『新世紀エヴァンゲリオン』や
『シン・ゴジラ』など
アニメや実写映画で数々の
ヒット作を連発してきた
日本を代表する映像クリエーター
庵野秀明監督の創作の全貌と軌跡を
体感する特別展
『庵野秀明展』
先週末(4/13)から
名古屋・金山の美術館で
開催されています!
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
2021年の東京開催からはじまり
これまで全国7カ所で巡回展として
開催されてきた『庵野秀明展』。
待ちに待っての
ようやく愛知での開催となりましたが、
なんと、
今回の愛知展が最終開催だそうです!
これは見逃してはいけない!
という事で
前売り購入の満を持して
臨んでまいりました!
個人のクリエーターの企画展で
楽しみなのは、
少年時代、学生時代の直筆作品にも
触れることができ
半生を追体験できることですね。
ノートの落書き、同人誌、油絵など・・・
絵を描くことが大好きだった
庵野少年の生き生きとした、
息づかいが聞こえてくるようです。
そして学生時代の作品
「ペーパーアニメーション」
手描き絵のコマ送りの映像と
絵コンテや原画が展示されており
今のアニメ映像にも通じる
表現方法、描写方法が随所に見られ
庵野さんの創作の過程や
思考の流れを垣間見ることができて
20歳前後から
とんでもない才能を発揮されたことに
圧倒されます。
そこから
アニメーション制作の世界へ!
『超時空要塞マクロス』
『オネアミスの翼』
『風の谷のナウシカ』
『トップをねらえ』
『ふしぎの海のナディア』
と河尻が少年時代に
触れてきた作品たちが次々に登場。
この辺りは僕の原風景です!
そして・・・
フロアを移動してエヴァの世界へ!
「新世紀エヴァンゲリオン」は
言わずと知れた庵野監督の代表作
この展示では、その製作背景やキャラクター、
メカニックデザインの詳細に深く潜り込むことができます。
世代を超えて世界的な大ヒット作品も
まだ海のモノとも山のモノともわからない
産声すら挙げていない
「企画書」からはじまっているわけで
当時の設定資料とかみるだけで
ゾクゾクしますね~!!!
直筆のメモやイラスト、
映像作りに欠かせない脚本、設定、
イメージスケッチ、画コンテ、
原画からミニチュアセットに至るまでの
多彩な制作資料を目の当たりにすると
もうその仕事量に圧倒されます。
庵野さんがいかにして日本のアニメ業界に
革命をもたらしたかがよく理解できます。
一番スペースをとっていたw
「新劇場版」シリーズの展示コーナー
さらに様々な細かい資料が展示されています。
1995年のTV放送開始から
2021年の「シン・ヱヴァンゲリヲン」の完結まで
エヴァに心踊らされ“エヴァの呪縛”に
振り回されてきた(笑)
二十数年間という長い年月を振り返っていると
音声ガイドで『翼をください』が
BGMで流れてきたら、
胸が熱くなり涙が出て来ちゃいましたw
『シン・ゴジラ』、『シン・ウルトラマン』、
そして『シン・仮面ライダー』など、
庵野監督が手掛けた
まだホットな実写映画の制作資料も展示されており、
どのように映画制作に新しい風を吹き込んできたのか?
子どもの頃からの夢をどの様に実現してきたのか?
深く知る事ができ、“好きへのこだわり”や
想像的な不屈の精神の鳥肌が立ちます。
『庵野秀明展』
監督のキャリアを振り返るだけでなく、
彼の影響を受けた作品や、映画制作に関する洞察も提供していて
庵野さんの創作の全貌を理解できる特別な空間でした!
冒頭にも言いましたが
愛知での展覧会は最終開催となるため、
この機会を逃すと再び同じ展示を見ることは
難しいかもしれませんね。
庵野作品に触れた事のある方なら、
ぜひ訪れることをお勧めします。
この機会を活かして
庵野監督の世界を体験してみてください^^
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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住所 | 愛知県名古屋市 |
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定休日 | 土・日・祝日 |