イラストで伝える・見せる・考える
誰でも描けるイラスト講座

「荷物を持つ」「荷物を運ぶ」棒人間

棒人間

 

 

価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。

 

「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。

 

イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。

 

 

 

 

 

2022年春は「転勤」が増加?

 

 

 

4月1日新年度がはじまりました!

 

進学や春の異動に伴い

新しい環境で生活をスタートされる方も

多いと思いますが

 

 

アート引越センターのシンクタンク

0123引越文化研究所の調査によると

 

 

 

企業の転勤はこの二年は、

新型コロナウイルス禍で自粛が続いていましたが、

 

今春の転勤需要は

前年より高いとみられているようです。

 

 

企業がコロナ対応に慣れ、

異動規模の回復にあわせて

 

抑制されてきた世の中の動きも

いよいよ活発になってくるのかな?

 

なんて事を感じながら

 

近所を走る

引っ越し屋さんのトラックを

眺めております^^

 

 

 

 

異動の季節、お引越しの季節

 

という事で

 

 

今日は

「荷物を運ぶ」をテーマに

棒人間を描いてみました。

 

 

 

 

 

 

 「持ち上げる」「運ぶ」棒人間

今回は荷物を持ち上げたり

抱えたりと

大きなアイテム「箱」が

一個加わりますので

 

棒人間の位置に対して

「箱」をどこに描いていくかが

 

分かりやすさの

POINTになってきます。

 

 

 

 

① 荷物を両手で抱える

 

 

 

 

基本的に腕脚は

直線で表現した方が

 

自然に持っている

感じが出せます

 

頭を描いたら

次に箱をの位置を決めて

 

箱→胴体→足→腕の順で

 

描いていくと

バランスがとりやすいです。

 

 

 

 

 

 

 

② 荷物を持ち上げる

 

持ちあげた瞬間の

初動の動作です。

 

 

膝は鋭角に描いて

 

足を大きく広げて

腰を落としている姿勢にすることで

踏ん張って力を入れている

雰囲気が伝わってきます。

 

 

また腕が真っすぐに伸びていることで

箱に“重さが”宿ります。

 

どのくらい重いのかは

表情によってコントロール

していく事が出来ます。

 

 

 

 

こんな感じで

ちょっと軽くなりましたw

 

 

 

 

 

 

 

③ 荷物が持ち上がらない

 

箱は基本的には四角形で

表現できます。

 

 

それに触れる棒人間の

表情や仕草によって

 

“どんな箱なのか?”が

変わってきてきます。

 

 

 

 

①②③とくらべても

相当な重量を感じさせいるのではないでしょうか?

(床に固定されているようにもみえますねw)

 

 

 

顔を荷物に向けないように

斜め上に向くように苦悶の表情を描くと

“なりふり構わず力を振り絞っている”

棒人間の状態を見せることができます。

 

 

「どんだけ非力やねん!?」

 

とか

 

「そんなビクともしない荷物って・・・

中身なんだよ?」

 

というツッコミが入れてもらえるはずですw

 

 

 

 

 

④ 荷物を担ぐ

 

荷物を肩に乗せて担ぐ

力強い棒人間です。

 

 

 

宅配便のドライバーさんのような

頼もしいイメージで

 

 

③とはえらい違いです。

 

 

箱のと顔はくっ付く以上に

顔が視覚の中に食い込むように描いて

「密着」させてください。

 

 

 

 

 

 

⑤ 荷物を軽々掲げる

 

 

 

 

頭上に掲げた荷物は

かなり「軽い」イメージになりますよね!

 

 

 

なので仕草も

軽快に走る姿を加えてみました。

 

 

プレゼントをもらって

はしゃいでいる子どもたちや

 

懸賞で当てた賞品や

ふるさと納税やお取り寄せの

豪華な品が届いたときの

 

 

喜びの表現にぴったりです^^

 

 

 

 

 

 

⑥ 荷物を二人で持ち上げる

 

 

2人組を描くときは

真横で描くのではなく

 

身体を斜めにして向き合う姿勢で

すこし真ん中に“奥行き”をだすように

できると雰囲気が伝わります。

 

 

左右の棒人間と中央の箱は

離れることなく

「密着」させるのがPOINTです!

 

 

 

 

 

 

 

⑦ 荷物を押して動かす

 

 

 

ちょっとディフォルメが

過ぎましたかねw

 

 

手だけじゃなく

顔や胸も押し付けて

身体全体をつかって

全力プッシュ!!!

 

 

 

ビクともしていないように

見えるので

 

何か課題や問題に向き合ったときに

人やルールや組織いった

 

なかなか「動かないもの」という

抽象的な概念を表現するときに

使えます。

 

 

 

果敢にチャレンジしていることで

少しずつ動きだすかもしれません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⑧ 荷物を脇に抱える

 

 

脇に荷物を抱えるだけで

 

これも宅配のお兄さんといった

爽やかなイメージになりましたね。

 

 

宅配事業者さんの

ロゴになりそうですw

 

 

 

「走る棒人間」

脚描き方は汎用性があるので

 

 

軽快にモノを運びたいときは

ぜひ活用してくださいうれしい顔

 

 

 

 

 

 

⑨ 怪我には気を付けて

 

③のポーズの応用です。

 

慣れない運搬作業の注意喚起や

 

ぎっくり腰や筋肉痛を

“面白ネタ”にされるときに

使ってやってくださいw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「運ぶ」棒人間イラストは

 

ただ物理的な「モノ」だけじゃなく

 

 

「愛」「想い」「理念」など

抽象的な概念だったり

 

目に観えない「メッセージ」を

運ばせることができます!

 

 

 

あなたなら

棒人間に

何を運ばせたい?

 

ってなことを考えながら描いてみると

 

 

楽しい表現が

広がっていきますよ!!

 

 

 

 

 

オンライン講座情報はコチラから↓↓↓

(★画像をクリックすると案内ページに飛びます)

 

 

 


お問い合わせ

アートディレクター&イラスト思考®講師
河尻 光晴 (かわしりみつはる)
住所 愛知県名古屋市
定休日 土・日・祝日

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イラストプレゼン講師

                                               
名前河尻 光晴
住まい愛知県
出身岐阜県

Profile

教育出版社の商品開発を経て、 中小企業のマーケティングやブランディングのツール企画制作に携わる。
担当したクライアントは述べ600社以上。

ライフワークとして似顔絵師としても活動しており、2015年からイラストの技法を使った研修やセミナーを開始。
講師活動と共に、教材開発・コンテンツ開発も行っている。

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