


いや~朝の時間から、
こんなにも胸を熱くさせてくれるとは
幸せだな~w
NHK朝ドラ『あんぱん』。
「アンパンマン」作者
やなせたかしさん夫婦をモデルにした
信念に生きた、優しくも熱い人生のドラマ。
今田美桜さん、北村匠海さんたちも登場し
物語は、主人公たちがそれぞれの夢や生き方を
模索する様子が描かれています。
時代の縛り、家族の期待、
自分自身との向き合い…そんな人間模様が、
まるで自分のことのように感じられ、
朝の空気をキリッと清々しくしてくれます。
登場人物がアンパンマンに登場する
キャラクターをモチーフにしてるのも
作り手の粋な演出で楽しいですね!
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
一昨年は、植物学者の牧野富太郎さん
昨年は、法律家の三淵嘉子さん
と実在する人物を追ってきましたが
そして今年は、
知ってるようで全く知っていなかった
やなせたかしさんの人生を
追体験できるありがたい時間です。
北村匠海さんの純度の高い演技と
『あんぱん』のストーリーや粋な演出に
魅せられていると
やっぱり、やなせたかしさんの
生き方や想いにも惹かれていきますよね~
ということで
すぐに取り寄せたのがこの一冊
ぼくが生きる意味はなんだろう?
そう自分に問いかけ続けた、
アンパンマンの生みの親、やなせたかし先生の伝記
児童書なんだけど、シンプルな言葉で
大人の僕にとっても心を揺さぶる内容ですね。
やなせさんの人生は、戦争の悲惨で辛い体験や、
長い間認められなかった苦労と葛藤の連続でした。
そんな中でも、自分の信じる
「正義」と「愛」を形にしていった姿勢には、
魂を掴まれたような気持ちになります。
アンパンマンが「自分の顔を食べさせる」
という一見衝撃的な設定には
やなせさん考えていた
「逆転しない正義」が象徴されています。
敵を倒すために戦うヒーローじゃない。
お腹を空かせた誰かに、自分のものを分け与えるという、
決して派手ではないけれど、誰よりもまっすぐで
純粋な“正義”のかたちだった。
これは今回の朝ドラの冒頭に
まず初めに語られたセリフでもあり!
この信念に触れたことで
とても優しい気持ちになりました。
やなせさんが作詞した
『アンパンマンのマーチ』って
ただの子ども向けアニメの
主題歌じゃなくて、
めちゃくちゃ哲学的だって
ずっと話題になってましたが。
『あんぱん』第18回(4月23日放送)の話の中に
竹野内豊さん演じる伯父・寛の台詞に出てきましたね!!
🏃♀️#きょうのあんぱん🖌
心から法学の道に進みたいという千尋と、まだなりたいものが分からない嵩。
「何のために生まれて、何をしながら生きるがか……見つかるまで、もがけ。必死でもがけ」
🔻前を向き始めた嵩は…https://t.co/zmDQ9iN4UN#北村匠海 #中沢元紀 #竹野内豊#朝ドラあんぱん pic.twitter.com/4xIkydxNLW
— 朝ドラ「あんぱん」公式 (@asadora_nhk) April 22, 2025
「何のために生まれて、
何をしながら生きるがか、
見つけるまでもがけ。
必死でもがけ」
この本読んだ直後だったから、この一言
『アンパンマンのマーチ』ともリンクして、
“キターーーーー!!”って湧きあがりそうでしたねw
人生に対する究極の問いかけ。
僕らは今、この問いに対して
真正面から答えられているだろうか…
あらためて自分に向き合う
きっかけにもなってます。
僕が描く棒人間たちは、
たった数本の線の中に、
様々な感情を宿すことが出来ます。
シンプルだからこそ、
描く人、見る人は
それぞれの心に寄り添い、
共感しあってくれます。
効率やスピードが優先され、
感情にゆっくり向き合う時間が
どんどん失われている今、
大切なことは
「自分の気持ちに正直であること」
そのために、自分の内側と向き合い、
感じたことを言葉にし、誰かと分かち合う。
棒人間は、そんな“心の対話”を生み出す、
大切な表現になってきてると感じてます。
やなせたかしさんが
アンパンマンに込められたように
それが、僕にとっての
「正義」なのかもしれませんね。
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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住所 | 愛知県名古屋市 |
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定休日 | 土・日・祝日 |