棒人間を描くにあたって
様々な人の感情や心理について
調べて参考にしているのですが、
ほとんど馴染みが無くて
これまで口にしたこともなかった
興味深い心理用語を見つけました。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
みなさんは
「自己憐憫」
という言葉を知っていますか?
読み方は「じこれんびん」
「自分で自分を憐れむこと」
「自分自身に対する過剰な同情」
などの意味があります。
日常会話ではほとんど
使われることはないですがw
誰の心にも潜む感情で
この感情に深くはまり込むと、
お仕事や日常生活において
特有の性格的・行動的特徴が
現れてくるようです。
今日はそんな「自己憐憫」に
陥りがちな人の7つの特徴を、
棒人間で描いてみました。
「自己憐憫」に陥りやすい
人の特徴をみると、
日常のさりげない行動や発言に、
その傾向が見え隠れします。
以下の7人の棒人間で
そんな彼らの心理状態を
切り抜いてみました。
① 注目してもらいたい欲求が強い
どこかで常に
「見て!聞いて!」と
言わんばかりの姿勢です。
また、時には
あからさまな悲しげな顔や、
聞こえるようなわざとらしいため息で
まるで
「私のこと、もっと気にして!」
というサインを発しています。
② かわいそうな自分を演出
「また私だけがこんな目に…」
「私なんか・・・」という発言は、
自己憐憫の定番フレーズ
といわれています。
どこか悲劇の主人公気取りで、
自分の不幸を際立たせようとする
仕草がみられるそうです。
③ 被害者意識が強い
すべての出来事を自分への攻撃と捉え、
防御的な姿勢で「なぜ私だけ…」と
口癖のように言います。
この姿勢は、
会話中にも頻繁に現れ、
自分を不幸不遇をアピールして、
同情を引こうとします。
④ 他人の視線を常に気にする
常に周囲の視線を気にしており、
その視線を自分への評価と捉えがち。
そのため、自分を良く見せようと、
または同情を引こうとする
振る舞いや行動を取り続けています。
⑤ 他人状況と自分状況を比べる
他人の幸せや成功を見ては、
羨んだり、嫉妬したり、後悔したり・・・
「なんで自分は…」と比較してします。
その結果、
相手を攻撃したり
自分を認める事ができなくなる
発言が多くなります。
⑥ 特別扱いを望む
「自分は特別な存在」であり、
だからこそ特別な配慮が必要だと
思い込んで、行動してしまう傾向。
この状態にどっぷりハマって
日常を振舞うと
時に他人に過度の期待を抱かせ、
結果として失望を招いたりすることが起き
人間関係を悪化させかねません。
⑦ 他人の痛みに鈍感
自分の不幸や苦しみに
気を取られていると
他人の感情や痛みに対して
共感が薄れがちになります。
こと自分に対しては
周囲に注目や共感を求めるのにね・・・
いかがでしたか?
「自己憐憫」は、
誰にでもある
人間らしい感情の
一つといえます。
しかし、
この状態が長期間続くと、
無意識のうちに
自分自身を孤立させ、
周囲からの理解や協力を
得られにくくして
しまうともいわれています。
僕も棒人間を描きながら
これまでの人生で当てはまる事が
いっぱい出てきました
このループから抜け出す第一歩は、
自分と向き合うことから始まります。
自分自身の行動や
思考パターンを振り返り、
客観的に見ることができれば、
今の自分を大切にしながら、
自己憐憫を乗り越え、その先の
自己成長を感じることができるはずです。
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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