いつもこのブログを
読んでくださっている皆さん、
ありがとうございます。
最近は、講座を受けた受講生さんや
動画や書籍を手にして下さった方々が、
実際のプレゼンやコミュニケーションの場面で
「手描きで伝える」を取り入れてくれるようになり、
「伝わり方が変わった!」
「場の空気がやわらいだ」
といった嬉しい感想が届いています。

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というわけで今回は、
改めて「手描きの力」について、
その魅力や価値を整理して
お伝えしていこうと思います。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
手描きの魅力って、
ただ情報を伝えるだけじゃないんです。
たとえば、棒人間。
僕が講座でよく使うシンプルなイラストですが、
これが場の空気を一変させてしまう力を持っています。
絵が上手じゃなくても、
緊張してうまく話せなくても大丈夫。
棒人間が、
あなたの「伝えたい」
という気持ちを代弁してくれます。
そしてその“ユルさ”や“拙さ”が、
逆に人間味を感じさせ、
クスッと笑ってもらえたり、
相手との距離をグッと縮めてくれるんです。
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話したいことが多いと、
どうしても内容が複雑になったり、
話があちこちに飛んでしまったりしがちです。
でも、ホワイトボードや
紙に手描きで情報を整理していくと、
全体の構造が視覚的に
スッと伝わるようになります。
ポイントは、
* 文字を大きく、ハッキリと
* 長文ではなくキーワードで
* 矢印や囲みでつながりを見せる
こうした工夫があるだけで、
聞き手の理解度が格段にアップします。
そしてなにより、
「ちゃんと伝えようとしてくれてる」
というあなたの思いや配慮が、
相手にしっかり伝わるんです。

スライドや口頭説明は
流れてしまいやすいですが、
手描きで残したものは
「場に残る」んです。
たとえば、
セミナーでのルールやキーワードを
ホワイトボードに大きく描いておくだけで、
参加者は自然と視界に入り続ける
それらの情報を意識し、
記憶に残しやすくなります。
さらに、棒人間のような
簡単なイラストを添えることで、
記憶の中に“イメージ”としても
残るようになります。
これが、後で振り返ったときの
「思い出しやすさ」や
「理解の深さ」につながるんですね。
「絵が苦手で…」と
遠慮する方も少なくありません。
でも、
手描きに必要なのは“センス”ではなく、
“伝えたいという気持ち”なんです。
実は、僕が描く棒人間も、
感覚で適当に描いているわけじゃなく、
「シンプルに見やすく、分
かりやすく描くには、
どう線を引けばいいか?」
そういった“計算に近い工夫”が
しっかり詰まっているんです。

だから再現性は高く
誰でも描ける!
そして
その「描く」原動力になっているのは、
やっぱり「観る人への配慮」。
どうしたら伝わるか、
どうしたら伝わりやすくなるか――
その視点があるから、
シンプルでも絵に
命が宿る(ように見えるw)んです。
つまり、
伝えようとする気持ちがあるからこそ、
自然と工夫が生まれ、その積み重ねが
みんなの「絵心」につながっていく。
描きながら成長していく感覚、
きっとあなたも体験できますよ。

伝えるための手描きのスキルは、
プレゼンやコミュニケーションにおいて、
最強の“表現力”になります。
決して絵が上手である必要はありません。
(“好き”にはなって欲しいけどね!w)
必要なのは、
「ちゃんと伝えたい」という気持ち、
そしてちょっとした工夫と型。
この「描く力」を使えば、
あなたの伝えたい想いが、
もっとまっすぐに届くようになります。
これからも一緒に、
「伝える技術」を育てていきましょう!

| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |