久しぶりに
娘と映画を見てきたのですが
まさかのホラー映画でした・・・w
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
鑑賞してきたのは
全くノーマークのタイトルで
“うわぁB級感”満載だな~と
あまり期待せずに入場しましたがw
終始、音響で恐怖を煽る演出は
約2時間のアトラクションに乗ってる感じで
面白かったですね!
ホラー映画はレンタルDVDや
今なら配信サービスで見るくらいで
映画館で見ることは無かったけど
より深みのある楽しみ方が体験できました!
ちなみにこの『死霊館』は
超常現象を題材にした映画シリーズで
総興行収入21億ドルと商業的にも成功をしている
第一作公開から10周年を迎えた
人気シリーズなんだそうです。
へ~全く知らなかったです!
本最新作も公開から
一週間たってましたが
入った映画館はほぼ満席状態で
その人気ぶりにビックリでした!
客層は中高生や若いカップルって感じで
みんなこういうの好きなんですね~!
この映画に登場する
「シスター」の装いをした悪霊は
ジェイソンやフレディのようなホラーキャラの
新しいアイコンになっていきそうですね。
ハロウィンのコスプレする人も
いるんでしょうね!
という事で、
今日は映画の余韻に引っ張られ
恐怖する棒人間
をお届けします!
人の感情表現の中でも
「恐れ」というのは
8感情にもある、基本となる表現です。
今日の棒人間は、
さらに感情の深度を上げた「恐怖」の
表現をいくつか紹介します。
人は得体のしれないものを見たときに
どんな表情や仕草をするのか
参考にしてみて下さい。
① 頬に手を当て恐怖する
頬に手を当てるという行動は、
恐怖や驚きを感じていることを
視覚的に示す一つの方法ですね。
でもなんで、
頬に手を当てるんでしょうね?
科学的な根拠がないかAIに聴いたり
調べてみたけど、
これはという回答は出てきませんでした。
知ってる人いたら教えてください!
② 身を引きながら恐怖する
アワアワ、ガクガク、ブルブル・・・
そんな擬音が当てはまる棒人間
瞳の〇を全部描き切らないように
線を引くと「瞳孔」が開いたようにみえるので
恐怖で正常な判断ができなような
精神状態が表現できます。
③ 頭を抱えて恐怖する
恐怖の対象に背を向けて
頭を抱えて塞ぎこむ姿勢で
追い込まれても
何とか身を守ろうと
恐れおののく姿になります。
④ 息を殺して恐怖する
恐怖のあまり声が漏れそうなところを
両手で口を塞いで息を殺す姿
比較的動作が小さい構図になるので
「まんぷ」や追加線で感情を深堀させます。
この棒人間は意識的に
自分の口を押えていますが、
目尻に滲み出る涙の雫を描くことで
精神的に限界が近いギリギリの状態の
イメージが出来上がります。
ホラー映画やモンスターパニック映画でも
よく出てくるシーンですよね!
⑤ 腰を抜かして恐怖する
腰を抜かしてお尻から倒れ込み
後ずさりしながら
恐怖の対象から
何とか身を遠ざけようとする仕草です。
下手に身体の線は曲げずに
直線で描きました。
さらに身体の線の
左右の長さが違うのがわかりますか?
これは身体に対して
頭の位置をずらすことで
状態を起こそうとしている
姿勢を描くテクニックです!
⑥ ムンク的に恐怖する
『叫び』をモチーフにしてみました。
①にも通じる恐怖の描き方ですね!
⑦ 楳図かずお的に恐怖する
「叫ぶ」イラストと言えば
楳図かずお先生のマンガやイラスト!
あのオドロオドロしい雰囲気を
棒人間に施してみました。
描き込み過ぎると複雑になるので
影の表現もできる限り一本一本の線が
わかるようスッキリめに描いています。
本日は「恐怖する棒人間」を描きました。
漫画符号(まんぷ)の使い方がポイントになりますが。
ネガティブな驚きや
不安のデフォルメなどにも
ご活用ください^^
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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