仕事でミスをしたときの情けなさ。
うまくいかないときのイライラ。
ふと顔を出す、自分のズルさや弱さ。

できれば見たくないし、
できれば隠しておきたい。
そんな“ネガティブ”な感情って、
誰の中にもありますよね。
上のような写真で表現すると
メチャメチャ生々しいけど・・・w
実は、そのモヤモヤは
描くだけで少し変わります。
棒人間で、今の自分を
そのまま描いてみる。

描いてみると、
感情が少し離れて見えてきます。
すると、不思議とそのネガティブが、
少しだけ愛おしくなるんです。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
たとえば、怒っている自分。
言葉でそのままぶつけると、
どうしてもトゲが立ちます。

でも、眉をキュッと上げた
棒人間にしてみると、
どこかユーモラスになる。
落ち込んでいる自分も同じです。

肩を落とした棒人間にすると、
「ああ、がんばってるな」って、
少し優しい目で見られる。
丸と線だけに置き換えることで、
感情の生々しさがやわらぐ。
これがデフォルメの力です。
眉の角度はどうしよう。
腕はどのくらい下げよう。
そんなふうに線に集中していると、
感情に飲み込まれていた自分が、
いつの間にか
“それを見ている自分”に変わります。

大事なのは、
良い悪いをジャッジしないこと。
ズルさも、
卑屈さも、
カッコ悪さも、
全部そのままでいい。
ただ見える形にするだけで、
心は少しずつ整っていきます。
誰かに直接ぶつけるのではなく、
棒人間という
フィルターを通して表現する。
それは、
自分も周りも傷つけない、
安全な吐き出し方です。
しかも不思議なことに、
自分の失敗やイケてない姿ほど、
人の共感を呼びます。
「あ、それ私もある」
そんな言葉が返ってくると、
あんなに嫌だった出来事が、
少しあたたかい記憶に変わります。
棒人間は、ネガティブ感情を
安心してさらけ出すためのツールです。
さて、最近あなたが感じた
一番カッコ悪い感情は何でしょうか。
そのまま胸にしまわず、
小さな丸と線で描いてみてください。
きっとそこには、
少しだけ愛おしくなった
自分が立っています。
| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |