イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

「ベビーフェイス効果」と棒人間

 

 

棒人間を描いてると和みます。

 

棒人間があると親しみが湧いてきます。

 

棒人間がいると思わず目が行きます。

 

 

 

老若男女問わず

そういった感想や効果を

感じていただく方は多いです。

 

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

プレゼンやコミュにケーションで

情報やメッセージを伝える際に

 

「棒人間」を活用すると

人の注目や関心が得られるだけじゃなく

理解や記憶にもポジティブな

効果を発揮します。

 

 

 

その要因としては

 

可愛いく描く

 

というの要素が大きく関わっています。

 

 

 

 

 

 

 可愛く描けるシンプルな棒人間

 

 

“かわいいは正義”

 

 

冗談交じりでイラスト講座では

こんなフレーズを使っていたりします。

 

 

 

 

僕がイラスト講座でお伝えしている

“絵で伝える”コミュニケーションにおいては

 

ビジュアルで

「正しく表現する」ことよりも

 

「感情にアプローチ」する

事を大切にしています。

 

つまり受け手の心を動かすということ

 

 

その中で

人が「かわいい」と感じる心

もっともアプローチしやすく

 

棒人間を使えば、

誰でもできる事だと考えています。

 

 

 

 

 

 

いやいや~💦
可愛い表現なんて
そんなセンス無いんですよ~

それに人によって
“可愛さの基準”って違うじゃないですか~・・

 

 

なって思われる方も

いるかもしれませんが、

 

 

人間が「かわいい」と感じるポイントには
人種や個人の好みを超えた

 

共通の特徴があるんです!

 

 

 

 

このポイントを

押さえることができれば、

 

 

多くの方に「かわいい黒ハート」と

感じてもらえる表現方法が

カンタンに手に入れられます。

 

 

 

 

 

 「かわいい」は本能、ベビーフェイス効果

 

 

 

心理学用語に

「ベビーフェイス効果」

 

というものがあります。

 

 

 

 

 

 

 

ベビーフェイス効果(Baby Face Effect)とは、

 

 

人が赤ん坊の顔にかわいらしさを感じて

警戒心がなくなり、親しみや優しさを感じるように、

 

 

赤ん坊のような特徴を持った

人やキャラクターにも

警戒心がなくなる心理効果のことです。

 

 

 

この理論は

1943年にオーストリアの動物行動学者

コンラート・ローレンツが提唱した

 

「ベビースキーマ」

 

を応用したもので

 

ベビースキーマは人間や動物の

赤ちゃんの身体的な特徴で

 

大人でも「かわいい」という感情を

刺激する要素といわれています。

 

 

例えば

 

★体に比して頭が大きい

★全体に丸みのある体型

★目が大きくて丸い

★頭全体に対して目鼻口が低い所に位置している

★短い四肢

 

などが挙げられています。

 

 

 

これは人種や文化、個人の価値観などには関わらず

人間が本能的に「かわいい」と感じる要素といわれ

 

 

この効果を

上手く活用している例としては

 

 

キャラクタービジネスや

企業のマスコット・

ゆるキャラなどが

 

まさにそれで、

 

人気のキャラクターはほとんど

この「ベビースキーマ」に当てはまります。

 

 

 

 

こうしたキャラクター造形の条件が揃うと

観る人は、幼児性の特徴である

「純粋無垢」「正直」等の印象を受け、

警戒心がなくなり好感を抱くわけです。

 

 

さらにその気持ちが

高まってくれば

 

 

「近づきたい!」

「一緒にいたい!」

 

なんて気持ちにもなっていきますよね!

 

 

 

ただ、

 

ことビジネスで活用していく

ちょっとかしこまった

職場や仕事の現場で和ませたいときには

 

 

ベビースキーマによる

かわいい条件をゴリゴリに

“全部乗せ”してしまえばいいかというと

 

 

 

そうではありません。

 

 

「かわいい」要素に

紐づけされるのは「幼児性」でもあるので

 

 

伝えたい情報や、

伝える対象によっては

 

伝え方が“幼稚”になってしまっては

受け手の感情のアンバランスが生じかねません。

 

 

そこで、どの要素だけを活かして

可愛く見せつつも、仕事に使えるイラストとして

 

 

 

この棒人間の描き方をお伝えしています。

 

 

 

一般的に描かれる「棒人間」だと、

可愛さに欠けるので、

 

ポイントで丸みを感じる

「肉体」を取り入れています。

 

 

 

 

 

 棒人間的なベビーフェイス効果

 

 

僕が仕事や日常で

“ふだん描き”のイラストとして

 

棒人間の描き方や

様々ポーズを紹介していますが

 

 

全て僕だけが描けるのではなく

誰でも描けるような

再現性を重視しています。

 

 

 

今日は「ベビーフェイス効果」

のお話でしたので

 

 

 

赤ちゃんや幼児を

棒人間で描くとしたら

どんな風に表現するのか

ご紹介しますね!

 

 

① お座りベビー棒人間

 

 

腰の部分をちょっと

横に膨らませるだけで

「オムツ」に見えてくるので

ちょうどイイですねw

 

 

ベビースキーマだと

腕脚も「丸く描く」方が可愛いのかもしれませんが

この棒人間では、必要な要素ではないという事が

お解りいただけると思います^^

 

 

 

 

 

② ハイハイベビー棒人間

 

ベビースキーマでもあるように
胴体・腕脚はとにかく短く描きましょう!

 

 

 

 

③ スヤスヤベビー棒人間

 

脚の広げ方、膝の曲げ方は
バランスをとる工夫が必要になりますが

 

描くだけで、

とても穏やかな気持ちになります黒ハート

 

 

 

表情のパーツ次第で、

状況も伝わる感情も変わりますけどねw

 

 

だけど、観る人の

愛着感や親しみの気持ちは

変わらないと思います。

 

 

 

 

④ 高い高い棒人間

 

親と子の距離感や

 

「親棒人間」の腕と

「子ども棒人間」の腰の

位置を意識しながら

丁寧に線を引いてみてくださいね。

 

 

とても楽しい

気持ちになるイラストです。

 

 

 

 

⑤ 抱っこする棒人間

 

中々複雑な構図ですが

これについては

 

描き方をご紹介している

ブログ記事があるので

コチラを参考にして下さい!

 

「抱っこ」する棒人間の描き方

 

 

いかがでしたでしょうか?
赤ちゃんや子どものイラストに

関わらずとも

棒人間を使う事で

「ベビーフェイス効果」が作用し

 

難しい事や、伝えづらい事も

親しみやすく、和やかに相手に

届けることができますよ!!

 

 

 

 

穏やかに、和やかに、

優しい情報発信ができたら

 

人間関係やコミュニケーションも

円滑に豊かになっていくはずです^^

 

 

いつも側には棒人間を!ぴかぴか (新しい)ぴかぴか (新しい)ぴかぴか (新しい)

 

 

 

 

 

 

オンライン講座情報はコチラから↓↓↓

(★画像をクリックすると案内ページに飛びます)

 


お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

この記事へのコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


           

イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

もっと見る