イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

「一日千秋」って、なんで秋なの?

 

朝晩の風が、

だいぶ涼しくなってきましたね。

 

毎朝の川辺も、

ひんやりした空気に入れ替わってきて、

 

「いよいよ秋だなぁ~」

なんて感じています。

 

 

 

 

 

というわけで今日は、

「秋」をネタにブログを描いてみようかな、と

 

想いを巡らしていくなかで

……ふとですね、

 

そもそも「秋」という

言葉の使われ方が、

ちょっと面白いことに気づきました。

 

 

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

 

「一日千秋」は、なぜ「秋」なのか?

 

 

「一日千秋(いちじつせんしゅう)」

 

って言葉、ありますよね。

 

 

 

 

 

一日が千年に感じるくらい待ち遠しい、

っていう意味なんですけど。

 

 

この「千秋」、「千の秋」

 

一日が、千回秋がやってくるほど長く感じる
というとんでもなく大袈裟な表現ですがwww

 

なんで「春」「夏」「冬」ではなったのか・・・?

という素朴な疑問が湧いてきたんです。

 

どっちかっていうと

春とか夏の方が“待ち遠しい”季節だよね?w

 

 

こういうことは

源流をたどるのが一番で、

中国最古の詩集『詩経』の

「王風・采葛(さいかつ)」

 

という詩に行き当たりました。

 

 

そこにあるのが

 

 

一日不見、如隔三秋
(一日見ざれば三秋の如し)

 

 

という一節。

 

 

大切な人と会えない一日が、

まるで三度も秋が過ぎたくらい長い……っていう、

 

なかなか切ない恋の歌で

 

 

これが「一日千秋」の元になったそうです。

 

 

そして、この『詩経』では、

秋は「実りの季節」ということで、

 

一年を象徴する季節として

好んで描かれたんだそうです。

 

 

 

昔の人は、秋をたっぷり味わいながら

一年の移ろいを過ごしていたのかなぁ。

 

 

こういう言葉の使い方一つ一つに

季節との向き合い方に、

なんだか歴史の風合いというか、

味わいを感じますよね~

 

 

 

 

 

 

 

……それと比べると、現代は。

 

異常気象の影響もあって

秋が年々どんどん短くなっている

気がするんですよね。

 

 

 

「暑いねー」なんて言っているうちに、

気づけば「寒っ!」ってなってる・・・。

 

 

 

いにしえでは

一年の季節の“代表格”だったはずの秋が、

あっという間に過ぎていくのです・・・

 

なんだか寂しいですね~。

 

 

 

描くことは、“実り”を味わうこと

 

 

さっきも取り上げましたが

 

一年の季節の代表が

なんで「冬」でも「春」でも「夏」でもなく

 

「秋」なのか?という事について

このブログを描きながら、

ふと思ったことがあります。

 

 

秋と人の向き合い方って、

じつは他の季節の変化とはちょっと違うのでは・・・と

 

 

冬は雪が降る季節、

春は草花が咲く季節

夏は日差しが眩い季節

 

など、起きる現象が、自然の力

向こうから勝手にやってくる変化ですよね。

 

 

でも、

 

秋「実り季節」だけは、

土地を耕して、種をまいて、育てて……

人が手をかけた結果が、自然の力と合わさって、

 

創り出される変化・成果になる。

 

 

 

 

 

一年かけて

“周りの環境と共に一緒に育ててきたもの”が、

秋に集中する。

 

そう考えると、

なんだか特筆したくなる

季節に見えてきます。

 

秋のお祭りは

そういう尊いもあるんでしょうね。

 

 

 

ひるがえって僕らの毎日。

 

時間も情報もすごい勢いで流れていって、

気づけば新しいものにどんどんやってきて

上書き、アップデートされていく。

 

そんな環境の変化に、

ついつい振り回されちゃって

 

自分は置いてきぼりにされてないか?とか
着いていかなければ!!なんて忙殺れてたり。

 

 

本当は毎日、

ちゃんと積み重なっているものがあるのに。

 

その「実り」を、

味わうことさえできていない……

 

 

なんてことが一人一人に

起きてるんじゃないでしょか?

 

 

 

 

 

だからこそ、たまには少しだけ、

立ち止まってみませんか。

 

 

 

流れていく毎日の中で、

自分がちゃんと育ててきたものに、

そっと目を向ける時間。

 

 

 

そういう時間や場を

創れたらいいなと思うんです。

 

日記でも、ジャーナリングでも、

マインドマップでも、なんでもいい。

 

 

 

僕の場合は、

このブログを描く事だったり

 

棒人間を「描く」ことです。

 

 

 

 

 

 

頭の中を流れていくものを、

いったん止めて、線にして、

目の前にちょこんと置く。

 

 

棒人間を一つ描くたびに、

それは消えずに手元に残っていきます。

 

 

描くって、自分の手で、

少しずつ畑を耕していく

感覚に近いのかもしれません。

 

 

実りは勝手にはやってこないけど、

手をかけたぶんは、ちゃーんと残る。

 

 

周りの変化に流されるんじゃなくて、

その変化にちゃんと寄り添いながら、

自分の手で育ててきたもの。

 

 

自分の成長や、積み重ねてきた実りに、

ときどき目を向けてあげられたらいいですよね。

 

 

一年の実りをむける季節に

一日一棒(笑)描いてみませんか?

 

 

つみ重ねて実りあれば

一日千棒

価値があるかもしれませんwwww

 

 

 

 

 

 

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お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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