


昨日(6/29)放送された
大河ドラマ『べらぼう』
第25回「灰の雨降る日本橋」
ご覧になりましたか?
#大河べらぼう 第25回「灰の雨降る日本橋」
あらすじ&予告動画をチェック!👇https://t.co/0Mf3LU2LAc
明日放送です! pic.twitter.com/CvHZOgzYlM
— 大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」日曜夜8時 (@berabou_nhk) June 28, 2025
今回の放送は
大河ドラマの全体ストーリーの視点からも
ちょうど折り返し地点にあたります。
これまでの物語の積み重ねや、
散りばめられていた伏線が着実に回収されていく様子に、
「そう来たか!」と思わされ!
「ここから物語が新たに動き出す!」
という大きな転換点も感じることができ、
もう…本当に胸が熱くなりました!
大きな合戦や、重要人物との別れ
本能寺の変のような大事件が起こらなくても
感動って描けるんだ!
っている清々しさを感じたな~
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
蔦重がついに日本橋に本格進出!
「丸屋」の看板を手に入れるところから物語が進んで行きますが、
そんな中、浅間山の大噴火によって江戸に灰が降り注ぎ、
市中の人々は困惑と混乱に包まれます。
そんな状況の中で、
蔦重はこれを「恵みの灰」としてポジティブに捉え、
日本橋の町人たちを巻き込みながら、
灰を掃除する競争を開催!
その“べらぼう”な発想力と
行動力に日本橋の人々が全体が
巻き込まれていきます。
その中には、これまで何度も
蔦重の前に立ちはだかって切った
老舗本屋の鶴屋喜右衛門。
風間俊介さん演じる
ラスボス鶴屋は
とにかく登場時から
感情を表に出さない
“冷たい笑顔”が不気味で
SNSでも「目が笑ってない」と
視聴者を戦慄させてきました。
そんな鶴屋が今回
蔦重との灰捨ての協働作業を通して
べらぼうすぎる蔦重を見て
思わず吹き出し、
心からの笑顔を見せる
シーンがあります。
「私はいつだってにこやかです」
配信は👉https://t.co/KTVstTN0SN#大河べらぼう#横浜流星 #風間俊介 #松田洋治 #中川翼 pic.twitter.com/JaKpCRg22z
— 大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」日曜夜8時 (@berabou_nhk) June 29, 2025
「笑ったでしょ」と蔦重に突っ込まれて、
我に返って
「私はいつだってにこやかです」
と照れ隠しをするあの台詞に、
思わずこちらもニッコリしてしまいましね!
このタイミングで出てくる
台詞も最高で
めちゃくちゃいいシーンでした!
あの瞬間の鶴屋の笑顔は、
それまでの作り笑いではなく、
心が動いた“素の笑顔”。
役者・風間俊介さんの
繊細な演技があってこそ生まれた
「笑顔の温度差」表現に、
テレビの前で鳥肌でした。
笑顔って、すごくシンプルな表情なのに、
込められる意味や背景は本当にさまざまですよね。
嬉しいとき、悔しいとき、
隠したいとき、ごまかしたいとき——
どれも「笑顔」になる。
そんな風に、
笑顔は人の内面を映す
“鏡”みたいな存在だなと、
『べらぼう』の豊かな感情表現を
観ながら感じています。
“棒人間”も、笑顔を取り扱う事は多いです。
シンプルな線と丸で描かれる存在だけど、
そこにちょっと口角を上げてみたり、
目の形を変えてみたり、
体の角度を傾けてみるだけで、
その表情や感情のニュアンスが
ぐんと伝わりやすくなります。
例えば、ただのニコニコ顔の棒人間でも、
その背景に「やせ我慢」とか
「本音は違うんだけど」という
ストーリーを込めて描くと、
それだけで見る人に深い共感が生まれたりします。
『べらぼう』の鶴屋さんのように、
笑顔の奥に隠された感情——
本当は認めたくなかった
相手を認める瞬間とか、
心がほぐれてしまったその一瞬とか、
それを棒人間でも描けたら、と思うんです。
言葉だけでは伝わりづらい
「気持ち」を、絵というツールで伝える。
それってとても豊かなコミュニケーションだと思います。
鶴屋さんの「私はいつだってにこやかです」は、
表情だけでなく、その裏にある人としての変化や
成長まで感じさせてくれるセリフだったなぁ~
そして、
それを“描く”という手段で伝える棒人間もまた、
人の心の奥をやさしく覗かせてくれる存在です。
これからも、ドラマの感動を、
棒人間というツールを通して、
誰かに伝えていけたら嬉しいです。
アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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住所 | 愛知県名古屋市 |
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