名古屋めしといえば、
手羽先、味噌カツ、ひつまぶし、
名古屋コーチン、きしめん・・・などなど
今や全国、世界へと
ご当地の食文化が発信されていますが、
その中でも、一人の料理人のアイデアから
名古屋の街中華を代表するグルメとして
全国に知れ渡ったのが
「台湾ラーメン」
です。
最近は、他の地域から来名された方に
「名古屋めし何食べたか?」「何食べたいか?」
って聞くと、
みそカツや手羽先をを押しのけて
台湾ラーメンを挙げる人も増えてきましたね。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
激辛料理大好きな
かわしりみつはるです。
辛い!痛い!
それでも
また食べたくなる!!
元祖台湾ラーメンと言えば
中華台湾料理店の「味仙」
(写真:公式HPより)
その創業者で
“台湾ラーメンの生みの親”でもある
郭明優さんが
先月末(3月29日)に
82歳で亡くなられたことが
ニュースで報じられました。
(写真:中日新聞より)
ご冥福をお祈り申しあげます。
台湾出身の両親を持つ郭さんが
台湾の担仔麺(タンツーメン)という料理を
辛口にアレンジして、
従業員のまかない用に作ったのが
はじまりだそうです。
で、それを知った常連客から、
食べたいとのリクエストがあって
メニューに加えらて、
台湾ルーツをもつ店主が考案したから
台湾ラーメンと名付けられ
台湾にはない
台湾ラーメンが誕生したという
ユニークなお話です。
新しい料理を開発することも
素晴らしいのですが、
さらに凄いのは、その後
「台湾ラーメン」では商標をとらず
名前は他のお店でも使われていった事
台湾ラーメンの人気が出てくると、
多くの中華料理店の関係者が味仙の味を学び、
台湾ラーメンを出すようになっていくのですが。
郭さんは「よそはよそ、うちはうち」状態で
自由にさせたんだそうです。
現在では、名古屋圏内にある中華料理屋さんの
7割以上は当たり前のように「台湾ラーメン」を
メニューに出してるといわれてます。
よくこの手の話って
「うちが発祥だ!」みたいな
言い張るところが出てきたりして
「本家VS元祖」論争」みたいなことが
起こりがちですが、
味仙の独特の辛さと
クセのあるうまみの
あの台湾ラーメンは
味仙でしか味わえないですし、
地元じゃユーザーはもちろん
中華料理店の人も
「台湾ラーメンの元祖は味仙」
って誰もが認めている事であり
ここに置いては
パイオニアの存在感は
圧倒的なのです!!
ちなみに、現在
「台湾ラーメン」は海を越えて
台湾にもわたり、
「名古屋ラーメン」として
広がっているそうです。
・・・なんだか
ややこしいですねwww
味仙創業者の郭さんが
自ら考案した「台湾ラーメン」を
囲いこまなかったことで
いろんな方が
「台湾ラーメン」を広める事になり
小さなお店のまかない料理が
名古屋を代表する食文化
にまで成長したことは
痛快極まりないお話です!
だから、
台湾ラーメン食べたときの
「痛い!」って感覚が
ヤミツキになるのかな
今週どこかで味仙行ってこよ!
僕がお伝えしている
「棒人間の描き方&活用法」も
みんながどんどん自由に使って欲しいな
と思っています。
「商標取った方がいい」とか
「認定制度作った方がいい」とか
言ってくださる方もいて
“守る”ことも確かに
大切かもしれませんが
どうもそれって
ベクトルが自分に向いているようで
腹落ちしないんですよね・・・
棒人間が、
みなさんの日常に溶け込むくらい
ビジュアル言語として
コミュニケーションの文化に
していきたいですし
誰もが当たり前のように
持ち合わせられる
伝える技術の新常識として
誰もが自由に
隔たりなく伝えられたらと思います。
ただ、
継続発展のために
より広がるための“仕組みは”
これからも前向きに
考えていきますので、
棒人間を
文化する!
って事に共感していただける方には
どんどん集まっていただきたいです^^
で、みんなで
台湾ラーメン食べに行きましょ!!
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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住所 | 愛知県名古屋市 |
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定休日 | 土・日・祝日 |