イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

鉛筆と消しゴムを持たない「大人」たち

 

シリシリさんが

鉛筆で下描きしてるなんて

ビックリです!

 

 

非常に興味深いことに

 

イラスト講座受講生さんで

僕の作画工程に「下描き」

ある事に驚かれる方が

たまにいらっしゃいます。

 

 

描ける立場の僕らからすると

そこで驚かれるのは

逆に驚きだったりしますw

 

 

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

 

 

確かに

 

講座やセミナーなど

限られた時間で人前で描くときは

いわゆる“一発描き”でサクサクと

パフォーマンスしているので

 

 

何も見ないでも

ササササーっと描いてるように

見えているかもしれません。

 

 

あと、みなさんの中には
「プロは一発で絵が描ける人」という

イメージがあるようですが、

四六時中そうしているわけではありません。

 

 

プロの中でもトップクリエーターや

天才的な絵師さんはいつでもどこでも

瞬発的に一発で絵を

仕上げる方もいらっしゃいますが

 

 

凡人の僕の場合は、

初めて描くモノや

ふだんのお絵描き工程には

必ず「下描き」があります。

 

 

このブログ用のイラストや

似顔絵制作、POP制作

スケッチブックの仕込み

棒人間のアイデア出しなどでは

 

デジタルでもアナログでも

必ずといっていいほど「下描き」をしています。

 

 

「下描き」しなければ描けません!冷や汗 (顔)

と言った方が正確ですねw

 

 

 

アナログ描きでいえば

鉛筆と消しゴム

手放せないアイテムなんです。

 

 

 

 

 

 

 大人になるとみんな手放す鉛筆と消しゴム

 

 

数年前から、

イラストの描き方でセミナーコンテンツを作りはじめ

講座展開をしてきましたが、

 

「絵が描けるようになりたい!」といって

集まってくださいるたくさんの受講者さんと

接するようになり

 

常々思うようになったことがあります。

 

 

 

 

なぜ大人になると

鉛筆と消しゴムを

持たなくなるのだろう?

 

 

 

 

 

 

子ども時代、学生時代は

 

筆記用具と言えば

鉛筆(シャープペンシル)と消しゴムなのに、

 

 

大人になるとボールペンが

主流になりますよね。

 

 

まぁ、鉛筆時代はボールペンに憧れてて

 

ボールペンが使える自分に

なんだか大人になったような気がして

鉛筆を“卒業”してしまった人も

多いんじゃないでしょうか?

 

 

というようなことで

 

鉛筆=子どもの筆記用具

ボールペン=大人の筆記用具

 

といった思い込みで鉛筆を持つことが

日常から消えていったのかもしれません。

 

 

 

最近はデジタルツール全盛今の時代だから、

ボールペンすら持ってない人もいますが・・・w

 

 

 

 

この鉛筆を手放すタイミングが

 

「絵を描く」「落描きする」という機会も

同時にその人の日常から消えていったんじゃないか?

と、僕は推察しています。

 

 

 

常に鉛筆が傍にある人は

描いたものは直ぐ消しゴムで消したり

描き直すことができるので

気軽に何でも描くことができます。

 

 

でも、

 

ボールペンしかない人は

描いたものが残ってしまうので

下手なものは描けないと躊躇してしまいます。

 

最近は「消せるボールペン」あり

文字をちょこちょこっと修正するには

便利なアイテムですが

 

 

のびのび「描く」には限界がありますので

創造性を発揮するには難しいといえます。

 

 

 

 

 

 

 

このブログの読者さんにお聞きします

 

 

今すぐに

鉛筆(シャープペンシル)

消しゴム

持ってきてください。

 

 

と言われたら、
すぐに出てきますか?

 

 

 

「私、絵心ありません・・・」

「絵を描くのが本当に苦手なんです・・・」

 

 

というほとんどの方は

 

身の回りに鉛筆と消しゴムがない

日常を過ごされている傾向が高いです。

 

 

 

 

 絵心を育む鉛筆と消しゴムの力

 

 

絵が上手な人、絵をふだんから描く人は、

鉛筆と消しゴムは常に身近にあるものですが、

 

大人になると多くの人が

鉛筆からボールペンへと変わり

これらの道具を使わなくなります。

 

 

 

それと、大人になると

「失敗を恐れる」傾向が強くなります。

 

 

仕事や人間関係などでの「評価」だったり

 

時間や資源が制限されることで、

失敗が大きなリスクやコストになる可能性があったり

 

セルフイメージが崩れる恐怖だったり、

 

すでに確立した方法や考え方に固執したり、

これらの要因が絡み合って、

 

大人は子どものときよりも

「失敗を恐れる」状況が増えていると思います。

 

 

 

 

・・・・で

 

 

 

こと、「絵を描く」話に戻すと

 

 

ボールペンしか持っていない

「失敗を恐れる」大人が

 

絵を描こうと思っても

のびのび楽しく描けるわけがありません!

 

 

 

 

「失敗はダメ」と思い込むことが

新しいことに挑戦する勇気や創造性に

ブレーキをかけてしまいます。

失敗を恐れて新しいことにトライしないと、

成長も限られますし、新しい発見もありません。

 

 

 

手描きイラストにおいて

 

鉛筆と消しゴムは

“失敗を許す道具”す。

 

 

 

何かを描いて、消す。

この単純な行動は、

 

絵心や創造性を育むのに

とっても有用です。

 

 

ちなみに僕の普段使いの“鉛筆”は
「コクヨ キャンパスジュニアペンシル 0.9」
三角形状でめっちゃ持ちやすいんです!

 

手の感触も大切にしながら、スケッチブック上で

頭の中のイメージを常にアウトプットしています!

 

 

鉛筆と消しゴムを使うと、

 

 

でもイメージしたアイデアと

実際にアウトプットしたものが

常に一致してくれるわけでもないので

 

描いて消す、描いて修正するを繰り返して

新しい表現を作り上げることができます。

 

 

実際に手を動かし、

紙と鉛筆の摩擦も感じながらの

アウトプットの柔軟性は

パソコンやタブレットじょうでは

得られない価値があります!!

 

 

 

 

常にアナログなふだん描きができるよう

鉛筆も消しゴムもボールペンもサインペンも

常に筆記表具はペンケースに入れて持ち歩けると

 

「描く」が日常化・習慣化していきます。

 

ペンケースも大人になると

持たなくなるアイテムですねw

 

 

開けるとペンスタンドになるタイプは

仕事場にそのまま置くことができ、

ファスナーとじですぐに持ち出せるので便利ですよ!

 

 

 

 

鉛筆と消しゴムを身近に持つことは

絵を描くだけでなく、

他のスキルや日常生活にも役立ちます。

 

 

例えば、文章を書く時や

新しいプロジェクトに取り組む時など、

打ち合わせメモやアイデアラッシュなど

多くの場面で“失敗を恐れずに”

思いっきり取り組むことができます!

 

 

 

 

 

絵が描ける、描けないの

大きな違いの第一歩は

 

才能センスの問題ではありません

 

 

失敗を許す「道具」を

持っているかどうかです。

 

鉛筆と消しゴムは、

ただの筆記具以上の価値があり

あなたの成長や変化を描いてくれます。

 

 

鉛筆と消しゴムを手にしてもらって

「失敗を恐れない大人」が増えたら嬉しいな~

 

 

 

 

 

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アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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