その線に
「意味」はあるんか?
棒人間を使って
複雑な状況やモノを
シンプルに描くとき、
何を描くか?
何を省くか?
イメージの取捨選択をしながら
描いています。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
描くものを
厳選していくと
一本一本の線に
必要な情報や意味を
込める必要がありますが
意味のない線や
意味が解らず引く線は
“わかりやすさ”を
奪ってしまい、
「上手く描けない・・・」
と感じる原因となります。
「線に意味を持たせる」
という事には
二つ意味があります。
それは
①物理的な意味
②感情的な意味
です。
「物理的な意味」というのは
言い換えると“力の入り具合”になります。
下記の6人の棒人間
腕の線そのものは
“同じ太さの直線”で表現しているのですが
線の意味が「言語化」されているため
表情や効果線がなくても
それぞれの線の一本一本に対して
全く違う“力の入り方”を
感じてもらえてるのではないでしょうか?
同じ絵で
『感情的な意味』
づけをしてみると
物理的な力の入り方とは
また違う目に観えない“力学”が
線に込められていきます。
今、描いている線の
意味がわかってるか、
分かっていないかで
棒人間の仕上がりは
劇的に変わってきます。
物理的&感情的な意味を組み合わせて
表情やまんぷ(漫画符号)を入れていくと
こんな感じになります。
この仕上がりは今回の僕の解釈ですので
「正解」ではありません。
皆さんがそれぞれに感じた
意味づけをしてもらえたら
それが「正解」になります。
独自の棒人間表現ができますよ!
きれいに上手に描くことよりも
生き生きと面白く描くために
一本一本の線に意味を
言葉にしながら描いてみる
ことを意識してみてくださいね!
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アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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住所 | 愛知県名古屋市 |
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定休日 | 土・日・祝日 |