先日のブログで
「縄跳びする棒人間」を描きました。
こういうの描くと
なんだかノスタルジックになるというかw
ふと、小学校のころの
“懐かしい体育の時間”を
思い出しますよね~。
ということでそんな流れで、
今回は「鉄棒」を描いてみました。

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
前まわりに逆上がり、、、
鉄棒の動作は複雑そうに見えますが
棒人間での表現は、
できるだけシンプルに表現してみました!

鉄棒のバーにひょいっと、飛び乗り
身体を預けるニュートラルポジション
2.5~3頭身の棒人間だと
腕の長さがポイントになります。
一見短く見える「腕」ですが
この構図は、
頭かから身を乗り出している姿勢を
描いているため、肩は頭の後ろに存在し
腕自体は見えてる以上に
長くイメージされます。

①を斜めから観た構図ですが
身体を「くの字」して
太腿付け根付近で
鉄棒に身体を預けている姿勢が
より分かりやすく表現できます。
身体、腕、の長さ
腰と鉄棒の位置がポイントです。

今回の中では一番複雑な構図になっています。
身体を丸めて鉄棒に巻き付くように
回転を加えている瞬間のため
頭、腰、手などはかなり集中して描いてます。
まさに鉄棒そのもので
これも配置のバランス大事です。

大車輪でもするかのような
ダイナミックに両足を後方に振り上げ
前進も宙に上がっている瞬間
ワンピースタイプの棒人間にしたら
シンプルに描けました!

鉄棒に順手でぶら下がって
身体をおおきく前後にスイングする動作
躍動感もあって楽し気なイメージに仕上がります。
ただ、シンプルに見えて
実はちょっと難しいのが「腕の長さ」。
いつもは棒人間の腕の長さって
頭よりも短く描くことがほとんどなので
長すぎると違和感が目立ってしまいますので。
コレ、リアルだと
鉄棒に頭ぶつけるんじゃないか?
っていうくらいの距離で
頭と鉄棒の位置を決めると
多少伸びても違和感のない腕が描けます。

いかがでしたか?
描いてるだけで、なんだか
不思議な浮遊感を感じる
鉄棒する棒人間!
あの頃の自分や、
子どもたちの姿がふっと
重なるような気がします。
シンプルな線だけでも、
動きや気持ちはしっかり伝わる。
だからこそ、
棒人間って面白いんですよね。
この「懐かし体育」シリーズは
これからも不定期に掲載していきそうです^^
| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
|
| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |
棒人間が、鉄棒している
想像通りです。ありがとうございます