イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

漢字?ひらがな?カタカナ?表記の書き分けポイント

 

 

ふだん日常で

何気なく使っている言葉も

 

文字にして表現するときに

 

 

 

漢字表記か?

ひらがな表記か?

カタカナ表記か?

 

 

という違いだけで

 

相手に与える印象や、

伝わる効果が大きく変わってきます。

 

 

 

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

僕は、もともと、

チラシ、POP、ポスター、看板など

販促ツールのデザインの仕事を

長年していたこともあり

 

 

同じ言葉でも

 

漢字するか?

ひらがなにするか?

カタカナにするか?

 

という文字表記については

目的や意図をもって

使い分けてきていたので

 

 

 

ホワイトボードや

スケッチブックなどの

プレゼンツールを作る際にも

 

文字表記の描き分けは

自然と活かされています。

 

 

 

 

 

 

 文字が与える印象とは?

 

 

先日、イラストプレゼン講座の受講者さんから

 

プレゼン用のスケッチブックや
POPを作るときに

カタカナ表記の使い方が分からなくて
どこをカタカナにすれば良いのか⁈
そういうセンスがないんです・・・

 

というお悩み&ご相談をいただきました。

 

 

 

イラストプレゼンでは

伝えたい事の全てを

イラストや絵で表現するのではなく

 

 

言葉との合わせ技で

“相手に伝わる”というゴールを目指しています。

 

 

 

なので

 

絵が言葉を補完しているし

言葉が絵を補っていく事で

 

より具体的な

イメージや感情やストーリーが

1枚の情報から得られるようになります。

 

 

 

そこで、

 

 

表記する「言葉」を

 

漢字にするか?

ひらがなにするか?

カタカナにするか?

 

 

意図や目的によって

使い分けていくと

 

視覚情報としての

「言葉の力」

 

が発揮させることができます。

 

 

 

例えば先ほどの画像で

僕が持っているスケッチブックも

漢字、ひらがな、カタカナを

 

書き分けていることが

お解りいただけると思います。

 

 

 

これは感覚的に決めている側面もありますが

そこには「意図」は存在します。

 

 

 

漢字・ひらがな・カタカナ

それぞれを表記する場合には

 

その言葉から

相手にどんな印象を与えたいか?

 

によって表記の仕方を考えています。

 

具体的にみていくと

 

漢字の持つイメージは「誠実さ」

漢字で書かれているとそれだけで

「真面目」「信用できる」言葉に見えてきます。

 

 

 

ひらがなが持つイメージは「親しみ」

ひらがなは読みやすいので、「優しい」「やわらかい」印象が醸されて

読み手が構えることなく読むことができます。

 

 

 

カタカナが持つイメージは「軽快さ」

ふだんは漢字やひらがなで表記する言葉をカタカナに変えると

小刻みなリズム感や躍動感が出てきます。

それとは別に“ぎこちなさ”や“カタコト感”が出るときもありますが

僕自身はこれは“人間の無垢な部分の表現”と捉えていて

それはユーモアという「軽快な」エッセンスになり得ていると考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

イラストプレゼンでは

場の空気が重くならないように

 

「軽快に」「爽快に」「痛快に」に

情報やメッセージを伝えていく事を

意識しているので

 

 

要所、要所で

カタカナ表記は結構使っていますねうれしい顔

 

 

 

 

 

 

それぞれの表記の印象を比較してみよう!

 

 

 

表記が違うと印象はどう変わるか?

実際に目にしていただく方が

話が早いので

 

 

僕がふだんから

「カタカナ表記」にしたくなる言葉を

ピックアップして

 

 

漢字・ひらがな・カタカナで

かく表記比べてみました。

 

 

 

①「簡単」「かんたん」「カンタン」

 

 

「〇ん〇ん」というリズミカルな発音になるので

カタカナにすると弾む感じに聴こえてきますね。

 

ひらがなになると

少し落ち着いた雰囲気に伝わってきます。

 

漢字は「カチッ」といした印象ですが

画数が多いので、便宜上あまり使わないかな~w

 

 

 

②「頑張って」「がんばって」「ガンバって」

 

「頑張る」という言葉自体が、

めちゃくちゃ力のある言葉なので、

 

「ひらがな」は少し力を抜いた印象になり、

「カタカナ」はそこから前向き感が高まってます。

 

 

 

 

③「可愛い」「かわいい」「カワイイ」

 

どれも可愛いのですがw

カタカナ表記はよりPOPな感じが

醸し出されていると思います。

 

 

 

 

 

 

④「綺麗」「きれい」「キレイ」

 

伝わる雰囲気は「カワイイ」と同じ
「綺麗」も画数が多いのでw

こうした台詞っぽい表現の時は

「ひらがな」か「カタカナ」表記がほとんどです。

 

前後の文でひらがなが続くと

台詞の表現がのっぺりした感じになるため

カタカナにして文章にメリハリをつけるという

テクニック的な使い方もします。

 

 

 

 

⑤「気持ち良い」「きもちイイ」「キモチいい」

 

 

「気持ち良い」は二つの言葉が入っているので

表記のバリエーションはいっぱいあります。

 

これはもう使われる方の直感や好みですねw

 

 

 

 

 

「漢字」「ひらがな」「カタカナ」の

表記の使い分けは“これが正解!”というものがある訳ではなく
テクニックとしてバッチリお伝えするのはとても難しいのですが、

 

 

伝えたる際に「どういう印象を与えたいか?」を意識するようになれば、
プレゼンやコミュニケーションでのビジュアル表現の幅は広がっていきます。

世の中にある広告やPOPに目を向けて

「どんな風に漢字とひらがなとカタカナを使い分けてるのか?」
という視点で観察するのも一つ表現力をあげるトレーニングになります。

慣れてくれば、自分がふだんから使っている言葉も単
漢字がいいのか、ひらがながいいのか、それともカタカナがいいのかが
サクッと判断できるようになってくると思います。

 

 

 

 

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お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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