最近、アフリカ連合(AU)が
「イコールアース図法」という
新しい地図の採用を求める決議をした
というニュースを目にしました。
⬜️西アフリカのトーゴが、世界で広く利用されている「メルカトル図法」の地図の使用をやめ、イコールアース図法を採用するよう求める決議案を、国連総会に提出する方針
アフリカ大陸の大きさを正しく反映していないため。すでにアフリカ連合に加盟する55カ国はこの方針に賛同。https://t.co/UGwwVYFtMK— フィフィ (@FIFI_Egypt) April 17, 2026
このニュースに触れて、改めて
「自分たちが見ている世界が
いかに一つの観念に支配されているか」
って考えさせられますね~。
価値や想いを
言葉だけで伝えきれない
もどかしさに悩んでいる人を救う。
「話す」「書く」だけじゃなく
「えがく」を加えた
伝える技術の新常識をつくる。
イラストプレゼン講師
かわしりみつはるです。
僕らが一番馴染みのある世界地図といえば
「メルカトル図法」で表現された世界の形ですよね、

北半球の国々が大きく、
赤道付近の国が小さく見えてしまいます。
今回、話題になっているのが
イコールアース図法で
2018年に考案された、
陸地の面積比を正確に表現する世界地図です。
大陸の形を自然に保ちつつ、
特に熱帯やアフリカなどの中低緯度地方の
面積が誇張されないため、
教育や教育現場、データ表示用として
現実的な選択肢として注目されています。

これを観ると本当のアフリカのスケールって、
グリーンランドの約14倍もの広さがあります。
アメリカ、中国、インド、そして日本も、
全部まるごと飲み込んでしまうくらい
巨大な大陸だという事がわかります。
だからここで起きている
経済的困難や食糧難の重大性にも
意識が高まりますね。
こういう表現からくる影響って
単なる「地図の誤差」じゃ済まない話
だともいわれています。
それは、僕たちが
長年「世界の形」として
刷り込まれてきたビジュアル
ずっと見ていると、
無意識のうちに地図上で小さな国は
「影響力がない国だ」なんていう
偏った観念が刷り込まれて
しまっているんじゃないかな?
知らず知らずのうちに、
誰かが作った「形」に支配されている・・・
なんて言えるかもしれませんね。

かといって、
「これまでの地図が間違いで、新しい地図が正解だ」
というわけでもなく、
メルカトル図法のおかげで、
僕たちは「どこにどの国があるか」という
共通の空間認識を持つことができました。
航海や旅に便利な地図もあれば、
面積を正しく伝える地図もある。
大切なのは、
一つの見方に縛られない
ことだと思うんです。
「正しさ」の裏には、
実はどこかが歪んでいる。
だからこそ、
一つの表現に囚われてしまうのは、
知的な豊かさを手放しているようで、
すごくもったいない気がするんですよね。
「棒人間」の描き方も、実は同じなんです。
実際の体の動きを忠実に描こうとしても、
案外リアリティがなかったりします。
でも、あえて
「現実にはありえない位置」に
手足を描いてみると、
不思議とそっちの方が生き生きとして、
見る人に伝わる表現になったりする。
あえて実際の姿を疑ってみたり、
違う角度から線を引いてみることで、
初めて見える真実や本質があるんです。
この「素晴らしい世界」をどう見るか、
正解か、間違いか。
そんな評価を一度手放して、
解釈のバリエーションを増やしてみる。
そうすると、
世界の見え方は一気に面白くなるはずです。
僕にとって、
棒人間はまさに
そんな「素晴らしい世界」を
表現するツールです。
たった一本の線の引き方を変えるだけで、
景色はガラリと変わる。
みなさんも、自分の中に持っている
「世界の地図」を少しだけ広げてみませんか?
視点が増えるたびに、
世界はもっと広く、
もっと自由になっていくはずですよ^^

| アートディレクター&イラスト思考®講師 河尻 光晴 (かわしりみつはる) |
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| 住所 | 愛知県名古屋市 |
|---|---|
| 定休日 | 土・日・祝日 |