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『まんが日本昔ばなし』公式YouTubeが開設されてた!!

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昨日、12月6日の土曜日

 

X(旧Twitter)を眺めていたら、

思わず声が出るような投稿が流れてきました。

 

 

なんと――

 

 

「まんが日本昔ばなし」の

公式YouTubeチャンネルが開設されていた
というのです。

 

 


なぜか昨日、その投稿が一気に拡散され、

その日のうちに登録者が“爆増”。

 

 

数百人だった登録者が、

数時間で何万という規模に跳ね上がった!

というから驚きです。

 

もちろん僕も、

その“爆発的増加のひとり”として

即登録しましたよ!

 

 

公式の動画で、

“今も昔もかわりなく”

市原悦子さんと常田富士男さんの

語りを安心して楽しめる。

 

 

これは子どもの頃

「坊や〜良い子だ、ねんねしな」

で育った世代にとっては、
ちょっとした文化的事件です。

 

(画像:まんが日本昔ばなし公式Youtubeチャンネルより)

 

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

日本民話への再注目の波が来た?!

 

 

ちょうど今、放送中の

NHKの朝ドラ『ばけばけ』は

 

日本の民話を世界に紹介した

小泉八雲とその妻セツがモデルの物語

 

その影響もあって、

日本の民話が改めて注目されています。

その流れもある中で、

『まんが日本昔ばなし』公式チャンネル開設は

本当に絶妙なタイミング。

 

現時点で70本のお話が無料で観られ

これからも順次公開されていくようです!!

 

 

これはたまらん!と

嬉しさがあふれて、

さっそく

 

「耳なし芳一」

 

観てしまいましたうれしい顔
一番初めがコレw

 

この作品自体は

当時リアタイでも見た事がなく

子どもの頃は、怖さが先行して

敬遠してた昔ばなしですが

 

今観ると表現や演出の妙が分かって、
“作品”として楽しめることに気づきます。

 

 

 

絵描きとしてはもはや「宝の山」

 

そして驚いたのが、

今の自分――絵描きとしての

視点で改めて観ると、

 

 

まんが日本昔ばなしは

アイデアの宝庫そのもの だということです。

 

 

まず目を奪われるのは

 

作画の多様性。

 

各話ごとに違うスタッフが

担当しているため、

 

素朴な水彩画風、墨絵風、

劇画風、紙芝居風、版画風、

デフォルメ調など、

 

回ごとに全く別の世界観が立ち上がります。

 

(画像:まんが日本昔ばなし公式Youtubeチャンネルより)

 

物語の舞台となる

地域性や空気感に合わせて、

 

毎回様々な表現手法が用いられていて

どれも興味深いです。

 

 

それから
TV番組だったんで当たり前なんだけど

 

すべてのエピソードが

10分44秒 にまとめられているのも

なんか改めて驚きますよね。

 

 

10分ってところに妙に敏感なのは、

もはや性かもしれませんw

 

短い時間の中で、
スゴイ世界観を感じられるのは、

シナリオ、演出、作画、音楽、声優さんなど

当時の創り手の技の調和であり

 

まさに

 

「制約があるからこそ輝く創造性」

 

のお手本といっていいかもしれませんね。

 

 

世代の深層心理に刻まれた「根源的なもの」

 

こうして今観ると

 

まんが日本昔ばなしは、

単なる子ども向けアニメではありませんでした。

 

 

それは

 

“日本人の心に働きかける” 役割を

担っていたのではないかと感じています。

 

 

怖いもの、不条理なもの、

優しさ、美しさ、自然への畏怖、
言語化できない感覚や情緒――。

 

 

こうした「根源的なもの」が、

毎週決まった時間に“語り”として届けられていた。

 

これは、現代では失われつつある

貴重な体験だったかもしれません。

 

 

 

そして、この「根源的なもの」を

次の世代につないでいくのは、

 

 

“物語と言葉に深い感性を持つ大人たち”

 

ではないかと強く感じています。

 

 

『まんが日本昔ばなし』を見返すと、

絵の見せ方、演出の工夫、

物語の構造、文化の背景など、

 

 

どこを切り取っても学びにあふれています。

 

大袈裟ではなく、
「日本の表現文化の教科書」として

大人が楽しむ価値のある作品ともいえます。

 

 

これから公開エピソードが

増えていくのも楽しみですし、

 

 

自分の地元下呂の民話が登場するのでは……

と期待が膨らみます。

 

「両面宿儺」とか

「悪源太義平のヒヒ退治」

の話ってあるのかな?

 

 

 

 

 

ひっそり開設された公式チャンネルから始まったけど

今週からは多くの方の目に触れられるであろう

今回のムーブメントは、

 

 

僕たちが忘れかけていた

日本の物語の力を再確認する、

 

 

とても素敵なきっかけに

なったと感じています^^

 

 

 

 

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アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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