イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

「認知のゆがみ」と棒人間

 

 

日々の生活やお仕事には、

様々な困難や心理的なストレスがあります。

現代社会において、

悩みを持たない人はいない

とも言えるんじゃないでしょうか。

 

 

そんな悩みが尽きない

ストレス社会において

人がココロの問題を抱える

原因のひとつに、

 

無意識の思考のクセによって、

客観視しづらくなる状態に陥る

「認知のゆがみ」

のパターンが存在することが

いわれています。

 

 

 

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

 

「認知のゆがみ」とは、

 

物事を自分の思考のクセに従って捉え、

解釈し客観視がしづらくなっている

状態の事をいいます。

 

 

認知の歪みが強いと、

目の前のことを事実以上に

ネガティブに考えてしまい、

 

不安になったり、

イライラしたり、

自分自身の行動を制限したり

生きづらさを感じたり

 

していきます。

 

 

過去も現在も未来も、描くことで明るくなる!

 

毎月訪問で開催している

うつ病の復職・再就職支援センター

『ビューズ』さんでの棒人間プログラムでも

 

 

受講者さんには「自分の思考のクセ」を

描くことで解消していきながら

取り組んでもらっているため

 

毎回「認知の歪み」と

向き合う時間になっています。

 

 

 

 

描くことを通して、

ネガティブな思考傾向から

 

ポジティブな思考傾向へと

変化を促しています^^

 

 

 

ということで、今日のブログでは、

認知のゆがみ10パターンを棒人間で取り上げながら、

 

「描く」がその改善方法として

どう関われるかも考えて行こうと思います。

 

 

 

 

 

 認知のゆがみ棒人間10パターン

 

「認知の歪み」は、ものの捉え方や考え方が

極端に偏ってしまっている状態を指します。

 

これは誇張的で非合理的な思考パターンといわれ、

ネガティブな感情や落ち込んだ気持ちが

続き増幅してしまう要因とされています。

 

 

この概念の提唱者デビッド・D・バーンズ教授は

以下の10のパターンを提唱しています

 

 

① 全か無か思考

 

 

物事を極端に白か黒つけたがり、

オール・オア・ナッシング、○×思考で考えること。

 

 

 

 

② 一般化のし過ぎ

 

 

 

たった一度や二度起こったことでも、

それがいつもどんなシチュエーションにおいても起

こるかのように認識してしまうこと。

 

 

 

③ 心のフィルター(部分的焦点づけ)

 

 

良いことがあっても良いと思えなかったり、

全て悪いほうへ考えてしまったりすること。

 

この棒人間は

キレイなお花を見ても、ネガティブフィルタによって

「どうせすぐに枯れちゃうんだろうな・・・」とか

「ぜったいちゃんと育てられない・・・」という

発想しかできなくなってる状況を描きました。

 

 

 

④ マイナス化思考

 

 

 

だれかにお世辞を言われたときに、

それを素直に受け取れないばかりか、

悪口を言われたように感じてしまう

 

何でもない普通のことや良い出来事を、

悪い出来事にすり替えてしまう思考パターンです。

 

 

 

⑤ 論理の飛躍

 

 

根拠もなく、誰にも分からないような将来を決めつけてしまったり、

人のちょっとした言動で、その人の考えていることを決めつけてしまったりする状態

 

 

⑥ 拡大解釈・過小解釈

 

 

ものごとの悪いところを

必要以上に大げさに捉えたり、

 

自分は取るに足らないちっぽけなものと

過小評価してしまう思考パターン。

 

 

 

 

⑦ 感情的決めつけ

 

 

 

自分の感情をあたかも

事実のように考えてしまう思考パターン。

マイナスの感情によって、

自分を追い込んでしまうため

前向きな将来が見えなくなってしまう

状態に陥ります。

 

 

 

⑧ すべき思考

 

 

 

自分や他人に対して厳格なルールや基準を持ち、

何をやるにしても、理由もなく絶対にこれをすべきだ、

絶対にこれをせねばならない、と

頑なに決めつけてしまう思考パターン。

 

 

 

 

⑨ レッテル貼り

 

 

 

一時的な行動や出来事をもとに、

自分や他人に対して完全にネガティブなイメージを

作り上げてしまう思考パターン。

 

 

⑩ 個人化(自己責任化)

 

 

 

起きてしまった良くない出来事に対して、

自分に責任がないような場合にも

根拠もなく自分のせいにしてしまうパターン

 

 

 

 

いかがでしたか?

 

これらの認知の歪みは、

ネガティブな気持ちや行動へと繋がったり、

ぐるぐると考える悪循環へと陥って

苦しくなる場合があります。

 

 

認知のゆがみを改善するには

出来事や自分の感情を

物理的に「客観視」できることが大切です。

 

 

そのために

 

紙に描きだす

アクションが効果的です。

 

言葉を描きだすのと一緒に

湧き上がってくる感情と

イラストを描きながら向き合うことで、

自分との対話が生まれます。

 

 

そして、上記の「認知のゆがみ」と

照らし合わせてみると、

これまで無意識にはたらいていた

自分の思考のクセに気づくこともできます。

 

 

昨日のブログでも描きましたが

イラストを描くことは

様々な人間の基礎力を総動員することができるため

 

 

その一時の認知の歪みによる衝動に流されることなく

冷静に行動を変えるきっかけが生まれますよ!

 

 

 

 

 

 

友だち追加
★登録特典★
『棒人間の描き方動画<7選>』 プレゼントぴかぴか (新しい)ぴかぴか (新しい)

 

 

        

 

 

 

オンライン講座情報はコチラから↓↓↓

(★画像をクリックすると案内ページに飛びます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


           

イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

もっと見る