情が

笑っていたり、にっこり微笑んだりしていると、

描いた本人も、思わず笑みが漏れてたり

ニヤニヤしながら描いてるんです！

 

 

これ、本当に毎回、

誰にでも起こるんですよ。

 

一部、素直な気持ちに

抵抗してそうな人もいますが・・・ｗ

 

 

ほとんどの人は

最初は何も感じてなかったはずなのに、

 

棒人間の“笑顔”を見た瞬間に、

自分の心がそれに共鳴して、

リアルな表情に現れていきます！

 

 

 

 

 

 

つまり、

 

「感情→絵」ではなく、

「絵→感情」のプロセスなんです。

 

 

描いた表情に、

自分の気持ちが自然と重なっていくんです。

 

 

これは、

 

心が整っていないときにこそ

効果を発揮します。

 

 

 

気持ちがよく分からなくても、

とにかく描いてみる。

 

すると、棒人間の表情に合わせて、

自分の感情がやさしくほどけていく。

 

 

棒人間は、まさに

“心の状態をつくる鏡”なんです。

 

 

 

 

 

 

「こうありたい」を描くと、心がそこに引っ張られる

 

 

 

棒人間に気持ちが引っ張られる――――

 

 

 

この力を活かせば、

棒人間は「自分のありたい姿」を

描くツールにもなります。

 

 

たとえば――

 

 

「もっとやさしい人でいたい」なら、

やさしい笑顔の棒人間を。

 

ハートを抱える棒人間

 

 

「もっと堂々と振る舞いたい」なら、

胸を張って立っている棒人間を。

 

 

決める棒人間

 

 

 

「ありがとうを忘れない人でいたい」なら、

手を合わせてる棒人間を。

 

「祈る棒人間」の描き方

 

 

 

それを毎日描いているうちに、

自分の表情や雰囲気が

少しずつそのイメージに近づき

 

あり方を整えられますね！

 

 

これは一つの

「イメージトレーニング」として考えられるし、

 

自分の心と日常に直接作用する小さな習慣。
未来の自分を先取りして“描く”アファーメーション

ともいえますね！！

 

 

そして、

描いたイメージに

自分の心が追いついていく。

 

 

そのプロセスがとても

自然でやさしいからこそ、

だれでも無理なく続けられます。

 

 

 

 

イメージから引っ張ってくるわけですから

カンニングして描くのもOKですよ！！

 

 

棒人間は、ありたい自分を思い出させてくれる

 

 

棒人間を描くという行為は、

ただの落書きじゃありません。

 

 

それは「いまの自分」と向き合い、

「これからの自分」を整えていく、

セルフイメージを再構築していくツールなんです。

 

 

 

感情がよく分からないときも。
モヤモヤしているときも。

まずは、深呼吸して

棒人間を描いてみてください。

 

 

気づいたら、あなたの心が

ほぐれているかもしれません。

 

 

ふと、自分の表情が

ゆるんでいるかもしれません。

 

 

 

そして、「この表情良いな」って

自分で選んだその顔は、

その一本一本の線から創りだされる、
その小さな表情が、

これからのあなたの“在り方”を

映すものになっていくでしょう。

 

 

今日も一体、棒人間を描いてみませんか？

明日のあなたを育ててくれますよ。

 

 

 

 

 

 

 

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