先週開催された心似顔絵塾展2025
あらためて、ご来場くださった皆さま、
本当にありがとうございました。
6日間の会期で500名を越える来場者!
会場は笑顔と交流の空気に包まれ、
まさに「似顔絵の持つ力」を感じる1週間でした。
その中で開催された
タナカサダユキ先生による特別講演会も
多くの方に印象を残す企画となりました。

長年、似顔絵界のトップランナーとして
走り続けてこられた田中先生が、
「お絵描き介護」
というこれまでにない
絵を描くことの可能性を
示してくださいました。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
講演会では、
先生が10年にわたる
お母様の介護を振り返り、
最後の半年間の「お絵描き」に
スポットを当てて語ってくださいました。
今年2月にお母様を看取られるまでの半年間、
お母様がホワイトボードに向かって
描き続けられた150点のお絵描きは、
親子にとってかけがえのない
「対話の記録」となり、
日々を彩る希望となったのです。
認知症で言葉を失っていく中でも、
描くことを通して残された力や
表現の喜びが引き出され、
親子の絆をつなぎ直す
「奇跡の時間」になりました。
講演会を終えた田中先生が
ご自身のFacebookでこの体験を
総括してくださってます。
改めて、タナカ先生のお話を拾うと
① 認知症はすべてを奪うものではなく、
残された能力を活かすことで
自尊心や生きがいが戻ってくること。
② 絵を描くことは、自己表現への
本能的な欲求を呼び起こし、
心の安定につながること。
③ 息子と母の「共同作業」としての絵は
深いコミュニケーションを生み、
多くの人に支えられる活動になったこと。
この三つの要素が重なり合って
「奇跡の発現」になったそうです。
特に印象的だったのは、
と結ばれたこと。

長年にわたる介護生活の末に、
その言葉を言い切れる強さと優しさに、
僕自身も講演会のときも、
この投稿を観た今も胸が熱くなりました。
そしてこの物語は、
すでに広がりを見せています。
似顔絵展に来場した方が、
似顔絵に興味もっていただき
今週僕のオンライン講座に
体験参加してくださいました!

そこで、驚いたのが
「タナカ先生の話を知って
私もお絵描き介護を
実際に始めてみました!」
って言うんです!!!
おばあ様と一緒に描いてみたところ
ご自身も前向きな気持ちになって
楽しく続けたいといってくれて。
来月から新たな仲間として加わってくれます^^♪
こうして新しい笑顔の循環が広がっていくことに
もうね、キュンキュンしますよね!!!
『お絵描き介護』
タナカ先生はプロの絵師だから出来た事・・・
終わらせてしまうのは、
とても勿体ない話だと思います。
この取り組みは特別な技術がなくても
誰にでもできます。
その可能性は「似顔絵」や「棒人間」に
秘めれれていることは間違いないと確信しています。
だからこそ、講座やワークショップ、
介護施設とのコラボなどを通じて
「お絵描きコミュニケーション」も
広げていけたらと強く思います。
現場にお互いの心を満たす交流を!
「描くこと」は、
人と人をつなぎ、
残された力を引き出し、
誰かを想う優しい世界をつくっていく。
その期待と可能性を、
これからも一緒に形にしていきたいと思います。

心似顔絵塾☆無料体験会
日時:9月8日(月)19:30~21:30
場所:オンライン(ご自宅から参加可能)
参加費:無料
講師:河尻光晴(日本似顔絵検定協会認定似顔絵師)
🗓 開催日:2025年8月31日(日)
📍 会場:塩尻市市民交流センター
「えんぱーく」
🕘 時間:10:00〜16:00
受講料:16,500円
絵心がなくても、だいじょうぶ。
棒人間だからこそ「想い」が伝わる体験、ぜひ味わってくださいね😊
📄 講座の詳細はこちらのLPからどうぞ:
👉 https://9u9xw.hp.peraichi.com
| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |