


「舌が回る」
「舌を噛む」
「舌の根の乾かぬうちに」
僕たちの日常には、「舌」を使った
ことわざや慣用句がたくさんあります。
舌は「話す・食べる・味わう」を担う、
重要な臓器ですよね、
そして
舌って普段は口の中に隠れているのに、
ちょっと表に顔をのぞかせると
「感情」や「コミュニケーション」に
結びついてきます。
それはきっと、
舌が“ことばをつくる臓器”であるだけでなく、
ことばにならない気持ちをも伝える、
いわば「心の通訳」みたいな
存在だからかもしれませんね!!
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
子どもが「べーっ」と舌を出すのは、
からかいか、照れ隠しか、ちょっとした抵抗か。
大人でも「てへっ」と舌を出すときは、
謝罪とユーモアがまじったような
やわらかい気持ちがこもっていたりします。
つまり「舌を出す」って、
感情が顔からはみ出しちゃった
瞬間ともいえます^^
そんな“思わずむき出しちゃった”
舌が織りなす感情表現の瞬間”を、
棒人間にしてみました。
「べーっ」の典型例。
軽い反抗心やいたずら心、
親しみを込めた挑発、
そしてどこかに“甘え”の
ニュアンスも含まれていますよね。
また、失敗を軽くごまかすときや、
場を和ませたいときなどに
現れる舌の形です。
舌を出しているけど①とは違い、
「からかい」や「挑発」ではなく、
「嬉しさ」や「照れ笑い」に
見えるのが面白いですね。
体を前にかがめて、舌をベーっと突き出し、
「もう嫌だよ!」って言わんばかりの様子。
目はきゅっとつぶられ、両頬には赤み。
感情が高ぶっているようにもみえ
“照れ笑いと軽い抵抗”が混ざったような、
感情ミックス状態な表情です。
「そんなこと言っても知らんもんね〜!」
なんて、まるで声が聞こえてきそうで、
感情のエネルギーが、
舌からポンッとはみ出した
一瞬を切り取ったような棒人間です。
まるで某洋菓子店のキャラクターのように
優しいほほえみを浮かべ、
舌をちょこんと横に出した
おちゃめで優しい表現。
舌を出しても
「からかい」や「挑発」ではなく、
これは嬉しさ・満足・親しみと
いったポジティブな感情を
視覚的に伝えてくれる要素になります。
顔を机の上につっぷし、
舌を大きくだら〜んと出して
「やる気の喪失」や
「エネルギー切れ」の状態。
全体的に描かれているのは、
疲労・脱力・絶望・燃え尽き感といった、
いわゆる“もうムリ…”という感情。
言葉では処理できない疲労や絶望が、
体の奥から滲み出てるようで
思わず共感してしまう瞬間ですねw
ウィンクと舌出しの組み合わせは、
「いたずら心+愛嬌」の王道コンビネーション。
失敗や緊張を
ポジティブにひっくり返す
「したたかさ」と「かわいげ」の
絶妙なミックスを生んでいます。
下まぶたを指で下げて
舌を出すというしぐさ。
ちょっとおちゃらけた
ふざけた反応の代表格だ
“あかんべー”には
反抗・甘え・照れ・
ユーモアなどが織り交ざった
“複雑でかわいい感情表現”
ともいえます!
目を大きく見開き、
眉をぐいっと上げ、
口を縦にガバッと開いて
舌がびゅーんと飛び出してる
ギャグマンガに出てきそうな
インパクト抜群な棒人間!
これまで棒人間で
こういう感じを描くのは
あまりなかったと思います。
(ちょっと新境地かもw)
全身から
「衝撃」「絶望」「呆然」「放心」
といった感情があふれ出ている
様子が伝わってきます。
いかがでしたか?
ちょこっと飛び出した舌だけで、
さまざまな感情ができるんです。
しかも、見ているうちに、
「あ〜こういう気持ち、自分にもあるある」
って共感しちゃう。
何かを伝えたいとき、
うまく言えないと感じたら——
ちょっと舌を出してみてもいいかも(笑)
もしかしたら、
あなたの気持ちはちゃんと届くかもしれませんね。
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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