絵を描いて伝える
イラストで表現する
という行為は、
趣味や楽しみの領域を越えて
人生や仕事における
多様な力が養われています。
みなさんが
自分の「描く力」意識することで
生きていくうえでも、
仕事をするうえでも、
人間にとってとても大切な
基礎的な能力を
同時に高めることができます。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
「描く」ことがまだまだ
一部の人の“特殊な能力”という認識で
日常化・習慣化されていない環境だと
「イラスト」や「描く」ことで得られる
有用な変化成長を自覚できる人は
多面的な能力の向上に気づける人は
まだ少ないのかもしれません。
「イラストが描ける」という事は
それ自体が能力であり成果・結果ですが
観て描く。
描きながら考える。
描きながら覚える。
描きながら伝える。
描いたものを見せて伝える。
描いたものを見返す。
など「描く」ための
前後の「プロセス」も重要です。
このプロセスに意識を向けると
実は人間にとって大切な8つの力が
同時に高められていることに気づけます。
その8つの力とはコチラ↓
①観察力
②創造力
③コミュニケーション力
④言語化力
⑤自己肯定感
⑥感性・情緒
⑦多角的な視点
⑧論理的な思考力
の8つです。
① 観察力
イラストを描くためには、
まずはその対象をしっかりと「観察する」必要があります。
漫然と見るのではなく、ココロの目で観る!
全体を捉えながら、細部に意識を向けることで
誰もが気づかなかった重要性に気づけたり
物事の本質を見抜くことが当たり前のように身につきます
② 創造力を刺激する
手を動かしながらイラストを描く。
白い紙から様々な表現を生み出すことは
いうまでもなく創造的な行為です。
その過程で、主体的に考える力が養われ、
新しいアイデアを創出したり
課題や問題の解決に必要な力となっていきます。
③ コミュニケーション力の向上
イラストは、言葉にならない
感情や考えを形にできるツールです。
それにより、より豊かな表現ができ、
イラストの視覚情報を駆使することで
伝える力、受け取るが向上します。
“手描きのメディア”は
ビジネスのプレゼンテーションや
職場でのコミュニケーションには
大いに役立ちます。
④ 言語化力を磨く
実はイラストを描くことと
「言語化」はとても密接な関係があります。
イラストを描きたい!と思ったときに
感覚的に手を動かすだけじゃなく
何をどう表現するか?
どう感じたか?どんな状態か?
といったとを
言葉で表現できるか
どうかもポイントです。
描きたいものが
言語化できるようになると
より具体的なイメージに
仕上げることができるのです。
⑤ 自己肯定感を育む
自分でイラストが描けるようになると
達成感や満足感がありますし、
イメージしたものが表現でき
相手に伝えられるようになると
自信につながります。
⑥ 感性・情緒を深化させる
お絵描きは感覚や感情とリンクする体験でもあります。
「自分で描く」という事が日常化していくと
世の中のアートやクリエイティブな創作にも
意識や感心が向くようになるため
身の回りの事に関心をよせ
心を動かすという事が日常化・習慣化されていきます。
⑦ 多角的な視点を養う
イラストでは、対象物に対して
「これは一体どうなってるんだ?」
様々な角度から観ようとする思考体験でもあります。
漫然と一方向だけから見るのではなく
前後、左右、上下、
現在、過去、未来、
抽象、具体と
多角的に物事を見ることで
表現力が高まります。
これが多角的な思考にもつながり、
問題解決においても役立ちます。
⑧ 論理的思考力を強化する
意外に思われる方もいるかもしれませんが
イラストを描く過程で、
図解や構図を考えるときには
論理的に整理することが重要で
複雑な概念を整理して
表現する能力が養われます。
棒人間も
「何を描いて、何を描かないか?」
「なぜこのように見えるのか?」
といった事を“わかりやすさ”への
筋道を考える作業を通して
表現をしているので
かなり論理的に作られています^^
イラストを描くことは、
感性的な能力から論理的な思考力に至るまで、
多くの面で私たちのスキルを高めることができます。
これらの力は、日常生活や仕事、
人間関係においても役立つ力ばかりです。
何か新しいスキルを身に付けたい、
自分を変えたい!成長したい!と考えている方は、
ぜひ「イラストを描く」から
始めてみてはいかがでしょうか。
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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住所 | 愛知県名古屋市 |
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定休日 | 土・日・祝日 |