「棒人間本」のコラム(P50)にも
描きましたが、
人類は先史以前から
洞窟壁画などで人型の象形文字を
記してきました。
(リビア・タドラルトアカクスの岩絵)
シンプルな線とカタチで表現された
「棒人間」は
人類が太古から手に入れている
情報伝達・コミュニケーションの
手段だといえます。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
そんな「棒人間」を使った
情報伝達・コミュニケーションは
世界中で長く愛される
推理小説にも登場してるのは
ご存じでしょうか?
イギリスの小説家
アーサー・コナン・ドイルによる推理小説
「シャーロック・ホームズシリーズ」
その短編小説に
「踊る人形」という作品があります。
原題は「The Adventure of the Dancing Men」
そこに事件の「カギ」として
登場してくるのが
こんな棒人間w
物語が進むなかで
犯人が使う暗号だという事がわかり
ホームズが解読し真相に迫っていくという
お話なのですが、
(英国ドラマ「シャーロック・ホームズの冒険 第2話 踊る人形」より)
これは「単換え字式暗号」というそうで
棒人間の仕草一つひとつにを
アルファベットに置き換えて
メッセージを読み取るモノでした。
犯人の暗号を解読して
ホームズが真似て使っくった暗号
COME HERE AT ONCE(すぐに来い)
という意味になります。
物語で一番多く出てくるポーズが
両腕両足を大きく広げた
アルファベットで「E」を表す棒人間
自分でも描いてみたくなりましたw
殺人事件を引き起こす暗号なんだけど
その他のひとつひとつの棒人間も
良く観るとなんだか愛嬌があってつい
手を加えたくなりました。
全部見せちゃうと
物語のネタバレになっちゃうのでw
よかったらぜひ
シャーロックホームズ『踊る人形』
読んでみてください^^
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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