『ジョジョの奇妙な冒険』の作者
荒木飛呂彦先生の新刊
が今月発売されました!
前作『荒木飛呂彦の漫画術』から10年。
ずーっと手元に置いている1冊だったので、
待ちに待った新作です。
全体的にはプロの漫画家を目指す人への
メッセージが強めではありますが、
『ジョジョ』の制作秘話がたっぷり詰まっていて、
一般のファンでも楽しめる内容になっています。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
2015年に刊行された前作『漫画術」を手にしたときは、
とにかく”スッゲー!”“なるほどー!”の連続でした!
荒木先生の作品づくりにおける考え方や
独自のノウハウを惜しみなく公開してくれるところ。
キャラクター作りやストーリー構築、
絵の描き方、アイデアの見つけ方など、
「漫画の作り方の秘密」を
ご自身の具体例を交えて解説してくれました。
本文では
チラッと似顔絵についても言及されていて
バッチリ付箋して何度も読み返してますw
それから、そんな中でも
個人的に興味深かった、、、というか
インスパイアされまくったのが
荒木先生直伝の
「ジョジョ立ち」の描き方です!
実はずいぶん後になってから、
「ジョジョ立ち」の章を読み返して、
自分の棒人間表現に取り入れるようになりました。
最近はすっかりスリープ状態ですが・・・
TikTokのキャラ動画で
ジョジョ立ちのダイナミック表現を
鍛えてたんですよね~!
@sirisiri0430
そして今回の新刊では、
悪役キャラクターの作り方にフォーカス。
DIOや柱の男たち、吉良吉影がどのように誕生したのか、
その魅力とリアリティーの秘密が語られています。
ジョジョファンにはたまらない内容ですよね!
さらに、『荒木飛呂彦の新・漫画術 悪役の作り方』では
今、世界を席巻する生成AIに関する見解もお話されています。
時代の流れとしてデジタル技術を
受け入れる考えを見せながらも、
巷にあふれる生成AI作品ついては
ちょっと毒っ気を感じるないようで
個人的には痛快でした。
そうした本文の中で
印象に残ったフレーズを少し抜粋
– 絵で大事なのは「上手」かどうかよりも「誰が描いたかすぐわかる」
これらの言葉にココロが震えました。
上手く描くだけじゃなくて、独自性を追求する。
誰も描いたことのない「棒人間」を、
再現性を持って描く――
そんな僕に勇気を与えてくれました!!
もう付箋を貼りまくりです!!!
前作にインスパイアをされて
5年前に描いたジョジョ立ち
当時のブログ記事
https://ameblo.jp/pt-kmitu/entry-12566395178.html
いろいろ長くて、全く今と別物ですねwwww
そしていろいろ“迷い”を感じます。
で、今回新作を読んで
描き下してみたのがこちら↓
いかがでしょうか?5年の進化(笑)
棒人間の動作表現に
『ジョジョ立ち』研究したことで、
躍動感が格段に向上してますね。
そんな棒人間たちの成長を感じつつ、
まだまだ挑戦したいことがたくさんあります。
荒木先生の言葉を借りるなら、
余計なことは気にせず、
どんどん自由に挑戦していこうと思います!
棒人間もまだまだ新しい表現が生まれるはず!
あなたの描きたいジョジョ立ちは何ですか?(笑)
↓↓↓オンライン講座情報はコチラから↓↓↓
(★画像をクリックすると案内ページに飛びます)
アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
|
住所 | 愛知県名古屋市 |
---|---|
定休日 | 土・日・祝日 |