


今週の朝ドラ『あんぱん』
観た人いるかな?
戦争編も佳境にはいり
どんどんと辛いお話が続いていますが、
例の似顔絵がきっかけで
準主人公の嵩は
戦地で紙芝居を披露する
というエピソードが描かれました。
戦時中の前線で
こんなことが行われていたんですね!!
とても印象的なお話だったなぁ。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
舞台は第二次世界大戦中。
中国大陸に渡った嵩は
似顔絵の実力が認められ
「宣撫班」という、
占領地で現地の人たちと
仲良くなるための班に配属され
「紙芝居」制作を担当する。
そこで彼がつくったのが
「双子の島」って紙芝居。
日本と中国を“兄弟の島”に例えて、
争いから助け合いへっていう、
想いのこもったお話。
🏃♀️#きょうのあんぱん🖌
八木が審査員として加わり、紙芝居の審査が行われました。
「昔々、ある島に一人の男がいました」
🔻紙芝居”双子の島”の審査結果は…https://t.co/ntav782Sa4#北村匠海 #高橋文哉 #妻夫木聡#朝ドラあんぱん pic.twitter.com/IbwdoZ2uEu
— 朝ドラ「あんぱん」公式 (@asadora_nhk) June 16, 2025
現地の通訳の“機転”もあって
村人たちは大笑い。拍手喝采で、
嵩たちの存在が認められた瞬間でした。
泥沼に向かっていく戦時中の中で
かすかな光を見たような心温まる回で
「良かったね~嵩!」ってなりました。
でも、そんなちょっと幸せな時間も
束の間でしたね・・・
実はこのエピソードも、
モデルとなったやなせたかしさんの
実体験が元になってるって知ってた?
やなせさんの回想録などにも
中国での紙芝居のお話が描かれてます。
やなせさんは実際に中国で
「双生譚」っていう紙芝居を披露して、
やっぱり通訳が話を変えたのか
なんだかよく分かんないんだけど
大ウケしたって話が残ってるんだって!
「占領地での紙芝居」#朝ドラあんぱん
娯楽で日本軍の占領に人々を協力させる
宣撫(せんぶ)班となった嵩は
オリジナルの紙芝居を作りました。嵩のモデル、漫画家やなせたかしさんのインタビューが
戦争証言アーカイブスに残されています。
(2005年収録)https://t.co/taBrWzBils pic.twitter.com/1RZn9vauHa— NHKアーカイブス (@nhk_archives) June 16, 2025
ご本人が戦地で創った紙芝居について
直接語ったインタビューも残されてます。
これは必見ですね!!
そんな背景まで知ると、このエピソード、
ただのドラマの1シーンとしてじゃなくて、
改めて「絵の力」ってすごいなあって感じませんか?
だって、言葉が通じなくても、
文化が違っても、「絵」という共通のビジュアルがあれば、
人って笑えるし、共感できるし、繋がれることを示してくれます。
これはまさに、
「棒人間」や「イラストプレゼン」にも
通じるところがありますよね
棒人間ってシンプルで誰でも描けるけど、
その中にちゃんと気持ちをのせられる。
感情も、関係性も、ストーリーも伝わる。
人前で話すのが苦手な人も、
絵を添えるだけで一気に場があたたかくなるんだよね。
しかも、描いた絵を通して
「そうそう、こういうことが言いたかったの!」って、
自分の想いが明確になったりするの。
不思議だけど、ほんとに魔法みたいに。
今回のドラマで嵩が体験したように、
絵ってただの表現じゃなくて、
人と人をつなげる橋なんだな〜って思ったよ。
戦争の時代にも、
令和の今にも、
絵には変わらない力がある。
だからこそ、
これからも「絵を描くことで伝える」ってこと、
大事にしていきたいなって感じたのでした。
↓↓↓オンライン講座情報はコチラから↓↓↓
(★画像をクリックすると案内ページに飛びます)
アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
|
住所 | 愛知県名古屋市 |
---|---|
定休日 | 土・日・祝日 |