ここ最近、
棒人間LINEスタンプの送信数が
グッと増えてきていて、
ちょっと驚いています!

SNSでバズったわけでも、
有名人に紹介されたわけでもない。
何が起きてるんだろう?と
不思議に思いながらも、
よくよく考えてみると、
思い当たることがちょっと出てきました。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
LINEスタンプのクリエーターになると
「クリエーターズスタンプ」のマイページで
売上や販売数、スタンプの送信数などが
自分でチェックすることができます。
ここで、今まで見た事のない
数字が表れていて

12月12日~12月14日には1日で
1万件前後送られていて、
「えっ、なにこれ…?」
と正直びっくりしました。
月ごとに集計も観てみると
11月の総送信数は
2万ちょっとだったのに、
12月に入ってから勢いが増して、
まだ前半の時点で
合計約6万件の送信が
行われているのです!!!
なんか、凄くないですか?!
で、こういう現象の時には
必ず理由はあるはずだ!
と考えてみたところ
今年の4月にリリースした
「ずっと使える棒人間の日常スタンプ」が、
LINEのプレミアムスタンプとして
使い放題の対象になったことが考えられます。
これが、より多くの人の目に触れて、
手に取ってもらえる
きっかけになったのかもしれません。
人目に触れる機会が増えたことで
棒人間スタンプのセリフや表情が、
多くの人の「こんな時に使いたい」
と感じてもらえる
使い勝手にぴったりハマったからかもしれません。
ここ何作が創ってみて感じることは
LINEスタンプって、
ただの可愛いイラストじゃない
と思っています。
言葉にしにくい気持ちを、
咄嗟に伝えられる手段なんですよね。
たとえば「ありがとう」って
面と向かって言うのは照れくさいけど、
スタンプならサラッと送れたり。
「ごめんね」
「おつかれさま」
「その通り」
「素晴らしい」
「行って来ます」
「いってらっしゃい」
といった何気ない言葉も、
スタンプを通すことで、親しみを込めて
伝えられることがあると思うんです。
僕がスタンプを作るときに意識しているのは、
「自分が描きたいもの」という動機以上に
「誰かが使いたくなるもの」という意図。
絵がうまいとか、凝っているかよりも、
「そうそう!こういうスタンプ待ってました!!」
って思ってもらえることが
何より大切だと感じています。
だから制作中は、
「どんな場面でこのスタンプが使われるかな?」
っていうのをすごく想像しながら制作します。
あ、でも時にはトレンドにも乗っかりますw
セリフの一言、
棒人間のちょっとしたしぐさ、
そのひとつひとつが、
使う人や受け取る人にとって
自然で心地いいものになっているか。
そして送った瞬間に
ニヤニヤしてもらいたいw
そうやって作っていると、実は
セミナーや講座のためのネタや
アイデアも湧いてきて、
自分にとっても学びの連続です。
LINEという限られた場ではあるけども
日常のコミュニケーションの“もどかしさ”も
顕著にでてくるところでもあると考えてます。
なんんで、LINEスタンプは
いわゆる「ユーザー体験(UX)」に
近いのかもしれません。
送る側も、受け取る側も
ストレスなく気持ちが通じ合うような、
そんな関係や繋がりを
描くことを大事にしています。
LINEスタンプって、日常の中で
ちょっとした感情を表現する
“ビジュアルコミュニケーション”です。
誰かの
「今これを伝えたい」
「感じ取ってもらいたい」
「察して欲しい」に
寄り添えたとしたら、
それはすごくうれしいことです。
今回の送信数の動きも、
なんだか「必要とされた」という感覚があって。
「あぁ、みんなに届いてるんだな」と、
静かに感動しています。

これからも、
誰かの毎日にそっと寄り添えるような
スタンプをモリモリつくっていきたいですね。
是非LINEスタンプでも
いつもそばには「棒人間」な
コミュニケーションをお楽しいただけたら
とっても嬉しいです!
| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
|
| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |