「見せる」って、こんなにも世界を変えるんだ。

 

 

先日「イラストプレゼンマスター講座」の

修了生である、ある学校の先生から、

 

 

こんな報告をいただきました。

 

 

 

もうねそれだけでも嬉しくて
十分素晴らしいことなんですが、

 

さらに心に残ったのは、

その後に続いた先生のこんな一言でした。

 

 

 

 

…これ、本当に僕が望んでる

 

すごく大きな一歩なんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「人に見せられない」をクリアする！

 

 

実はこの先生は、

講座を受講していた当初は

 

一所懸命、講座を受講してくださるんだけど

現場で「描いて」実践することに対して

とっても強い躊躇がありました。

 

絵そのものが苦手というより、

「人に見せるのが怖い」という、

もっと深いところで

ブレーキがかかっていたんですね。

 

 

 

そして僕も

多くの受講者さんと関わってきた中で、

ずーーっと感じていたことは…

 

 

「描けない」という悩みよりも、

 

「描いたものを人に見せられない」

という悩みの方が、

 

実はもっと深くて、

大きなハードルなんだということ。

 

 

 

 

でもその先生は、

自分のペースでじっくりと取り組みながら、
ついに職場でイラストを使った授業という形で、

一歩を踏み出しました。

 

結果、子どもたちも喜んで授業に参加したそうで

 

生徒にも、校長先生にも

しっかりと伝わったんですよね。

 

 

※写真はイメージです。

 

 

 

このエピソードをお話してくださるときの

先生の表情は、もう自信と誇りにあふれていて。

 

「描く力」で得た変化と成長を、

目の前で感じた瞬間でした。

 

 

 

「描く」「見せる」で広がる世界

 

さらに面白いことに、

 

「描く」「見せる」ことに対して
自信が湧きはじめた先生は、その後

 

“見える世界”にも変化が

あったそうです。

 

 

自分の手描きのイラストを

自信を持って使うようになってから、

 

職場の周りには、意外と同じように

手描きで資料を作っている先生たちが

いることに気づいたそうなんです！

 

 

「もともと、前からいたのか、

私の絵に触発されて描き始めたのかは
わかりませんが…」

 

と、ご本人は話してくれましたが、

 

 

僕はこう思います。

 

 

きっと、先生ご自身の

“見える世界”が変わったんです。

 

 

 

 

 

 

「描いてもいい」

「見せても大丈夫」

 

という許可が生まれたことで、

 

 

無意識に自分のまわりの

“共通点”を見つけるようになったんだと思います。

まさにこれって心理学でいう

「カラーバス効果」そのもの。

 

 

 

しかも今では、

 

他の先生方とお互いの絵を見せ合い

手描きイラスト談義が繰り広げられるようになり、

職員室が前よりもまたちょっと

和やかな雰囲気になっているそうです。

 

いやもう、これって

最高の連鎖じゃないですか！

 

 

 

 

一人で描いていたときには

感じられなかった楽しさが、

 

 

「誰かと描く」

「描いたものを共有する」ことで、

どんどん広がっていく。

 

 

 

“描くこと”って、

ただの技術じゃなくて、

 

 

 

人と人をつなぐ、

あたたかいコミュニケーションの

架け橋なんだなって、

 

改めて感じるエピソードでした。

 

恐れを乗り越えた先には・・・

 

「描けない」「見せられない」

という恐れや躊躇を乗り越えて

 

自分の「描く力」に

自信を持てるようになったことで、

 

見える世が変わり、
職場の空気が変わり、

人とのつながりが

また新しいカタチで生まれていきます。

 

 

今回、先生のご報告で

そんな素敵な「変化の連鎖」に立ち会えたこと、
そしてその一歩の切っ掛けを創れたことが、

本当に嬉しいです。

 

 

 

もし今、「私の絵なんて…」と

感じている方がいたら、

 

小さな一歩でいいので、

ぜひ誰かに見せてみてください。

 

 

怖さを越えた先には、

きっと思っている以上に、

 

やさしくて楽しい世界が待っていますよ！！！