即興性と棒人間 〜その場でササっと描く技術〜

 

 

板書でも、メモでも、

ポンチ絵でも、グラレコでも、

誰かに手描きで説明するときでも——

 

「あぁ～、

ここでササっと描けたら

絶対伝わるのに…」

 

 

 

 

そんな瞬間って、

きっと誰にでもありますよね。

 

 

でも

描き方がわからないとか、

慣れていないとかで、

どうしても手が止まってしまう。

 

 

 

うまく描ける自信もないし、

ちょっと恥ずかしい気持ちもあったりして、

最初の一歩を躊躇するのは

 

人間として自然なことなんです。

 

そういう方たちと

いっぱい向き合ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ササっと描きたい「棒人間」

 

講座に来てくださってる方や

研修をご依頼いただく際の

お困りごととしてトップに来るのが

その場でパッと描けない・・・

思いついたものをすぐに絵にできない・・・

 

といったお話で

 

そんなときの解決手段として、

“棒人間”に注目していただいております。

 

 

 

 

線と丸だけのシンプルな存在なのに、

驚くほど豊かな動きや感情を表現できます。

 

 

それは、

 

描きやすさ・見やすさ・伝わりやすさを

追求して設計された“型”があるからなんですね。

 

 

 

型が身についてくると、

話を聞いた瞬間にイメージがまとまり、

手がぱっと動くようになります。

 

迷わず描けるということは、

即興的に表現する力が育っている証拠。

 

 

“ササっと描く”わけですから

上手いとか下手とか評価なんてありません

 

これを現場で繰り返していくだけ。

 

棒人間は、

その即興性も自然に引き出すための、

とても優秀な相棒なんです。

 

 

 

ただ、

 

 

「ササっと描く」だけを練習していては

伸びるスピードには限界があります。

 

 

 

実は、

 

少し複雑な動きやアングルに、

じっくり時間をかけて

挑戦することも大切なんです。

 

 

 

 

 

丁寧に描き切る経験は

観察力を深め、

構造理解を鍛え、

 

 

シンプルな棒人間の

「素早く・正確に」描く力を

一気に押し上げてくれます。

 

 

つまり、

 

・ササっと描く（反射）
・じっくり描く（理解）

 

 

この行き来が、

即興性を最も強く育ててくれる

練習法なんですね。

 

 

 

 

 

 

 

棒人間のもうひとつの魅力は、

脇役にも主役にもなれることです。

 

 

説明のために描いたはずが、

気づくとその人の気持ちや物語を背負った

“自分の分身キャラ”になっていくこともあります。

 

 

この主役と脇役の往復が、

描く人の表現力をグッと引き上げる

タイミングになります。

 

 

 

とくに、

 

SNSで毎日投稿している人の棒人間は、

驚くほど生き生きと変化していきます。

 

 

棒人間で繋がる！SNSを活用した新たな自己表現

 

 

線に迷いがなくなり、

姿勢のニュアンスにも個性が出て、

表情がなくても“その人らしさ”が

見えてくるようになるんです。

 

 

発信することで、

描いた線を客観視できるようになり、

自信と愛着が自然と育まれていくからなんですね。

 

 

棒人間はただの図形じゃなくて、

自分の“今”を写す鏡みたいな存在です。

 

 

だから即興性は特別な才能ではなく、

誰でも育てられる力。

 

 

ササっと描くその一瞬が、

あなたの【伝える】世界を広げる

きっかけになるかもしれません。

 

 

 

 

もし

「もっと自由に描けるようになりたい」

「ぱっと説明できるようになりたい」と思ったら、

 

 

 

即興性や棒人間の型、そして

“描ける自分”を育てるトレーニングは

イラストプレゼンマスター講座 で体験できます。

 

体験講座では、その場で

ササっと描ける感覚を味わってもらえるので、

気軽に遊びに来る気持ちで参加してみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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