いよいよ年末が迫ってきましたね!
例年この時期になると、
「そろそろ年賀状の準備しなきゃなぁ~」
って思う方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
ただ、最近の年賀状の発行枚数は年々減ってるし、
今年は郵便料金の引き上げの“追い打ち”もあって、
年賀状を送り合う風物詩も
絶滅の危機に瀕している感じです・・・。
その一方で、デジタル化やSNSを通じて、
旧年の感謝や新しい年を祝うといった
新しい形の年賀状文化も生まれてます。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
ところで、
来年の干支は「巳年」
つまりヘビ年ですね!
年賀状ためだけに限らず、
SNSやブログ、ニュースレター、掲示板、POPなど
年末年始の何らかの発信に向けて
「ヘビ」のイラストや素材を
探す方も増えてると思います^^
中には、自分で描いてみよう!
って方もいると思います。
でも正直、
ヘビって扱いが難しい生き物です(笑)。
形状はとってもシンプルなんだけど、
いざイラストで描こうとすると
「なんか、かわいく面白く描けない・・・」
「ヘビっぽい雰囲気出すのってムズい…」
って感じる人も多いのではないかな?
昨年のブログで
「巳年」を擬人化で可愛くできないかな?
とチャレンジしてみましたが・・・
まぁまぁ強引に仕上げました・・・w
ヘビを描くときの難しさって、
シンプルすぎるゆえに「単品」で描くと
ヘビだけだとなんだか寂しい…
物足りなく感じてしまうんですよねぇ。
そこで、ヘビをちょっと楽しく、
親しみやすく見せるために、
棒人間に絡めてみましたw
「蛇と棒人間」ってなんか小説のタイトルっぽいですが、
棒人間とヘビのツーショット構図を考えてみました!
ヘビだけを描くよりも、棒人間を絡めることで、
そこに物語が生まれて、
実物だと近寄り難いヘビにも
愛嬌が生まれてくるんです。
マフラー感覚で
首周りに巻き付くヘビ
『鬼滅の刃』の伊黒小芭内に
インスパイアされてますw
縁起の良い白蛇にしたい場合は
斜線の組み合わせで
「ウロコ」をあしらうと
雰囲気が出てきます。
「浮き輪」を重ねるように
胴体の幅に合わせて描けば
グルグルと巻き付いている
イメージになります。
随分、楽しそうに巻かれているので
腰回りが気持ちイイのかもしれませんw
でも、表情変えれば・・・
状況は一変します!
同じ絵なんですが、描き足す線によって
巻き付いてるヘビの「力加減」が
変化していることにも
気づいていただけると思います。
足元とヘビとの前後関係を
ちゃんと把握することがポイントになります。
グネグネしているヘビと
脚をバタバタしている棒人間の
合わせ技で、動きの勢いを表現しています。
しゃがんで手を差し伸べるだけで
棒人間は、基本的には目の前のモノに
愛着を感じている様子になるので、
花でもヘビでも、そこにあるものは
みんな可愛くなります!
あと、ヘビの「とぐろ」の表現ですが
個人的には2周がベストですね!
大人しかったヘビが
威嚇するように
突然頭を突き出してくる
感じってよく観ますよね。
ビックリして、身体をひるがえして
ヘビから逃れようとする瞬間です。
『ワンピース』のボア・ハンコックよろしく
ヘビを従えているように、悠然と腰を掛ける姿
この太々しい座り方は
『北斗の拳』のサウザーをモチーフにしてますw
いかがでしたか?
このように棒人間を絡めることで、
ヘビに具体的な動きが生まれ、
見る人も思わずクスッと笑ってしまうような
イメージに仕上がります。
ヘビの顔もシンプル過ぎで難しいんですよね。
だから細かく正確に描こうとするよりも、
全体的に「ヘビっぽさ」が出てればOK!的な
意識で描いてみることがコツかもしれません。
年末年始のネタやアイキャッチに、
ぜひ描いてみてくださいね!
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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住所 | 愛知県名古屋市 |
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定休日 | 土・日・祝日 |