愛知県美術館で開催中の
『ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢』
に行ってきました。

「行きたい、行きたい」と思いつつ
先延ばしにしてましたが
会期が今週末までと知り、
若干滑り込み気味の鑑賞です💦
平日にもかかわらず
チケット売り場は長蛇の列!
館内も作品一つ一つに行列が
ずーっと続く感じで
すごい賑わいでしたよ~!!!
こんなにもみんな
普通にゴッホが好き~!
すっごい懐かしい
あのお笑いネタ置いときますw
それはされおきw
今回の『ゴッホ展』
いやもう……正直に言うと、
心が震えるひとときでした。
これまでの
僕の中のゴッホのイメージは、
狂気的な情熱を
キャンバスにぶつける
「孤高の天才」
そして同時に、
「耳切り事件」の印象が強すぎて、
どこか直情的で周りを振り回す
“強烈な構ってちゃん”(笑)
「正直、友達にはなれないかもな…」
なんて、少し距離を置きたい存在でした。
でも今回の展示を通して、
そのイメージが覆ったというよりも——
もまたちょっと深く、
一人の人間として
ゴッホと向き合えた感覚がありました。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

今回の展示で強く感じたのは、
ゴッホ一人の物語では
なかったということです。
弟テオは、兄の才能を
誰よりも信じ、支え続けました。
そしてゴッホの死後、
後を追うようにわずか半年で亡くなります。
ここだけでも胸が締めつけられる話ですが、
物語はそこで終わりません。
テオの妻ヨーが、
その後すべてを引き継ぎました。
家計を支えながら作品を整理し、
世の中に届けていく。
あの有名な『ヒマワリ』を
ロンドンのナショナル・ギャラリーへ売却した際、
彼女が残した言葉——
「栄光のための犠牲」
この言葉に、ただの家族愛ではない、
“執念に近い信じる力”を感じました。

今こうして僕たちが
ゴッホの作品に出会えているのは、
間違いなくこのファン・ゴッホ兄弟の絆と
その家族の想いがあったからなんですよね。
最近の大河ドラマ『豊臣兄弟!』もそうだけど、
今こうして「兄弟の絆」に光が当たっているのは、
僕たちが一番必要としているのが、
理屈抜きの「信じる力」だからかもしれないね。
会場内の展示を進んでいくと、
ゴッホの画風が劇的に
変わっていくのがはっきりと分かります。
オランダ時代の暗く重たい色合いから、
パリでの出会いを経て、
南仏ではあの鮮烈な黄色へ。
環境や人との出会いによって、
ここまで表現が変わるのかと驚かされました。

日本の浮世絵にも
めちゃくちゃ影響されてるところも
なんだか嬉しいですよね!
そこにあったのは、
ただの作風の変化ではなくて——
一人の人間が必死に生きようとした
軌跡にも観え、こういうところが
100年経っても世界の人に
愛される理由なんでしょうね。
そして、唯一撮影OKだった
プロジェクションマッピングのエリア。

本当に圧巻でした。
壁一面に広がる色彩に包み込まれて、
まるでゴッホの内側に
入り込んだような感覚。
感情ごと体験する没入感。

観るより感じる体験が味わえます。
展示の後半で、
とても印象に残った言葉がありました。
ゴッホが、大きな絵画は
売りにくいことを認識しながらも
描いたという『モンマルトルの菜園』
Vegetable Gardens in Montmartre, 1887 pic.twitter.com/gJhj5R9ct6
— Vincent van Gogh (@vangoghartist) September 9, 2024
その作品の横に
テオ宛ての手紙の一文が示されてました
生きることが不器用で、
周りとうまく関われなかった彼が、
それでも、自分の絵の中には
「誰かに届く光」があると
信じて描き続けていた言葉ですよね~
この一言が急に飛び込んで来て、
僕の強く心を揺さぶられました。
僕もね~、イラストも棒人間も、
講座やワークショップも、ブログ発信も、
すぐに届かなくても、
それでも「誰かに届く」と信じて続けている。
ゴッホほどの激しさは、
ないかもしれないけどw、
その“信じる姿勢”には、
勇気をもらいました。
やっぱり、友達になるのは
ちょっと大変そうだけど(笑)
それでも彼が信じて描き続けた「光」は、
間違いなく、今の僕の中にも届いています。
本当に、行ってよかった。
いい時間を過ごせました!
| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |