似顔絵界の重鎮、イラストレーターとして
日本のクリエイティブ界をけん引してこられた
山藤章二さんの訃報が飛び込んで来ました。
<週刊朝日2021年11月19日号掲載の「お知らせ」から>
山藤先生のご逝去を受け、
心からの哀悼の意を表したいと思います。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
僕にとっても「似顔絵」は
人生の一部となり歩んできていますが
正直、山藤先生にはお会いしたことはありません。
子どもの頃にテレビでよく見かけた
文化人としての印象が強く、
その時はまだ先生の“絵師”としての
偉大さを深く知ることはありませんでした😅
(写真:NHKアーカイブスより)
大人になり、似顔絵師を志すようになってから、
和田誠さんと同じように、改めて
山藤先生の作品に触れる機会が増えました。
その鋭い観察眼とユーモラスな表現力に、
そして「似顔絵」や表現に関する哲学に
何度も感銘を受けました。
政治家や芸能人、スポーツ選手まで、
あらゆる「時の人」を独自の視点で描き出すその手腕は、
まさに唯一無二で“神の領域”です。
現在、僕は“運命的”で光栄なことに
タナカサダユキ先生や中村剛先生といった、
『山藤章二の似顔絵塾』の門下で、山藤先生から
直接薫陶を受けた方々と一緒に
心似顔絵塾を運営しています。
奇しくも、昨日(9/30)は
ちょうど僕の教室の開催日!
訃報は講座の準備をしていた
夕方に飛び込んで来たので、
事前に準備していたお題も急きょ変更して
週刊朝日『山藤章二の似顔絵塾』で最年少で大賞受賞などされ
山藤章二先生の似顔絵を高水準で継承されておられる
タナカサダユキ先生からは
山藤さんの教えや直接お会いした時のエピソードなど
貴重なお話を伺うことができ、
そのお人柄とその偉大さを改めて感じ、
似顔絵を通じて人々の心を動かすような
表現を追求する意義を再認識しました。
訃報を受けたのが似顔絵塾開催日であったことは
まるで何かの縁を感じるような瞬間でもあり、
先生の偉業を改めて振り返る良い機会となりました。
似顔絵に関わる者として、山藤先生の功績を心から敬い、
これからもその精神を大切に引き継いでいきたいと思います。
心よりご冥福をお祈りいたします。
山藤章二先生、本当にありがとうございました。
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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住所 | 愛知県名古屋市 |
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定休日 | 土・日・祝日 |