既に誰かが描いたイラストや絵を
まねして描く「模写」は
着実に「描く力」を高める
効果的な練習方法です。
なんですが、
この模写については
人によっては“答えを見て回答している”
ような罪悪感を感じる方もいるようです。
でも、
僕がお伝えしている
「棒人間の描き方」や「描く技術」は
“イメージ力”を高めることは
とりあえず置いといて(笑)
「答え(お手本)」を見て、
それを徹底的に真似して描く!
模写による練習やトレーニングを
を推奨しています。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
世の中には
マンガやアニメ、ゲーム、
キャラクターグッズなど
模写しようとおもえば
いくらでもできる
イラストコンテンツが
数多存在しています。
その中から描ける人は
好きな作品やキャラクターを
チョイスすればいいのですが
まだ「描く」に慣れていない
イラスト初心者さんにとっては
どんな絵を模写したらいいの?
って迷ったり、疑問を持たれるところですよね!
マンガやアニメのキャラクターを
模写するにはちょっとハードルが過ぎたり、
自分の趣味好みによっては
抵抗感を感じるものあるかもしれません。
一番いいのは、
このブログの「棒人間」たちを
模写してもらう事ですが(笑)
老若男女問わず、
簡単に模写できる作品として
参考にしてもらいたいのが
『鳥獣戯画』です
「鳥獣戯画」は、
日本の古典絵画の中でも
特にユニークな存在感を放つ
シンプルな墨絵の作品です。
800年以上も昔の平安時代に描かれ、
動物たちが人間のように振る舞う様子を
コミカルに描いたものです。
作者不明というミステリアスな面もあり
「鳥獣戯画」の奥深い魅力に触れることは、
模写スキルの向上はもちろん、
観察力や表現力の養うことにも
とっても役に立つ“お手本”だと注目してます!
実際に日本のマンガ文化やアニメ文化の
原点ともいわれてますしね!
「鳥獣戯画」で
描かれるカエルやウサギ
超有名な一枚ですが
改めてよーーーく観てみると
その線はダイナミックでありながら
しなやかで繊細ですよね!
筆による流れるような線の使い方は、
一筆一筆に、描き手の息気遣いすら感じます。
この曲線、見れば見るほどに
うっとりため息がでてきますw
なので、
実際に講座生さんにも
『鳥獣戯画』の模写を取り入れて
この感覚を味わってもらってます。
「鳥獣戯画」を模写する際には、
とにかく線の位置や流れに
注目してみる事で
なぜ、このシンプルな線で
カエルやウサギの表情や動作が
表現できるのかを
気づくきっかけになります!
線に着目すると、
筆圧や線の太さにその秘密があり
筆を持つ角度や
力の入れ方を変えることで、
線の生き生きとした表現になることも
体感することができるんです!
「鳥獣戯画」の模写は、
単なるマネ描きを超えて
表現の幅が広がり、
創造力やイマジネーションが刺激される
面白い練習方法になります!
日本の古典作品への理解を深める
きっかけにもなりますしね!
まさに温故知新!
この日本のマンガ文化の祖ともいうべき
名作群を通じて、みなさんの新しい
表現の世界を開拓してみてはいかがでしょうか。
↓↓↓オンライン講座情報はコチラから↓↓↓
(★画像をクリックすると案内ページに飛びます)
アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
|
住所 | 愛知県名古屋市 |
---|---|
定休日 | 土・日・祝日 |